劇場公開日 2025年5月30日

秋が来るときのレビュー・感想・評価

全85件中、21~40件目を表示

4.0ブルゴーニュの黄金の秋

2025年6月14日
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詠み人知らず

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年6月14日
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りゃんひさ

2.5見せない、語らない、わからない、理解出来ない

2025年6月11日
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いくつかの嘘。
優しさからくる嘘のようで、後ろめたさからくる保身の嘘なのかも知れない。
偽善や悪意なのかも知れず、本人ですらわかっていないのかも知れない。
本当のところは誰も語らないし、映画自体も語らないし見せない。
深くみせて、実は表面的なオゾンには悪意しか感じない。
まるで毒キノコだ。
オゾンは毒キノコと知って、私たちにふるまっている。
私はキノコは好きじゃない。

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ケージ

5.0真相は秋の森の中

2025年6月11日
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鑑賞方法:映画館

田舎でのんびり楽しく暮らす老女と家族の生活を描いていくが、
物語が進むにつれて、少しずつ彼らの過去に起因する暗雲が顔を出し始める。

その小さい闇の見せ方の匙加減が、誇張されず、劇的でもなく、
日常のひとコマにスッと陰が差す絶妙な感じで怖い。

劇中に起きる事件について、
真実はどうだったのか、誰がどこまで知っていたのか、
最後まで真相は藪(秋の森)の中だが、
それによって不思議に映画の余韻も感じられるし、
時には知らないことが幸せに生きるひとつの知恵
というメッセージかなとも思った。

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HK

2.0娼婦の母親への審判

2025年6月11日
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悲しい

怖い

難しい

子供を育てる事の難しさを提起している作品
子供を産むこと≒リスキーと考える現代に対し、波紋を投げかけている作品
昔は、繁栄の為の繁殖的な考えであったが、今は価値観も違えばコスト(子供は何もしなくても成長する)も半端ない 子供を育てる産む事自体が
生まれてくる子供の為にも…
非常に重い内容も、人生について考えさせられた

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ろくさん

3.5秋深い森に静かな感情が揺れるAftertone.

2025年6月10日
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癒される

ブルゴーニュの森の近くに、ミシェルというおばあさんがひとりで住んでいました。
ある日、おばあさんが世界で一番可愛い孫のルカがやって来るというので、昼食をもてなそうと、ミシェルはお友達のマリーと森にキノコ狩りに出かけます。娘ヴァレリーとルカがやって来ますが、ヴァレリーはつっけんどん。彼女は母ミシェルが嫌いでした。ミシェルには、人に知られたくない暗い過去があったから… と物語は展開します。
ヴァレリーの突然の死に、ミシェルが余り悲しみを見せない事や、彼女の生活ぶりにそのお金はどこから来たのか、などと不自然に感じます。それでも、庭で採れた人参スープのトッピングとテーブルの上のバタールに、列車の中でミシェルが噛じるバゲットが、すごく香ばしそうで美味しそうだなと見入ります。
端正で知的な美しい青年に成長したルカと、側で不器用に優しく、ずっとミシェルを守ってきてくれた、マリーの息子ヴァンサンと足を踏み入れたブルゴーニュの秋色の森で、お迎えに来たヴァレリーに手を引かれミシェルは大往生。これで良し、これで良し、というお話でした。
しかし、フランスワーズ·オゾンは、そんなお伽話では終わらせません。人は、己を守る為に嘘をつき、良心の呵責に苛まれつつも罪を重ねて生きるのです。誰が例外でいられましょう? 私自身の今この時までを振り返っても…
教会で神父が語るマグダラのマリアの説話で始まるこのストーリーは、ミシェルならずとも、全ての女性に“罪と赦し”というthemeを深く考えさせます。
多くを語らず実態は見せず観客の感性に訴える、オゾン監督の手腕は素晴らしい。

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Sue

4.0穏やかな日常の崩壊

2025年6月10日
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驚く

癒される

フランスの田舎暮らしと聞くだけでテンションが上がってしまうくらいにはフランスかぶれです。
キノコ狩をして、家でそれを料理していただいて食後はお散歩とか、豊かな生活〜と垂涎の眼差しで鑑賞していたら、その後は不穏な空気に。
フランソワ・オゾン監督は日常生活に不協和音が生じるのを描くのが上手いなあと思います。
17歳、スイミングプール、危険なプロットとか。
何かが起こりそうで起こらない、と焦らされるのが心地よい。

ミシェルの決断、私は支持しますが、娘にしてみればたまったもんじゃないですね。
母娘の関係って難しいなと思わされました。

ルカ役を演じた二人(子供時代と青年期)が美しくて、目の保養でした。
オゾン監督、いつも美少女や美青年を連れてきますよね。審美眼が素晴らしい。

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すーちゃん

5.0満足感しかない

2025年6月10日
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[一回目] 2025年6月2日 新宿ピカデリー
オゾンの作品って、いつも全てがパーフェクトに思う。
演出も装飾もロケ地も音楽も、作品を構成するパーツの何もかもが、パズルのようにピッタリハマっていて、「映画を観た」という満足感を与えてくれる。

