「モンテ・クリスト伯なくしてあの名作もなし」モンテ・クリスト伯 momoさんの映画レビュー(感想・評価)
モンテ・クリスト伯なくしてあの名作もなし
復讐劇の名作を今の世に。
復讐劇の名作は、モンテ・クリスト伯より前にも数々ある。
好きなのはハムレットやヴェニスの商人、日本では忠臣蔵。
モンテ・クリスト伯は子どもの頃にこども全種のようなので図書館で読んだことからもわかるように基本の大筋は、小学生でも理解できるシンプルなストーリー。
無実の罪という絶対的な正しさがあるから、復讐してもいいってことになっている。復讐するかどうか本当にそれが正義なのか、賢いやり方生き方なのかは別として。
モンテ・クリスト伯があったからレ・ミゼラブルという世界中を虜にする名作、ミュージカルも生まれたのだと思うし、半沢直樹のような現代サラリーマンの心を掴んで離さないドラマも生まれたのかもしれないと思いを馳せるのが楽しい。
それはさておき、イブサンローランの香りのする俳優、フランスで作られたということ、お屋敷の素晴らしさ、ロケ地の美しさ、撮影のアングル、女性たちのお衣装や髪型も素敵ですっかり当時のフランスに没入できるところも素晴らしかった。
ひとは何故、復讐するのかなんて吹っ飛ぶ美しさ。
音楽はベタな感じだったかなあ。優等生的な仕上がりだったけど作ってくれてありがとう!と思える傑作が生まれました!
特に晩餐会のシーンはドキドキ!言葉で追い詰めるのが、殺し合いや決闘よりもくそ意地悪くて面白すぎることに気が付きましたよ。
当事者それぞれの顔色を確かめながら、悦に入ってたんですかね、伯爵。その後の反応も読み切っていて復讐の快感に酔いしれてたとしか思えませんが、意外と宗教的な自戒の念とかの表現は薄かったですね。
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