「お肌の調子でストーリーが読める映画」JOIKA 美と狂気のバレリーナ Lhowonさんの映画レビュー(感想・評価)
お肌の調子でストーリーが読める映画
バレーの映画は大抵痛そうなので、本当はみたくなかったの。
トーシューズは爪が剥がれて出血したり、コーチは鬼だし、原料のため嘔吐したり、セクハラにあったり。ブラックスワン、サスペリア、日本だと大昔の赤い靴とか。『Girl』なんて超痛そう。
本作は実在の、Joy Womackの半生を描いている。って、まだ30歳じゃねえか。ヒロインのdoubleを本人がやってるし。それは、踊りがうまいよね。こんなにロシアをdisると二度と入国できないんじゃないかとしんぱいになる。撮影もさすがにポーランドのようだ。
主演のTalia Ryderは、『17歳の瞳に映る世界』で親友を演じた方。地味だけどよい作品で、本作の演技は素晴らしいので、もっと活躍しても良いのにと思います。
彼女の前額部右側に黒子があるのだけれど、TaliaにあるのかJoyにあるのか調べてみた。Taliaにあるみたいだ。Taliaの写真はアメリカ人らしくなく、前髪がある写真が多いのは気にしているのか?
映画の初めの方では、すごく黒子が目立つのだが、わざとなのか?バレーの練習に励むとどんどん顔が痩せていく。そして、ニキビが出てくる。彼とデートなのにヘルペスまで現れる。希望通に選抜されると、おでこがぼこぼこになる。
本作はホラーやサスペンスに近い演出がされているので、展開が読めないのであるが、お肌の調子をみるとどうなっていくか予想できる作りになっているのだ(本当か?)。
ブラックスワンがオスカー取っているので、賞がらみにはならないのかも知れないけど、見ごたえのある良作でした。でも、やっぱり痛そうだよね。
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