今回は、特に配役が素晴らしかったー。
ミシェルは、本当に可愛らしさと少しの色気を残したまま、素敵に歳を重ねていて、その魅力が半端ない。

ヴァンサンの危うい感じも目が離せないし、
また、ミシェルとヴァンサンがダンスしている様子を見守るマリー・=クロードの何とも言えない表情がステキで、とても印象に残っています。

そして、そんな私が思ったことに、パンフレットのインタビューで、オゾン監督が全部わかり易く答えてくれていて⋯

あー、オゾンって、自分の頭の中を的確に映像にできる才能がすごいんだなーと、改めて思いました。

与えたい欲求って、ある意味自己満足でもあるけども、
相手が喜んでくれるなら、それで良いし、
そのときに、大切なものが大切で、それで良いんだよね。

それと、これ日本人でリメイク見てみたいなーと思いました。
日本にも、風景の美しいところたくさんありますしね。
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[二回目] 2025年6月24日 日TOHOシネマズシャンテ
良かれと思ってやったこと
良い側と
裏目側と
相容れない家族よりも
自分のために良かれと気にかけてくれる方を選ぶよね
まして家を出て親の過去を理解できないまま大人なった娘
親子というより女同士だね
息子とは少し違う関係性になってしまうかも⋯

本当
偶然が必然のように起こっていく
逆??
どっち???

ソワソワ
ワクワク
ドキドキ
シミジミ
いろんな感情を楽しめるから面白い!

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hkr21

4.5嘘と疑惑と優しさ

2025年6月9日
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YOTSUBA

4.0スパーク娘とかいいかも

2025年6月9日
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こういう素敵な作品に出会うと、日本で作るとしたら誰がいいかなぁと妄想してしまうのですが、それほど日本にだって素晴らしい女優さんが沢山いる訳で。
監督が女優達の一挙手一投足を堪らなく愛しく感じているのが伝わってきます。
日本にもここまでベテランの女性パフォーマーを崇拝する監督がいればいいのに。

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こうた

5.0優しい嘘の輪舞

2025年6月9日
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悲しい

幸せ

斬新

ブルゴーニュの田舎で庭仕事や森の散策を楽しみながら静かな余生を送る老婦人の日常…
そんなイメージで鑑賞しましたが、いや驚いた。
全然そんなものではないです。
といっても、外から観た風景は冒頭に記載したとおりなのですが、老いるまでの一生の積み重ねが今であり
死が訪れるまでは今を生き続けなければならないという現実が痛いほど胸に迫ってきます。

生活の為にやむを得なかった若き日の選択がいつまでも評判としてつきまとい
娘を愛するが為の選択がかえって成長した娘を傷つけることになり
それでも、一生懸命生きている人の優しさに触れた人が良かれと思ってしたことが誰もが望まぬことを引き起こし…

主要登場人物は老婦人二人、その息子と娘と孫。
家族の誰もが誰かを傷つけないための嘘を抱えています。そして物語の進行に伴って更にいくつかの嘘が積上げられて…
嘘で塗り固めた平穏といえばそれまでですが、嘘をついてもそれぞが守りたかったものを思うと、虚構の幸福に何の意味もないとはとても言えない気がします。

勧善懲悪ではない人間性の複雑さを描くことでは右に出るものはないと常々思っているフランス映画。
ラストシーンの美しさは特筆ものです。

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さとうきび

3.5オゾン監督っぽい映画

2025年6月8日
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監督のおばあちゃん像ってどんなんなんだろ?多分もっとキュートな感じにした方がストーリーに合うと私は思いました。シャーロットランプリング姉御なんかとてもキュートでしたからね。

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michi

5.0静かなトーン

2025年6月8日
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悲しい

楽しい

知的

全体的にとても静かというか、落ち着いたトーンなのに、強弱織り交ぜた起伏のある物語の展開で画面から目が離せませんでした。
なんといいますか、後からじわじわと利いてくる前振りが前半で軽くそこここに散りばめられているので、その伏線(という言い方はあまり好きではありませんが)が回収されていく後半の物語が気持ちよく腑に落ちていきます。ずいぶん細かいところまで登場人物たちの相関関係が生み出す様々な、悲喜こもごものドラマが描かれていてとても面白いな、と思いました。大人はもちろんですが、子役の男の子の演技も素晴らしかったです。

