劇場公開日 2025年5月2日

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6人ぼっちのレビュー・感想・評価

全57件中、1~20件目を表示

3.5屈折→まっすぐフレッシュな青春

2025年6月29日
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鑑賞方法:映画館

ガリ勉、ネガティブ、空気読めない、引きこもり、陰キャ、自己中、
それぞれの特徴ある&ぼっちな高校生6人が
修学旅行の自由行動を機に距離が近づき、
やがて友だちになっていくプロセスを描く青春ドラマである。

修学旅行前はいかにこの6人がぼっちかを描き、
広島への修学旅行で徐々に距離を近づけていく
6人それぞれの群像劇とも言え、
ひとりひとりへのスポットの当て方が実に秀逸であった。

6人のキャラがそれぞれリアル。
こういう高校生はきっといるし、高校生に限らずきっといる。
そういう人たちが感情移入できると思うし、
陽キャと思われている人々も陰の部分はきっと持っているので、
感情移入できる人は多いと思われる。

かく言う私もそうだ。
6人それぞれの個性を自分も持っていると思うし、
それでいいと思っている。

お互いがお互いのことを理解して距離を縮めていくのが良いのだ。
これがコミュニケーションの本質だと感じる。
表層的ではない、きちんと個に触れる、思いを通わせるのが
コミュニケーションだと思う。

そういうことをあらためて気づかせてくれる作品だし、
気持ちの良い描き方&締め方をしているので、
鑑賞後感も実に良い。

若い方のみならずいろんな方に観て欲しい作品。

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ひでちゃぴん

4.5こういうのにとても弱い

2025年5月21日
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鑑賞方法:映画館

本作に登場するのはクラスでぼっちとなっている6人。修学旅行の班決めであぶれた者たちが修学旅行で同じ班の自由行動する姿が描かれる。
友達がいない6人だからコミュニケーションが上手いわけでもない。個人行動でいいんじゃないか?という雰囲気を変えたのは班長の下手なバッティングというのが面白い。下手なのに一所懸命にがんばっている彼を応援したくなる流れから皆の距離が縮まるところが微笑ましい。人は誰かががんばっている姿に感動し、応援したくなる。だから甲子園や箱根駅伝の人気があったり、アイドルや俳優、バンドの推し活が盛んなのだ。そんな日本社会を思い起こさせる流れだった。
そこからは6人が行きたいところを訪れながら、徐々に仲良くなっていく。つまらないプライドや不登校問題といったトラブルを経るあたりはロードムービーっぽかったりする。結構ベタな展開だし、無理のある設定もあったりする。でも、なんかいい。6人がそれぞれにそれなりに頑張ってる姿に感動して、最後はきっちり泣いてしまった。やはりこういうのにとても弱い。
先生を演じていた賀屋壮也は金八先生のような見た目(服装や髪型は完全に寄せてる!)なのに、正反対の対応。こんな人間の気まぐれで物事は動いていくんだよな。なかなかいい味を出していた。
学校での班分けはとても残酷なものだ。クラスにおける自分の立ち位置を思い知らされるから。自分にも班分けであぶれてしまう同級生がいた記憶はある。現実にはこんな奇跡は起こらないけど、この映画で少しでも勇気をもらえる若者がいたらいいなと思う。

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kenshuchu

4.0かつて通ってきた時代だから

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

小説や映画のほとんどは、自分が体験をしたことのないことが描かれるから、ワクワクもどきどきもする  高校生を描いた本作は、かつて自分が通り抜けてきた時代であるし、まったく架空のできごとではないだけに、懐かしくも、また応援したいという気持ちをずっと感じていた  「ぼっち」であることが認められつつあるとはいえ、「孤独」にはなりたくないという思いは多くの人の底流にある  自分を認めてもらえれば、相手も認めようとする思いは、昔も今も共通していると思う  できすぎている、という意見があっても、完結出来てとてもよかった  通信だのサポート校だの、やり直しのできる場は最近はある  選択肢があっても、今のクラス今の学校で解決できたこと、そのような可能性を信じたい
(5月15日 なんばパークスシネマにて鑑賞)

