「素敵な兄弟」ファンファーレ!ふたつの音 イーズさんの映画レビュー(感想・評価)
素敵な兄弟
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兄弟でありながら異なる運命を歩んできた2人。
世界的な指揮者である兄、片や…寂れた田舎で燻っている弟…すべてが正反対。
けれど2人のただ一つの共通点は"音楽"
ものすごく"ベタ"であるけど、またそれが良かった。
フランス田舎の共同体ゆえの楽しさと煩わしさ、フランスっぽいなと思うようなデモだったり、ほんのりとある生きづらさも映画では垣間見えて面白かった。
共通点の音楽が離れて生きてきた兄弟の絆をどんどん強くしていき、最後、ラヴェルの「ボレロ」が心温まる人間関係を優しく紡いでいてさ、
結局様々な問題が解決しないし、明るく終わる作品ではないけれど、不思議な勇気がもらえた。
クラシック音楽が心地よく、また天気も秋晴れだったから尚更ハートフルに思えた映画だった。
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