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shin-zy

4.0誰にでも訪れる人生の晩秋を描く秀作ドラマ

2025年6月8日
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フランソワ・オゾン監督作品は、毎回スキャンダラスな題材が多いけど、今回は驚くほど静謐で穏やかなタッチの作品でした。ブルゴーニュの田舎で一人で暮らしている主人公の老女を巡って起きる様々な事件は、誰にでも起き得る平凡なものです。しかし、事件を煽ることなく淡々と描きながらも、スクリーンから目を離させないオゾン監督のストーリーの語り口に感服しました。それは、暗い過去や家族との不和はあっても、家族や親友を大事にしながら、毅然として今を生き続ける主人公の姿に共感できるからかもしれません。そんな彼女と周囲の人々の優しい関係のまま、紅葉の中で迎える幕切れも余韻が残ります。役者では、主役のエレーヌ・ヴァンサンが優しくも芯のある女性を好演、ファッションもおしゃれ。親友役のジョジアーヌ・バラスコや、その息子役のピエール・ロタンもいい味出しています。子役のガーラン・エルロスは、すごい美少年で人気が出そう。

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シネマディクト

4.5キノコだけが毒じゃない

2025年6月8日
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『犬の裁判』を観ようと思ってたけど、レビューを読んで自分には不向きだと察して繰り上げ鑑賞。

田舎に暮らすおばあちゃんの穏やかな余生を描いた作品風だけど、まあフランソワ・オゾン監督でそんなワケもなく。

ヴァレリーが何故そこまで母を毛嫌いするのか、途中でなんとなく予想はついたけど、知った上で見ると田舎暮らしの老婆にしちゃ髪や服装が、あまり上品とは言い難い。
とはいえ、パリのマンションだけでなく家まで寄越せとなると、あまり同情しにくい。
イライラギスギスした母、そもそも一緒にいない父と、可愛がってくれるおばあちゃんなら誰選ぶ?ってなったら...ルカの選択は無理もない。

いろんな偶然が重なったのか、はたまたミシェル、ヴァンサン、ルカの利害関係が合致した結果なのか。
3人の食卓でルカの嘘が分かったのにはちょっとゾワっとなった。

大人になったルカが登場した時、フランソワ・オゾンってこういう顔立ち好きだねぇって思った。

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コビトカバ

3.0スッキリしない

2025年6月8日
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怖い

難しい

カワイイ

80歳のミシェルは、パリから自然豊かで静かなブルゴーニュの田舎へ移り、ひとり暮らしをしていた。休暇で訪れてくる孫と会うことを楽しみに、家庭菜園で採れた野菜で料理やデザートを作り、森の中を散歩する日々。やがて秋の休暇を利用して娘と孫が彼女のもとを訪ねてきた。しかし、ミシェルが振る舞ったキノコ料理があたり、過去生活のため娼婦だったことも含め娘とギクシャクし、その娘がアパートのベランダから転落死し、友人たちのために、ミシェルは事実を封印し、孫も・・・という話。

わかるよ。わかるけど、スッキリしない。
娘が、母が、死んで、それが他殺かも知れないと警察から言われ、わかっているのに嘘をつく。それがこれからのためとはいえ死の真実を知りたいとは思わないものなのか?
娘ヴァレリーは母が娼婦だったのが許せないのはわかるが、生活のためと言ってたように、許してやりなよ、と思ったが。あそこまで憎む必要が有る?
ミシェルとマリー=クロードの関係は同じ仕事をしてた仲間???孫が生まれる前、って言ってたから、70歳頃まで?すごすぎる。
ヴァンサンは自分の保身だけ?ミシェルが好きなのはわかるが、ミシェルの客だったのかな?
ルカは子供の時ならまだわかるが、大人になってもヴァンサンと親しく出来るものなのか?
???と疑問だらけでスッキリしなかった。
ルカの子役はイケメンだった。

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りあの

3.5時間経つほどしみじみと染み入る深い人生ドラマ

2025年6月7日
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幸せ

癒される

歳老いた母親と中年に差し掛かった娘の確執。
母と娘という人間界で最も濃い血だからこそ生じる愛憎。母の娘への想いと娘の母への想いのすれ違いは2人にとっての『晩秋』も雪解けできない。
ある秘密・・・賛否あるかもしれないけど晩年贈る幸せの選択肢。
時間経つほどしみじみと染み入る深い人生ドラマ

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masayoshi/uchida

4.0ポスターだけで。

2025年6月7日
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驚く

ドキドキ

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みに

4.0見終わってからのザワザワ

2025年6月6日
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怖い

驚く

癒される

ブルゴーニュ地方に暮らす老女の穏やかな生活を映す映画と思えば、思えなくもない。随所に「あれ?」と引っかかりがあるけれど、そんなことないか…と打ち消していく。

見終わってから「あれは何だったのか」思い出すと、どれもこれもクロばかり。

キノコ料理も図鑑をしっかり確認してたしなぁ…とか。上手いなと思うのは、肝心の場面は出さないこと。キノコ料理を捨てる時もあえて手元は撮らず、パリのアパートでも何があったのかはわからない。他にもどうやって財産(パリのアパートやブルゴーニュの家やバーの資金)を得たのかとか、色々考えると心がザワザワします。

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Mimoza

5.0「がっちりマンデー!!」かと思った。

Mさん
2025年6月5日
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孫はいい子だった。少し怖い話だった。

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M
PR U-NEXTで本編を観る