「エグモント序曲とボレロで、ふるえた。」ファンファーレ!ふたつの音 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)
エグモント序曲とボレロで、ふるえた。
fanfareには、吹奏楽団という意味があるんだね。
en fanfare=「吹奏楽団で」って感じか。
白血病を発症した世界的指揮者ティボーが「見つけた弟」ジミーが所属していたのが、アマチュア吹奏楽団。
だから、en fanfareなのか。
冒頭のベートーヴェン、エグモント序曲の迫力で
いきなり揺さぶられ、
幾多のドラマがあって、
ラスト、ラヴェルのボレロ(普通のバージョンではない)では、涙止まらず。
体がふるえるほど。
シビアな現実ではあるけれど、
笑えるところもたくさんあったし、
テンポもよかったし、
素晴らしい映画だった。
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