配信開始日 2025年8月29日

告白ヒストリーのレビュー・感想・評価

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4.0ソウルマジックストレート

2025年10月30日
PCから投稿

理屈っぽくなくて気取ってなくて堂々とばかっぽさをさらけ出しながら突っ走る感じがブックスマート(2019)のようで引き込まれた。

非英語圏の外国人が話す英語のなまりには愛嬌を感じるのに対して、日本人が話す英語の日本語なまりは、ダサく聞こえる、というのがある。

ちなみに日本人なまりをあえて隠そうとしない出川英語のほうがダサさは目立たない。むしろかっこよくしゃべろうとするキムタク英語のほうがダサさは目立つ。にしても、どっちもダサいことには変わりはない。

これは隣の芝生のような現象でもある。他の非英語圏の外国人がしゃべる英語のなまりには愛嬌もしくはユーモラスな響きを感じるのに、なぜか日本人のしゃべる英語だけがダサく聞こえるからだ。

とりわけ韓国人がしゃべる英語の聞こえには愛嬌を感じる。
韓ドラでよくファイティンと言うのを聞くし、アイスアメリカーノとかCCTVとか、意外なところで意外な英語が交じってきて、その発音に趣きがある。

エンジェルアットマイテーブルみたいなきつい天然パーマの少女がヒロイン。彼女はストレートパーマにあこがれ、ソウルマジックストレートという新技術パーマの施術をうけようと画策する。で、彼女が「ソウルマジックストレート」と言うときの発音が、いちいち可愛い。なんなんだ、っていうくらい可愛い聞こえだった。

憧れの男子へ告白しようと奮闘する女子が身近な男子を好きになっていく王道な構造をもったラブコメ。できるだけかわいいという言葉を使わないでレビューしようと思っているレビュアーだが(無論そんなじぶんルールは勝手にしろよという話だが)この映画のふたりはかわいかった。ほかの言いようがない。

序盤から6.5尺辺りまで修羅場もなく、真っ直ぐ純情で、いじめもなく、敵らしい敵もいなくて、取り巻きの雰囲気もいい。
だからフラグが立つと、このささやかなふたりの幸せを壊さないでくれという気分がつのったが、その後の思いがけない展開も見どころだった。
時代設定は1998年。ポケベルがふたりを繋いだ。

検索したらヒロインのシンウンスは実年齢22歳(2025)、隠された時間(2016)というタイムトラベル系ファンタジーでカンドンウォンと共演した、とあり、ああ、あの子か、という感じで明瞭に思い出した。ヘリのようにコミカルさと素の表情が出せる。映画には応答せよみたいな古き良き時代ノリがあった。
一方の男子役のコンミョンの実年齢は31歳(2025)、シュッとしていながらつるつるな幼顔で高校生役でも違和感はなかった。あちこちで見るようになった顔だがノワールには向かないよな。

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津次郎

3.5良かったよ

2025年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

まだポケベルの時代。
連絡とれないもどかしさ。
だからこそ必死で頑張ってる。
現代はこの必死さが足りない気がする。何事にもおいても
いつも一緒の仲間。
みんなの事をいつでも真剣に考えてる。
いい時代だった。

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千恵蔵

3.0かわいい初恋映画

2025年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

めちゃくちゃかわいい初恋映画だった!好き。

学校一の人気者チャ・ウミンに片想いをするくせ毛の女子高生パク・セリ。彼への告白を決意して彼の好みのストレートロングになるために転校生のハン・ユンソクの力を借りながらくせ毛を治そうと計画して…って言うのが序盤のあらすじ。

まずセリはくせ毛でも明るくて友達もたくさん居てかわいいんですよ。ただ、本人にはやっぱりコンプレックスだったりするんですよね…しかも好きな人のタイプはストレートロングとか聞いたら尚更。
転校生のユンソクの家が美容室でそこでストレートパーマをかけるために、怪我をして松葉杖のユンソクの手助けをすることになるんだけど、パーマのために近付いたはずなのに自然に2人はどんどん仲良くなっていくんだよね。

セリがユンソクに秘密の場所を共有して過ごしたりするうちに、ユンソクはどんどんセリに惹かれていくのが目に見えてわかって、ドッジボールのシーンではガッカリして帰るユンソクの背中に同情したりして。

私はセリがストレートパーマをかけてとうとう告白しようとした時に、自分の本当の気持ちに気付いてそれを正直にウミンに話したところがすごく好きで。で、それを聞いたウミンも彼女の気持ちを尊重してくれたのが最高によかった。

セリとユンソクのぎこちない初キスとか、仲間に内緒で一緒に帰るところとか、なんか初恋の甘酸っぱさが伝わってきてかわいかったな〜!

あと学生の時の仲間って本当にかけがえがなくて、きらめいていて観ていてほっこりする場面がたくさんあった。あとラスト近辺にコン・ユとチョン・ユミがサプライズ的にちょろっと出てきたのも嬉しかった。かわいい映画だったな〜。

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ゆみな