劇場公開日 2025年9月26日

「「パイオニアあるある」が随所に、見応えあり」レッド・ツェッペリン ビカミング naosan_5.jewelerさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 「パイオニアあるある」が随所に、見応えあり

2025年10月7日
iPhoneアプリから投稿

「レッドツェッペリンビカミング」鑑賞しました♪
それまでのロックはジェフ・ベックにしろジミ・ヘンドリックスにしろ、所詮ブルースの延長線上でしかなかったのが、ジミー・ペイジは初めからギターコードのサウンド構成で「ハードロック」という新しいジャンルを立ち上げた🎸
ですがかつてビートルズがデッカ・レコードから不採用になったのと同じように、彼らも母国イギリスでは契約できず結局アメリカのアトランティック・レコードと初契約を結んだのが、パイオニアあるあるだなと思いました!
セカンド・アルバムではビートルズの「アビー・ロード」を蹴落として全米1位に🏆
メンバーの方たちの回想する場面での目の輝きが印象的✨
「レッド・ゼップ」歌詞もアルバムⅢまでのジャケ写もさほど深みがないのが、ビートルズ初期のようなサウンド創始者の特権なんだなと、つくづく感じました。
当時流行のカウンター・カルチャーとも無縁…サウンド創始者としての役割のほうが、大事だったんでしょう🎵
当時のロック・ファンに与えた衝撃は半端なくて…少年プリンスにも間違いなく影響大だったんでしょう💥
ジミー・ペイジのフリル付きブラウスも、プリンスの「パープル・レイン」期の衣装に影響を与えたと、思っています☂️
最後に「ゼップ」についての知識の大部分は、故渋谷陽一氏から仕入れたものであると、付け加えておきます😇

naosan_5.jeweler