「めちゃくちゃ痛そうで、めちゃくちゃ笑えますwww」Mr.ノボカイン ゆーきちさんの映画レビュー(感想・評価)
めちゃくちゃ痛そうで、めちゃくちゃ笑えますwww
公開早々、世界総興行収入1,500万ドル超え、3月第二週の北米興行収入ランキング1位、日本でも既に6月公開が予定されています。
温厚で内向的なノボカインは、生まれつき肉体的な痛みを感じない希少な遺伝性疾患を抱えて生まれます。彼の新しい恋人が銀行強盗で人質に取られると、彼の苦悩が彼の超能力になる、というストーリー。わかりやすく楽しめる作品です。
主人公を演じるジャック・クウェイドは脚本も書けるらしい役者さんですが、個人的には若かりしコリンファースにも見えたし、ケビンベーコンにも渡部篤郎にも見えたし、中年以降ならファニエスト・イングリッシュで馴染みのあるセインカミュにも見えて、すぐに思い入れのあるヒーローになりましたw。
ヒロインはエイミーワインハウス味も感じられますが、土屋太鳳っぽくもあり、若かりし純名里沙っぽくもある、これまた馴染み深い容姿。
途中から出てくるカッコいい女性刑事なんか、小川知子にしか見えないし、極め付けは後半重要な役になる警官役が金八先生第二シリーズのスター、直江喜一を彷彿とさせる風貌に、出てくるたびに胸がときめきましたーwww
もちろん、カナダの映画館でも笑いがしょっちゅう起きるし、あまりにも痛そうで私は何度も叫びそうになりました。
5月公開のミッションインポッシブルの予告もしょっちゅう見ますが、トム様もなかなか痛そうだし、辛そうなんですが、きっとノボカインほど笑いは起きないはずですw
昔ながらの典型的なデートムービーにピッタリだし、最近流行りの露骨なエロシーンもなく、誰と観に行っても安心して楽しめる作品です。
とにかく演者さんたちに、遠きふるさとを感じて、点数は甘くつけましたwww