「リーアム・ニーソンの故郷、アイルランドを舞台に。」プロフェッショナル 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
リーアム・ニーソンの故郷、アイルランドを舞台に。
1970年代のアイルランドが舞台です。
この映画は、爆破活動などの過激なテロ活動で、恐れられた
IRA(アイルランド解放戦線)の残党が逃げ込んだ村。
その村で密かに殺し屋家業を生業とするの
フィンバー(リーアム・ニーソン)。
パブの女の幼い娘がIRAの男からDVを受けていることに怒りが爆発。
フィンバーは男を殺して埋める。
そのことを知った男の姉はフィンバーに復讐を企てるという話し。
IRAと聞くとIRAの指導者で暗殺された「マイケル・コリンズ」を
演じたリーアム・ニーソンが1996年ベネツィア国際映画祭で、
男優賞を受賞したことを思い出しました。
今回はIRAを倒す側。
「マイケル・コリンズ」は当時、英雄視されていたので、ちょっと
寝返った気がしてしまいます(笑)
アイルランドの寒村の海沿いを走る光景がとても美しくて
雰囲気のある良い映画でした。
そんな寂れた田舎町に殺し屋を差配する男がいる。
その黒幕は誰か?
なんの目的の殺人なのか?
殺し屋が職業として成り立つのか?
などの背景をもう少し描いて欲しかった。
西部劇や黒澤明の「用心棒」でも、黒幕の悪代官や悪保安官などの
【敵】が明白なのですが、この映画はその点が甘い。
なんとも物騒な村ですね。
【敵】は逃れてきたIRAなのですが、もう少し村人たちが、
IRAを【憎っくき敵】として感じているなどを描いて欲しかったです。
リーアム・ニーソンは、IRAの赤い車体に黒の屋根の車を奪って、
西部劇のように去っていくのです。
村に平和が帰って来たのだから、結果オーライなのでしょう。
会話にユーモアと余韻もあり、感動しました。
琥珀糖様、共感とコメント、ありがとうございます。
>本当に博識で引き出しが多いですね。
お褒めいただきありがとうございます。
長いこと映画を観てきただけなので、恐縮いたします。
この映画に出ている過激派の姉役のケリー・コンドンが、
「F1(R) エフワン」で、ブラピの相手役(メカニカルディレクター役)で出ていて、驚きました。全然雰囲気が違って、その上、とてもお美しい!彼女の凄さを実感いたしました。
おはようございます。
昨晩「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」に共感を頂いており、ありがとうございます。レビューを上げられていないので、こちらにて。私、戦争は勿論反対ですがこのシリーズ大好きでして。
オリジナルから拡大版(2種類)まですべて劇場で鑑賞しましたが、インド映画並みの時間の速さでしたね。
(本日は、私の様なならず者でも、お国は”年に5日は休みなさい”と言ってくれるので、思いっきり映画を観て来ます。月―木と愚かしきイーロン・マスク並みに働いたので、マアご褒美かな、と。)では。お礼まで。
共感どうもです。公約どおりミッション•トムを消しました!“頑張ってる“以外褒めようがない映画。元来ミーハーじゃないし。共感(88)いただいた皆様ゴメンナサイ!
明日は『アメリカッチ』に行って来ます。
こんにちは~
こちらこそいつもありがとうございます!本作面白かったですよね!
個人的には少し離れた隣人との食事が何か印象的で残ってます。
また明日から新作楽しみましょう!