「「Ⅱ」の革新性」レッド・ツェッペリン ビカミング Mさんの映画レビュー(感想・評価)
「Ⅱ」の革新性
「Ⅰ」から時間を置かずに「Ⅱ」を発表できたことがツェッペリンを不動の位置に就(つ)けたということがわかった。
ニュー・ヤードバーズとしてのブルースバンド的な雰囲気が抜けない時期からの飛躍的な進歩が、この映画を見ていて(聞いていて?)とてもよくわかる。
若い人は皆無だった。「F1」を見て最初の曲に胸がドキドキした人には、「Ⅱ」、「Ⅲ」、「Ⅳ」、「Presence」あたりは、一度でよいので聞いてほしい。
私にとっては、ジミー・ペイジがツェッペリンだったのだが、「ボンゾこそがツェッペリンだ!」、「ロバート・プラントこそがツェッペリンだ!」、(多くはないかもしれないが、ツェッペリンを下でしっかりと支えていた)「ジョン・P.・ジョーンズこそがツェッペリンだ!」と言っている人の気持ちが、それぞれよくわかった。
このレビューを読んだ人には伝わりにくいと思われるが、私は「Ⅰ」も(特に「グッドタイムズ・バッドタイムズ」、「アイム・ゴナ・リーブ・ユー」)大好きです。
ザ・フーについては仰る通りで、来日公演皆無というのも大きな要因だと思いました。また、彼らの表現の根底をなす階級社会への不満や怒りが、多くの日本人には幸か不幸かピンとこないという事、さらにブルース風味が薄いのも影響してるかも、と思っています。
再コメントありがとうございます。
ついでながら,私は「ボンゾあってのZEP」派です!
しかし,ツェッペリン談義はもりあがりますねぇ。ザ・フーとの違いに驚きます。
コメントありがとうございました。
私もご多聞に洩れず入信のきっかけは「移民の歌」でした。それまで聞いたことのないタイプの音楽で,まさに鳥肌が立ちました。好きな曲は色々ですがデビュー盤1曲目,ドラム小僧なら誰もが憧れるバスドラ頭抜き三連符「グッドタイムズ・バッドタイムズ」は外せません。余談ですがYoyokaという天才ドラム少女が8歳にしてこの必殺技をマスターしているのがYouTubeで視聴できるので「Godd Times Bad Times, Yoyoka」で検索してみてください。
アルバムでは3作目がお気に入りです。彼らが英国のバンドである事を再確認できるのが理由のひとつですね。”Gallows Pole”みたいな曲は米国のバンドには演奏できないような気がします(アメリカのバンドが嫌いな訳ではなく,オールマン・ブラザーズ・バンドやレイナード・スキナードは大好きです)。
多分「Ⅱ」が一番人気があるのではないでしょうか。私は初めて買った輸入盤が「Ⅱ」で、衝撃を受けました。
私のベストソングはなかなか選べませんが、「移民の歌」「フォア・スティックス」「アイム・ゴナ・リーヴ・ユー」の3曲です。「移民の歌」を初めて聞いた時の、あの異様音によるショックと興奮は生涯忘れられません。
「移民の歌」がベストソングという人は多いと思いますが、「フォア・スティックス」を選んでくださる方はほぼいないような気がします。
アルバムでは「Ⅲ」です。ツェッペリンらしくないとかアコースティック風味が・・・という人が多そうですが、「移民の歌」が入っているだけでも、私にとってはベストアルバムです。(他の曲も大好きですが)
マイベストZEPソングは、since I've been loving youなんですが、まあⅢなども全く触れずで・・・笑。でも、めっちゃ疲れてのⅢだったんだなぁということがよく理解できました勝手に。
といいつつもマイベストZEPアルバムはⅡなので最高の映画でした。
音が鳴り始める迄のタメがツェッペリンとバンド漫画にありましたが、その通り。
自分の演ってる音楽とまるで違うそれぞれの音のルーツに感動しました。初期衝動(ロッキングオンでも良く使っていた)はこの映画だけでしょう。
自分にとってのtuneですか。かっこいいですね。
私は日々の生活に追われ、自分にとってのtuneなど考えることもありませんでした。
渋谷さんのおかげで、ツェッペリンやボブ・マーリー、ブルース・スプリングスティーンなどを知ることができました。洋楽を聞かなくなってからも、時々ロッキンオンは買ってました。
この映画、「映画」として以上に、みなさんの「思い」を知ることによって、意味のあるものとなりました。
これも何かのご縁かと思います。また、どこかのレビューで見かけられたら宜しくお願いいたします。
私はホントに涙出ました(笑)
遠き青春の日々の甘酸っぱい思い出と、自分にとってのtuneというものを確信できないまま、ここまでだらだら生きてきてしまったなぁという悔恨の涙かな。
cooloctopusさんのコメントを読んで、早速サウンドストリート最終回を聞いてきました。
ある意味、昨日の映画以上に涙が出そうな音源でした。
映画を見た時よりもっと、みなさんのレビューの思い入れを読んでからの感慨が、思った以上に深かったです。
ゆーきちさんから紹介されて以来、楽しみにしてきた本作。見れてよかったです。
思えば半年前からたくさんやり取りさせていただいてたから、早くMさんのレビューを読みたかったです。
私は予習なしで臨んだので物足りなく思いましたが、渋谷さんの分までもっと楽しめばよかったです😢。帰国したら渋谷さんの番組のテープ、聴きたくなりました…。
YouTubeで「渋谷陽一サウンドストリート最終回」で検索すると出てきます。
当初、この映画を見に行くか、ちょっと迷っていたのですが、この音源を聴いて絶対見に行こうと思いました。
いま、ROCKを通して「生き方」についてまで語れるような人はいませんよね。
みなさんのレビューを読んでいると、渋谷さんとの関わりを書いている人は少なくなく、改めて、この映画の上映まで生きておられればなあ、と思わずにはいられません。
サウンドストリートの音源とか、YouTubeとかにあるのでしょうか?
イェーイ!٩( ᐛ )وようやく観られましたね!!!Mさんに気に入って頂けて嬉しいです♪
最近渋谷さんのラジオ音源を聴きまくっていて、私も録音したものを散々聴き返していたので、いちいち覚えていて、懐かしく思ってます。😂
つくづく上映が間に合ってほしかったし、今だにお元気な感じがしています。続編はあるのかな?今だにかっこよかったですね🫶
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