「カラックス好きにはたまらない愛すべき作品」IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
カラックス好きにはたまらない愛すべき作品
レオス・カラックス自身が編集したという様々な映像をコラージュしたセルフポートレート。
「私ではない」というタイトルは照れ隠しか。カラックスの思考、好きなもの、嫌悪するものが浮き彫りになり、ストレートに観る我々の感情を刺激する。
そう、高揚した。
ゴダール後期のエッセイ・スタイルを想定し構えて臨んだけどテイストはまったく違った。「饒舌」という言葉が相応しいほどに言葉を添えてわかりやすく伝えた。
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