「トリガーハッピーな銃撃戦が楽しめます。」ハボック コレッキャ・ナイデスさんの映画レビュー(感想・評価)
トリガーハッピーな銃撃戦が楽しめます。
刑事とマフィアによる麻薬を巡る抗争を描いたアクション作品。
登場人物のほとんど──刑事を含め主要キャラクターの大半が犯罪者であり、自己中心的かつ短絡的にキレやすい性格のため、感情移入しづらく、ストーリー面では正直あまり楽しめませんでした。
当初はギャレス・エヴァンス監督の代表作『ザ・レイド』のような密度の高い格闘戦を期待していましたが、本作では殺陣よりも銃撃戦が主体。リロード描写を極力省き、ひたすら撃ち合い続ける“トリガーハッピー”な構成となっています。
そんな中でも、クラブを舞台にした格闘戦と銃撃戦が混じり合うシーンは躍動感があり、特に見応えがありました。
全体として突出した面白さがあるわけではないものの、堅実な銃撃アクションを楽しめる作品です。
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