劇場公開日 2025年9月19日

ファンファーレ!ふたつの音のレビュー・感想・評価

全114件中、1~20件目を表示

4.0音楽で語り合う兄弟の絆

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

こういう展開かな?と予想していた展開に全くならず、2回ぐらい予想外な展開になり、最後は思わず条件反射で「ブラボー!」って言って拍手したくなる衝動を必死に抑えた。

まさかこんなラストが待ち受けているなんて思いもせず、涙もろい私はあんなことされたら秒で泣いたよね。

生き別れになった兄弟が、兄の病気をきっかけに再会し、そこから始まる交流の描き方が本当に素晴らしい。
スマートな兄と無骨な弟。裕福な兄と貧しい弟。育った環境は真逆で、複雑な思いもあるけれど、そんなことを越えて音楽で絆を深めていく。
ぎこちない会話も、音楽になったら饒舌になり、硬い表情も柔らかくなる。音楽の力ってすごいなと思わせられる。

現実はうまくいかないことが多くて、急に不幸は降りてきたりもするけれど、それでも諦めずに助け合って、支え合って、何度だって立ち上がる。
芸術を愛するフランスだからこそ、芸術のもつ力を信じた作品のように感じた。

現在公開中の「8番出口」で不気味さの演出として使われている「ボレロ」が、作品違うだけでこうも違った曲に聞こえることにも驚き。
「ボレロ」は、孤独な踊り子が周囲を巻き込みながら舞い踊る様子を描いた曲。そんな「ボレロ」に合わせて、ひとりじゃないよと伝えるかのような圧巻のラストを是非映画館で体験してほしい。

ひとつ苦言を言うなら、エンドロールどうした?
こんなに素敵な音楽を聞かせてくれたのに、急にぶつ切り音楽で終わってしまって戸惑った。

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AZU

4.0幅広い観客を魅了する語り口と重厚さのバランスが秀逸

2025年9月27日
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鑑賞方法:試写会

幼い頃に生き別れた兄と弟。そんな二人の思いがけない邂逅を描いたこの物語は、興味深いことにオーケストラとブラスバンド、クラシックとポピュラー音楽、さらには中央と地方、経済的格差など、様々な壁のようなものを融解させながら、誰しもを惹き込む語り口にて展開していく。私はクールコル監督がかつて脚本を務めた『君を想って海をゆく』(09)を愛してやまない一人だが、主人公の専門分野がこれまで向き合ってこなかった領域と重なり合い、そこで新たな自己発見が生じるという流れは本作にも通底しているように思えた。新旧様々な楽曲レパートリーが目と耳を充実した気持ちに浸らせる中、後半は地方経済や産業にもヒューマニズムあふれる視線が注がれる。そのタッチは懐かしき英国の名作『ブラス!』をも彷彿とさせるかのよう。音楽というものを一つの糸口として、やがて社会全般や労働者の尊厳をも包摂するドラマへ発展していく流れを大いに堪能した。

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牛津厚信

4.0ベタな話なのに… 泣けました。 兄弟クンがどちらもイイ感じ。 正に...

2025年10月19日
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鑑賞方法:映画館

ベタな話なのに…
泣けました。
兄弟クンがどちらもイイ感じ。
正にファンファーレでした♬

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おち たけ

4.0たしかにファンファーレ!

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

オープニングの良い掴みで始まって兄弟とその周りの人々を音楽という絆を中心に描いた秀作。構成と編集が荒いのか、そういう演出なのか分からないけど、もう少し丁寧に作り込めばなあ、というのは個人的感想。音楽やってた妻は、音楽もいいし、音楽やってる人にはあるあるネタが多くてそれはそれで楽しかったそう。
でもまあラストのためにこの物語は編まれたと思えば全て腑に落ちる。みなさんが言うように私もグッときてしまった。ハッピーエンドでもなく、なにか解決したわけでもなくただ続いてゆく人生の感動的なある一コマ、感動的なシーンに立ち会えてよかった。

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rihimasa

3.0音楽映画かと思いきやブラザーフッド映画だった

2025年10月18日
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ひでちゃぴん

4.0ボレロの涙の意味を深く味わいたい。

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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ふくすけ

3.5鼻血、鼻血

2025年10月17日
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泣ける

癒される

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トミー

4.0フィナーレでは?えっ!大粒の○○○が自然に!

2025年10月14日
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鑑賞方法:映画館

レビューでの評価が高いので、どうするか?
なぁ〜と気にしていて迷いつつ鑑賞してみる事に。
立ち上がりのテンポが良く進行。これは?どうなるのか?
なるほど兄弟の繋がりを丁寧に描く展開に!
そしてラストは!じんわり!とではなく突然として
ドバーっと来る熱い物が目から!感動のラスト!