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chikuhou

5.0タイトルなし

2025年5月15日
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鑑賞方法:映画館

俳優は素人っぽい人が多いけど、まず脚本の企画がリアリティあり、泣ける話だった。6人ぼっちというコンセプト、それぞれのキャラ、うまい。動画をうまく使っている。

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えみり

2.5大分子どもっぽい

2025年5月14日
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鑑賞方法:映画館

カワイイ

悩みの様な気がしますね、ブレックファストクラブと比べると。向こうの方がカーストやイジメはきつそうですが何気に、距離感が解らないウザ五十嵐くんが一番厳しいかも。横並び歩きとかもちょっと子どもっぽい演出。
皆イイじゃない!と言い出すのはどうか?と思いましたが、動画とエンディングで確かにイイ曲でした。
気がつくと、フォロワー3万人娘を追ってました。

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トミー

3.0他人ごとに思える人もいるし、私の話だと思える人もいる、諸刃の剣のような青春グラフィティ

2025年5月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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Dr.Hawk

4.5南新町

2025年5月13日
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ブレミン

3.5アオくていい

2025年5月11日
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***

2.5表面的でまったく深みのない凡庸

2025年5月10日
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鑑賞方法:映画館

一人ぼっちが6人集まり修学旅行のグループ活動する。
すごくエモーショナルな傑作になる要素をもった作品なのに、これほど凡庸な映画になる失望感。
良いものを作るために、どれだけ話を練り込んだのか?
どれだけキャラクターの肉付けに力を注いだのか?
平板なストーリーに凡庸なエピソード、何のひねりも個性もないセリフ。
あまりにも簡単に映画を作り過ぎている。

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ケージ

3.0タイパは悪いが 自殺啓蒙とそれぞれの生き方

2025年5月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

世間との繋がり方が下手な六人の話 学生時代は何か誰かと繋がって無いと…みたいな雰囲気あるけど、決してそうでは無い
金太郎飴教育をしていた日本教育(国もしくは文科省の責任)の弊害で有り、詰め込み勉強の失敗を如実に表現できていたと思います
小中高なんて狭い世界だし、自分と合わない人々の方が確実に多い ソレは大学や社会人になってからもだし、ボッチは悪いとは全く思わない
ボッチを楽しめる人間は確実に増えている(但し空気はある程度読もうね〜)

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ろくさん

3.5ぼっち・ざ・6

2025年5月9日
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鑑賞方法:映画館

パターンは解ってる。どうせバラバラの6人が最後はまとまるんだろうな。
要はどんな過程で? まさかの「ああっこれヤバくね!」って事件が6人をまとめて行くことになるとはねえ。なんだかんだ言っても加山君しっかりリーダーしてたね。

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あらじん

4.0広島への修学旅行で孤独を抱える6人の高校生達が心を通わせていく感動作。 本年度ベスト!

2025年5月9日
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軽い気持ちで鑑賞したけど予想を裏切るストーリーに感動の涙が止まらない(笑)

クラスで孤立している男女6人。
同じクラスで6人も孤立している生徒がいる設定はご愛敬(笑)
修学旅行で同じグループにされた6人。
自由行動を通して交流を深めていくストーリー。
TikToker、ガリ勉女子、登校拒否の男子学生など、それぞれ異なる背景を持つ彼らの人間模様に引き込まれた!

そんな中、加山がリーダーシップを発揮。
グループをまとめようと修学旅行中、彼が読んでいる本がさりげなく印象に残る。

自由行動では加山の提案でメンバーそれぞれの希望を取り入れ、バッティングセンター、カフェ、お好み焼き屋などを巡る感じ。
皆で一緒に過ごすうち、彼らの間に少しずつ友情が芽生えていく様子が丁寧に描かれていて素晴らしい。

そんな中、6人の距離が縮まり始めた矢先、橋の上での出来事をきっかけに物語は急展開。
それまでの和やかな雰囲気から一変。
予想もしない方向へ進んでいくのが衝撃的だった。

