あの星に君がいるのレビュー・感想・評価

韓国作品らしく、カッコ良い絵を見せようという強いこだわりを感じます。ただ、それらが今ひとつバラバラで、とにかく詰め込んでやった、という印象を受けてしまいますが。

一方でストーリーは、真面目な女子がイケメンギタリストと恋に落ちる、というお決まりのお話。二人が恋仲になる流れや、その後喧嘩して仲直りする部分など、全てが安易。一方、火星の話の方は何故か事故ばかりのハードモード。こんな杜撰な宇宙探査ありえないだろ、って白けてしまいます。

エンディングもあっさりで、空虚な気持ちで視聴を終えました。

何年か前に映画館でやっていた、山田孝之さんが宇宙から地球の恋人に交信するCMを思い出しました。爽やかなラブストーリーで割と好みでした。終盤の展開に惹き付けられますが、結末はあっさりしていて、また地球の彼に状況がすぐ伝わる事に違和感を感じました。まあ最後までずっと同じ調子で行った感じです。