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デコ山

4.0ベタだけど感動😂

2025年10月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

展開が雑だったけど、フランス人のど演歌な所って
日本人の波長とあってるよねw

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HIROKICHI2

3.5派手さはないけどじんわりと沁みる。

2025年10月13日
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泣ける

癒される

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YUKARIN

4.0100万分の一

2025年10月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

病気になって自分の出生について
色々知ることになり治療に奔走する
この映画も「血」にまつわるストーリー
芸術的な才能って遺伝が大きいよね
中年になってからの兄弟なので
知らないことや生活環境の違いで
上手いったりいかなかったり
ただラストシーンは感動的です泣きそうでした
思わず拍手をしようとしたんだけど
きっとみんなそうだったよね
オススメですよ

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かちかち

4.0兄弟の絆

2025年10月13日
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泣ける

ある事情で離れ離れになった兄弟の映画。彼らは、それぞれ違った、環境の中で育ち、またその格差を描いている。しかし、彼らの共通点は、音楽である。全編、音楽が流れている。最後は、感動的である。

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えんち

5.0感動したい人は是非

2025年10月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

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パナソニック

4.0ふたつの音はユニゾンになり、やがてポリフォニーへ

2025年10月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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かぼにゃん

5.0最高のエンディング!

2025年10月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

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時代劇ファン

4.52つの音色

2025年10月11日
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笑える

楽しい

難しい

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まこやん

4.0音と気持ちが幾重にも重なる瞬間

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

白血病であることを宣告された指揮者のティボと生き別れた弟ジミーの話です。

似ても似つかない兄弟の間には音楽の血が流れていて、環境は違くてもそれぞれ音楽に触れる生活をしています。展開は王道かなと思いましたが予想を超えたラストシーンにただただ感動していました。ティボの体調限界でも幸せそうな表情がとても印象的でした。

大人になってから出会ったことで互いの人生に気付きや輝きをもたらし、化学変化が起こるとても心温まる作品でした。

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Yum

4.0オーケストラと吹奏楽団のファンファーレ

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

フランス語原題「En Fanfare」はブラスバンドで、大騒ぎしてという意味らしい
ちなみにブラスバンドは金管楽器主体の編成なので木管楽器を含まないのが一般的だが、日本においては吹奏楽とブラスバンドは≒に捉えられているようなのでこの場合も吹奏楽団なのだろう
英訳は「THE MARCHING BAND」でヨーロッパの楽団はもしかするとマーチングバンドが先にあるのかもしれない

ちなみにWikipediaでは
ファンファーレ(fanfare)は、主に式典などで演奏される、ごく短い華やかな楽曲である。
本来の意味から転じて、「ファンファーレ」という語は、派手な騒ぎや宣伝・誇示活動、優勝(チャンピオン)を祝福する行為などを表すときに比喩的に使われることもある。

ここまで読んでようやくこの映画のタイトルの意味が理解できた

作品は冒頭部分の骨髄ドナー探しからクスッと笑えて、兄弟仲が深まっていくところでホッコリし、一方で工場の閉鎖問題は北フランスの厳しい経済状況を知ることになる
この町にはサッカーか音楽しかないというのは弟のジミーの劇中のセリフだが、逆に言えばそれだけ文化として音楽が根付いているのだなと思った
とはいえ、子供には古臭いと思われているようだけれど。。。

現実に引き戻されてからのラストシーンは涙なくしては観られない
ふたつの音のアンサンブルがファンファーレとなって鳴り響いた

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moto

4.0締めの「ボレロ」にやられた

2025年10月11日
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泣ける

笑える

知的

子供の頃に生き別れになり、互いの存在を知らずに成人した2人。ティボが体調を崩さなければ、きっと2人とも何も知らずに生涯を閉じたことだろう。真逆に近い環境で育ったものの、「音・音感」に対しては何か通ずるものがあったのだろうな。
映画「愛と哀しみのボレロ」では、メイン楽曲として「ボレロ」が使われ、時代に振り回される芸術家達の苦悩と未来が描かれていたが、本作では全く違った使い方だった。客席側のタンタタタタン・タンタタタタンと言うスティックの連打からの始まり、やがてオケのメンバー達は自然に楽器を奏で始め、徐々に会場がひとつになる…もうスクリーンに釘付けだった。
凄くいい作品だった。

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ちゃ坊主

5.0これが映画だ! ※情報ゼロで見てほしい!

2025年10月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

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おひさまマジック
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