「脚本・演出が本当に上手い」ジェイ・ケリー La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本・演出が本当に上手い
功成り名を遂げた俳優がこれまで傷つけて来た家族や人々の思い出に苛まれるというありふれた物語の様に見えますが、ノア・バームバック監督は脚本・演出が本当にうまいなぁ。また、この世界的名優の役はジョージ・クルーニーでなくてはならないと納得させられます。
決して「映画の映画」ではなく、中高年なら誰もが自分の事として感じられる苦みを醸し出しながら、最後の一言で暖かな希望を灯してくれます。お見事。
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