「エピネフリン最強説?」Mr.ノボカイン カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
エピネフリン最強説?
本作主演のジャック・クエイドは「サブスタンス」でルッキズムの権化のようなプロデューサーを演じたデニス・クエイドと、かつてロマコメの女王と称され世界中で人気を博したメグ・ライアンとの子供だが、線は細いがやっぱ父親に似ていると思った。
痛い映画は本来苦手で、ホラーでも「ソウ」の様な拷問系はしっかりと避けて来たのだが、なるほどこういうパターンもあるのかと逆に感心した。
高温の油に手を突っ込むシーンは本当にキツかったが、傷だらけになって助けようとした彼女が・・・・とわかった時のネイトの心情を思う方が断然辛かった。
あの兄弟の家は誰の侵入を想定した仕掛けなんだろうかw
ハーレーに乗ったドウェイン・ジョンソンwは巻き込まれとんでもない目に遭うが、きっと彼自身も友達がおらず、ネイトとの関係を大事にしたかったんだろうなあとちょっと涙。
オースティン・パワーズのミニミーを思わせるが、最高の友達ができて良かったね。
唐突に撃たれた刑事が見舞いに現れ、娘からって・・・。
途中で一瞬寝落ちしてしまい何か見逃してしまったのだろうか?
先天性無痛無汗症の人は世界中でも特に日本に多いと聞いたことがあるが日常生活については全く知らず、固形物は食べられないとかトイレのタイミングがわからないなど想像さえしていなかったので勉強になったが、本作はそこは深く掘り下げずサラッと流すことが大人の作法なんでしょう、きっと。
コメントする