劇場公開日 2025年9月26日 PROMOTION

レッド・ツェッペリン ビカミング : 特集

2025年9月22日更新

【映画.com編集長が推したい一本がコレ!】ただの映
画ではない…劇場のむしろ“最前列”で観るべき奇跡の体
験! すべての映画好きたちよ。この“伝説”を、おまえ
の人生に刻め――狂熱怒涛、鑑賞即没入の極上作!

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映画好きに、今、熱視線を注いでほしい映画があります。


タイトルは「レッド・ツェッペリン ビカミング」(9月26日公開)。伝説のバンド誕生の軌跡を追った、奇跡のドキュメンタリーです。

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本作についてまず知ってほしいのは「ただの映画ではない」ということ!

映画館の中央や後方ではなく、最前列で観たくなり、ダイブすれば即、人生に“伝説”が刻み込まれる映像体験。映画.com編集長も「懐かしさと新発見が混じり合った興奮がとても斬新で、忘れられない一本になった」と断言する――。

一度でもレッド・ツェッペリンを聞いたことがある者ならば、劇場で鑑賞しないと確実に後悔する極上作、とくとご覧あれ!


【予告編】自分たちの物語を語る時が来た――

【映画ファンとして、今こそこのバンドを観るべきだ】
劇場のむしろ“最前列”で観てほしい“奇跡”の映画体験!

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[これはただの映画ではない①]
メディア露出NGのバンドが、“あの時”を語り尽くした“奇跡”の1本! “ZEP”の真髄を知らないで送る人生か、知って熱狂する人生か、どちらか選んでほしい。
ジミー・ペイジ
ジミー・ペイジ

「レッド・ツェッペリン」(通称ZEP)といえば、「F1(R) エフワン」では「Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)」、「マイティ・ソー バトルロイヤル」では「Immigrant Song(移民の歌)」など、さまざまな傑作でも楽曲が使用されてきました。

そんなZEPは、1960年代末にイギリスで結成。メンバーはジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)、ロバート・プラント(ボーカル)。デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだこのバンドの出発点には、いったい何があったのか――。

ロバート・プラント
ロバート・プラント
ジョン・ポール・ジョーンズ
ジョン・ポール・ジョーンズ

本作は“奇跡の一作”なのですが、それはなぜか? ZEPはインタビューを拒み、テレビなどでの演奏も拒んできた“神話的人気バンド”であり、ゆえにメンバーが公に発言すること自体が激レア

にも関わらず、本作はメンバーが長時間にわたって、デビュー前後の真実を語り尽くす内容に。ZEPが認めた初の公式映画であり、それゆえ“奇跡の映画”と言えるのです。

ジョン・ボーナムの生前のインタビュー音源も使用されている
ジョン・ボーナムの生前のインタビュー音源も使用されている

さらには、1980 年に不慮の死を遂げたジョン・ボーナムの生前のインタビュー音源も1年かけて発掘し、初公開しています。音声をメンバーが聞いたときに見せる表情がまたかなりグッとくるんです……。

当時は知ることができなかった“ZEPの真実”が明らかに……スルーしてすごす人生か、目撃して熱狂する人生か? ぜひ映画館へ向かってほしいと思います。


[これはただの映画ではない②]
最前列で観れば“伝説のライブ”が目の前で披露される さらにIMAXで観れば、身震いするほどの没入感が待っている!
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本作は極上の映像・音響体験が約束されるIMAX🄬での上映が決定しています(北米ではIMAX🄬独占公開の音楽作品としてオープニング成績を記録しており、英米で初登場トップ10入りを果たしました)。

そこで特筆したいのは演奏シーン。有名な部分だけを切り取って使用する“よくあるパターン”ではなく、ライブの模様が1曲まるまる、スクリーンに映し出されます。カメラワークはステージ前の観客の視点で演出されているので、いつしか本当にZEPのライブに参加している気分に

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映画というよりもライブの没入感は、……スクリーンが小さくみえる後方ではもったいない! もっともっと近く、汗が飛び体温が感じられるほど最前列で、伝説的ライブパフォーマンスを体感したくなるんです!