このシーン。メンバーたちが胸の奥にしまっていた本音を語り合う場面は、涙なしには見られない(笑)
それぞれが抱える苦悩を打ち明け、互いの絆が深まっていく様子に泣ける。

特に飯島が登校拒否になってしまった理由が衝撃的。

終盤に流れるTikTokerの馬場が修学旅行中に作った動画に感動する!
さすがTikToker!(笑)
連写された画像が彼らの友情を鮮やかに映し出しており、とても印象的だった。

王道的なストーリー展開だったけど予想をはるかに超える良作!
満足度は非常に高かった作品。

観終わった後、無性に広島のお好み焼きが食べたくなりました( ´∀`)

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イゲ

5.0誰もが抱える孤独

2025年5月8日
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プライア

2.5よかったね…

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

用事で出かけた先で少々時間があったので、ちょうどいい時間帯の映画はないか探した。
事前にチェックしていた作品で合うものはなく、修学旅行の班選びのワードに惹かれて選択。
私も他人に合わせるのは嫌いで、そのくらいなら1人の方がいいと感じていた。
だから、学校生活では生きづらさを感じていたし、好きな人との班編成なんてその象徴だった。

観ていてちょっと違うな⁉︎と感じた。
登場人物は全員ぼっちでも楽しめるのではなく、それを心の中では嘆いている者ばかり。
この作品のベースに流れているのは、ぼっちはかわいそうな存在という上から目線。
ぼっち同士で友情を築けてよかったね😍という単純な思想。
今現在ぼっちで苦しんでいる若者がこれを観て、ハッピーな気分になれるのだろうか。
あるいは、ぼっちに冷たい視線を投げかけるマジョリティがシンパシーを感じるのか。
甚だ疑問。
ハッピーエンドでよかったね😮‍💨というだけの浅くて薄い内容だった。

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みみず

4.5個々気になる点はあるものの推せる作品(気になる点巻末に追記)

2025年5月7日
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今年118本目(合計1,659本目/今月(2025年5月度)3本目)。

 詳しい地理関係は、すでに先行されている方が書かれているので(りあのさん)、その部分に限っては飛ばします。

 いわゆるご当地映画ですね。広島市に戻ったのもコロナが収まった2023年だったので2年ぶりにまた映画館のスクリーンで見た形になります。東京から修学旅行で広島市に来て、その広島市の自由行動でそれぞれが好き勝手な行動をとりつつ、ある問題につきあたり団結するというタイプの、まぁひろくいえば自分探しもの、といったところでしょうか。

 ただ、広島市をテーマにした(2025年時点で、東京の高校(「東京」は明確に出る)から修学旅行で広島に行くのは珍しい?今なら公立高校でも普通に海外などありそう。特に2024年以降コロナが収束してからは)割に、出てくるところが妙に偏っているのが気になったところです。

 原爆ドーム、平和記念公園、厳島神社(宮島)、広島城などはまぁ定番ですが(厳島神社は広島市内ではないので注意。JRか路面電車の2択になる)、それ以外、やや地理関係に詳しくないと厳しい(お好み焼き屋は実在する場所で(本店がそこで、いくつも支店がある)、その後の描写から胡町の本店であることがわかるし、宿泊しているホテルも存在するところ)ところが好みが分かれるかな、といったところです。すでに記載されていますが、バッティングセンターは割と謎です(カープの練習場か何かで縁がある場所?)。

 ※ 東京の高校生の修学旅行だと(中高生のどちらかは最初明確にされないが、高校生であることは後で明示される)、府中町のバルト(イオン系のショッピングモールもある)にも行かないかなぁ…(映画の作成時点ではまだ広島駅のmovix広島は存在していない?)。

 映画としては「自分探し」というような考え方や、いわゆる青春を描く部分もあれば、ご当地ネタもあるし笑えるところもあるし、やや配分が惜しい(配分というより、若干短い映画ではあるのは確か)かなといったところですが、それほどハズレ枠でもないように思えます。

 採点に関しては以下まで考慮しています。

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 (減点0.2/宿泊のホテルで枕投げに関して)

