「今作のリーアム・ニーソンはちょっと違う戦うおじさん」プロフェッショナル 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
今作のリーアム・ニーソンはちょっと違う戦うおじさん
予告やフライヤーでは「96時間」みたいなバンバン敵をやっつけるおじさんと思っていたら全然違いました。
邦題もねぇ…な感じでした。
でも作品は楽しめました。
戦うおじさんではあるけど、今作では孤独を抱えた暗殺請負人、これもリーアム・ニーソンにピッタリでした。
周りの人も良い人ばかりで、ケビンも警察署長も隣のおばさんも良かったです。
アクションを楽しむというよりフィンバーの孤独な人生を見守る気持ちで観ていました。
パブの雰囲気も良かったし、ロケーションがとっても美しくて、でもどこか寒々しいというか寂しさを感じさせる風景でした。
それがまた今作にピッタリすぎる程で、フィンバーの孤独感をさらに表していたと思います。
その美しいロケーションのあのラスト、フィンバーがずっと安心して暮らせる場所を見付けてほしいなぁと思いながら切ない気持ちで終わりました。
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