「ZEP世代ご用達」レッド・ツェッペリン ビカミング 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
ZEP世代ご用達
コンサート中心と思いきや、デビュー前後数年間(ZEP2まで)を本人たちのインタビューを中心に構成した謂わば「NHK海外ドキュメンタリー」の趣が強い作品です。
コンサートシーンは随所に盛り込まれているものの、映像だけを使って、音声はレコード音源をかぶせているだけです。ZEPの初期の代表曲のレコードを大音量で聴いているカンジ。
また、この時代やZEP自体の基礎知識を持っていることが前提に作られているので、「エルビス」や「名もなき者」のような知らない人でもドラマとして楽しめる、という作品ではありません。
換言すれば、ZEP時代の空気感を知っている人が「ああ、そういうことだったのか」と知識を確認をするための、ZEP世代の人だけが楽しむ作品であることは、私も含めて高評価の人が全てZEP世代であることからもうかがえます。
映画館で観る必要はありません。DVDか配信で十分です。
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