「最高のエネルギーを発していた時代」レッド・ツェッペリン ビカミング shima_shima_88さんの映画レビュー(感想・評価)
最高のエネルギーを発していた時代
以前から観たいと思っていましたが、ありきたりな感じだったら、、と思って直前はあまり期待しないでとりあえずは観ておこうという感じでした。予想は良い方に大きく裏切られ、機会を逃さず本当に良かったです!ディレクターの才能もあるのでしょうが、まるで音楽というものがこの時代に最も幸福な発展をしたのではと思える程でした♪60年代70年代はアルバム毎に一つの作品として完成されており約45分の間にA面B面に数曲づつ収められていてアルバム1枚を通して一つの物語というか起承転結があったと思います。みんな1枚1枚敬意と覚悟みたいなものを持ってLPレコードに針を落としていたのではないでしょうか。そのレコードジャケットも作品の一部として注目されていました。ジャケ買いする人も多かったと思います。ミュージシャンも音楽ファンも最高の時代だったのではないでしょうか。この熱狂の時代をこの映画は本当に良く表現しているしサイケなどカルチャーな熱狂と言うより、音楽、ポップミュージック、ロックミュージックそのものの持つエネルギーと人々のエネルギーが共鳴する躍動としての熱狂が、様々な発展のあった時代背景と相まって描かれていた様に思いました。このダイナミックなエネルギー感は時代を超えて伝わって行くのではないでしょうか。この様な素晴らしい映画を通して。
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