「やや存在が埋没しているが良い映画。」プレゼンス 存在 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
やや存在が埋没しているが良い映画。
今年75本目(合計1,617本目/今月(2025年3月度)9本目)。
いわゆる中古物件に引っ越してきた家族と幽霊のお話。
分類として言えばホラー映画でしょうし、80分と「時間にやさしい」ので展開が早く進む点は高評価かな、といったところです。
ただそのことはわかりにくいという点も同時にあり、分類としてはホラー映画になりますが、直接的なホラー描写が少なく(まったくないわけではない)、人どうしのコミュニケーションの比重が多いので(登場人物が少ないため、誰が誰かわからないことは少ない。序盤で自己紹介的なパートもある)、そこが好き嫌い分かれるかなと思います。
今週(3月2週)はどうしても、ウィキッドか「顔だけ」かドラえもんか…といったところで3番手以降にきそうな作品ではありますが、それでも80分でさくっとみられる(ウィキッドが3時間給なのが厳しい…)のは良いところかなといったところです。
内容として特にネタバレになることはないのでしょうが、80分と短く誰がどうだの書き始めるとネタバレどころの話ではないので細かいところはあえて省略で。
採点に関しては特に気になる点までないのでフルスコアにしていますが、序盤になぜか法律ワードが固まって出てくる(上記のようにホラー映画なので、出てくるだけで裁判所ネタ等にはならない)ところがやや厳しいかな、といったところです(かなり難しい語ですが、日本語が漢字文化圏なので、ある程度の推測がつきますので、減点なしにしました)。