「激渋」プロフェッショナル トド松さんの映画レビュー(感想・評価)
激渋
アクション街道を突き進むリーアム兄貴の新作。ポスターだけ見ると既視感が半端じゃないですが鑑賞してみると全く予想してたのと違いました。
ていうか邦題とかポスターのコピー的外れすぎませんか?
北アイルランドの田舎町で長年暗殺を請け負ってきた男が引退を考えていたところにIRAのテロリストが逃げ込んできて…というのは予告で伝えられている通り。
今回リーアム兄貴が演じるフィンバーさんは常人離れした戦闘スキルを持つ訳ではなく、96時間のようなおじさんが悪党相手に無双するのを期待すると肩透かしかも。敵も4人と小さい所帯ですし、アクションシーンも映画全体からすると時間的にも非常に少ないと感じました。
フィンバーさんを取り巻く田舎町の住人や仕事仲間の若者も好人物が多く、その人たちとの交流の描写や茫漠としながらも美しいアイルランドの風景が魅力のように思いました。
そしてフィンバーさんが身を包むエルボーパッチのついたツィードジャケットやバブアーの格好良さ!!荒涼とした大地をバックに映えまくってますね。
無骨かつ、エレガントといいますかこんなふうに着こなせたらと憧れますね。
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