編集長が推したい映画「最高にシビれて鳥肌が立った」
このバンド、映画を知らない人生なんてもったいない!

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では実際に観た人の感想は? “ZEP好き”でもある映画.com編集長・駒井尚文のレビューをお届けします!


■筆者紹介
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●「一生ライブが見られないバンド」のライブを大スクリーンで体験! 念願のリベンジが達成できた。
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「レッド・ツェッペリン ビカミング」は、もともと楽しみにしていた1本でしたが、個人的にティーンエイジャーの頃に果たせなかった映画体験を達成するという、ちょっとしたリベンジにもなりました。

レッド・ツェッペリンの映画と言えば、1977年に日本でもロードショー公開された「レッド・ツェッペリン 狂熱のライブ」がありました。当時ティーンエイジャーだった私はこの映画を心待ちにしていましたが、青森県の田舎町では上映がなく、後にVHSになるまで鑑賞は叶いませんでした。

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それ以来、実に48年ぶりとなるツェッペリン映画。加えて、ツェッペリンが来日公演を行ったのは1971年と72年の2回だけ。この時点で私はビートルズすら認知しておらず、生でツェッペリンのライブを見るという体験は想定外でした。なので今回、大いに期待に胸を躍らせ、童心に帰る感じも意識しつつ「一生ライブが見られないバンド」を大スクリーンで体験したわけですよ「レッド・ツェッペリン ビカミング」。

そしたら、まさに「ビカミング」でした。「オレたちがレッド・ツェッペリンというバンドになるまで」という内容。同じ時代に活躍したクイーンの大成功を再現した「ボヘミアン・ラプソディ」とはコンセプトが対照的で、こちらはドキュメンタリー。バンドが結成して最初の成功をつかむまでを、実録映像をもとに描いています。


●「ボヘミアン・ラプソディ」を凌駕するリアルな感動と共感。最高にシビれ鳥肌がたった本作は、ツェッペリンを知らない人でも、映画ファンに観てほしい一本
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「ビカミング」で個人的に嬉しかったのは、メンバーたちが当時をふり返るインタビューがたっぷり入っているところです。特に印象的だったのが「『Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)』のリフをジミーが弾いたとき、すごいと思った」というロバート・プラントの語り。

この素朴で純粋なひと言は、ツェッペリン初期の大ヒット曲「胸いっぱいの愛を」が実際に演奏されるシークエンスと繋がっていて、この映画で最高にシビれる場面。鳥肌が立ちました。

「ボヘミアン・ラプソディ」よりも遙かにリアルな感動と共感が「ビカミング」には詰まっていました。往年のツェッペリンのファンならば大満足でしょう。ツェッペリンのことを知らない人でも、映画ファンならぜひ見て欲しい。


●最大の驚きは「ロード・オブ・ザ・リング」とのリンク! 2025年の個人的イベント映画であり、忘れられない映画になった――
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最後に、この映画における最大の驚きであり、個人的な大発見を。それは「ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)」つまり「指輪物語」の痕跡です。ツェッペリンが、ロンドンで初めてライブを演ったライブハウスの名前が「ミドルアース」だったんです。そう「中つ国」ですよ。

それだけじゃありません。彼らのセカンドアルバムの「ランブル・オン」という曲のフッテージには、「指輪物語」の原作本が登場します。「モルドールの奥深い闇の中、美しい娘に出会った。だが邪悪なゴクリ(=ゴラム)が忍びより、彼女を連れていった」とロバート・プラントが歌っているではありませんか!

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1970年代、ツェッペリンを聴いていたティーンエイジャーの私は「指輪物語」を知りませんでした。2001年に映画「ロード・オブ・ザ・リング」が公開されてから全巻読破しましたが、今回、ツェッペリン → LOTR → ツェッペリン という50年越しのブーメランで、J・R・R・トールキンの偉大さを再発見するという凄い体験をしました。

かくして本作は「レッド・ツェッペリン再発見」とも言うべき、2025年の個人的イベント映画となりました。懐かしさと新発見が混じり合った興奮がとても斬新で、忘れられない映画になったということは間違いありません。ロックを愛する方、LOTRにハマった方ならば、絶対に見逃して欲しくない1本です。

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