 位置関係から、原爆ドームの近くのホテルであることは明確にされますが、小学生の修学旅行じゃあるまいし、「位置関係」を考えたとき、そこで高校生が枕投げに興じてうんぬん、というのは描写としてどうかな(ただ、冒涜行為ではないし、高校生の修学旅行ならギリギリまぁ「空気を読もうね」は言えるか、程度か)…とは思いました(ただこの点は後でトリガーになる部分が実は存在し(ネタバレ回避)、あまり引けない部分はある)。

 (減点0.2/心裡留保と相手方対抗要件)

 心裡留保による意思表示は、善意無過失の相手方に対抗できません(第三者は善意のみで足りる)。

 (減点0.1/宮島に行く話は出るが何も出てこない)

 この点、錦帯橋(山口県岩国市。広島の修学旅行では時々セットにされやすい。本当は広島県内ではない)等であればともかくも、JR等でも500円ちょっと(フェリーも足してももう少しか)の宮島を映さないのは、宮島(廿日市市)との権利関係なのか何か不明ですが、そこは写真の一枚でも入れても良かったのでは…と思います(ほか、修学旅行の「お小遣い」で買うか微妙でしょうが、広島市をテーマにした修学旅行もので、もみじまんじゅうの話も出ない(JR広島駅はもちろん、販売しているお店はかなり多い)等、妙な偏りがある)。
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 (減点なし/バッティングセンターとカフェ(レモネードのお店)はネタなのか)
 実は公式サイトには「広島での修学旅行とは思えない、バッティングセンターや“SNS映え”のためのカフェを巡るうちに、」という部分があり(該当部分のみ引用)、バッティングセンターとカフェ(レモネードを飲んでいる)は「ネタ」だというような扱いのようです。

 ただ、広島は1990年以降、原爆ドームやお好み焼き、宮島などはもちろん、レモンの話はあまりなかったような気がします。これは、ちゃんとJA農協等を見るとわかりますが、1990年以降、かんきつ類であるレモンを広島県が県をあげて栽培するようになった結果、少し古い2024年のデータですが、「国内生産量1割」に対してその1割の内訳が「広島5割、愛媛3割、和歌山1割、ほか全てで2割」というようになっています(だから、もみじまんじゅうやお好み焼きなどの既存の広島名物ものにも進出して、「レモン味もみじまんじゅう」等もあります(「あん」の部分にレモン果汁が入っている等)。

 ※ この辺、1990年ころに住んでいた方は逆に「そういう部分が後から文化に加わったのね」ということを知らないと(ギリギリ頭に残っている程度?)詰むかなと思います(ただ、何にせよバッティングセンターはネタらしい?)

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yukispica

4.0平熱の、なんなら低血圧の…

2025年5月7日
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まぁ予定調和ではあるし、演技もそれなり、特に「ここがスゴい!」みたいな点はないんだけど、なんか良かった。
めちゃくちゃ熱くなったりしない平熱の、なんなら低血圧の青春、って感じ。嫌いじゃない。

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ぱんちょ

5.0日陰でも咲き誇る花たちよ

2025年5月7日
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泣ける

笑える

楽しい

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野川新栄

予想どおりなのに最後は感動。再鑑賞·追記

2025年5月6日
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マサヒロ

3.5優しい青春映画。

2025年5月6日
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単純

幸せ

いい話。
でもちょっと平凡かな。リアルといえばリアルだけど。
女子は3人目、金髪、黒髪ロング、黒髪ショートとわかりやすいけど、男子2人分かりにくくない?すぐになれるけど。

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だるまん

2.5お伽噺として振り切っているのが良い

2025年5月6日
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笑える

カワイイ

これは中々面白い映画でした。

高校生6人プラス1人や教師のキャラクターがかなりステレオタイプに感じましたが、そこは最初からリアルさを捨てて、お伽噺に振り切っているのがお話しとしては良いと思います。
リアルさを追及していない点は、古いセンスの映画かもしれません。

6人の1人の鈴木美羽さん、とても可愛いです。

今の高校生が、一人ぼっちがテーマのこの映画を観て何を感じるかは分からないけれど、少しでも励まさせる子どもがいれば良いな、とは思います。

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ねこたま