ナイトフラワーのレビュー・感想・評価
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まぁ
予告編から、渋谷龍太さんが観たくて観に行ったので出番が少なくて残念。
でも期待通りの存在感でした👍ので
⭐️一つ
森田望智さんは文字通り体当たりの演技!
良きファイトでした!
北川景子さん…
汚れ役をやっても、周りのセリフの端々に、
可愛いいという台詞が何度か出てくる…
どんなにささくれた役であっても、
犯罪に落ちていくしか無い、死に物狂いでやっていくしか無いという役柄のはずなのに…
演技が振り切れてない気がしました。
『可愛い系シングルマザー』の設定なんだ…
とがっかり。
田中麗奈さん久しぶりに拝見しましたが、
セリフの間が長すぎた…
間が長いのに意外感はなく…
ん?と思う瞬間がありました…
泣く用意して行きましたが、
全く泣けませんでした。
感動系かと思ったら考察系だった
ラスト5分前までは、いろいろな感情に揺さぶられながら見ていました。
貧困の中でも我が子を守ろうとする母の愛だったり、最近流行りのシスターフッドだったり、タマエ役のどこから見ても格闘家?という迫力だったり。
(最初、本物の女子プロレスラーの人が役者をやったのかと思った)
最近血の流れる映画が多いなぁと目を閉じてやり過ごすこともありました。
たとえ映画の中であっても、たとえ職業としての格闘であっても、血や暴力は苦手。
でも、それを上回る、自分は地の底へ落ちようとも子供達にはそれなりの生活をと望む夏希の気持ちが、その行動は間違ってるんだけれども、正しいとか間違ってるとか何様がジャッジするんだよという親の気持ちが伝わってとても切なくなりました。
犯罪によって得たお金であっても、それによって子供たちにきちんとした食事や生活を与えることができた喜び。夏希の満ち足りた笑顔を外野が裁けるのか。
・・・としんみり考えていましたが!が!!
あのラストは何?あの銃声は何?ボコボコにされたタマエが元気に旅行に加わるのは?
っと、感動の余韻は消し飛んで「???」だけを抱えて映画館を後にしました。
鑑賞後、みなさんの考察も読みました。
それで出した私なりの結末は、タマエはボコボコの末に死に、あの銃声で子供たちも死に、海くんは死んで山に捨てられ(純愛報われてほしかった!)、夏希だけ生き残って十字架を背負って生きていく。
みんな笑顔での旅支度は夏希の妄想の中の出来事。なぜならナイトフラワーは夜に咲く花、ラストで昼間に咲いていたのはこれは妄想である示唆なのよ、という悲しい悲しい結末??
冒頭での飲み屋のトイレは現在の夏希でうたた寝して「行ってはだめ!」というのは過去を思い出して出たセリフ、それ以後は過去をさかのぼって描いている、か??
やっぱり、犯罪でお金を得といて何の罰も与えずみんなハッピーエンドというのは収まりが悪いんでしょうかね。
それならそれでいいんですけれど(だいぶ悲しいが)、もうちょっとヒントをちりばめるサービスがほしい。でないと、鑑賞後もモヤモヤします。
推理力が乏しいわりにははっきりさせたい性分の私にはやや不向きだったかも。
みなさんの考察を読まなかったら正直なーんにも分かりませんでした笑
3つの質問も教えてくれよー。
それにしても、最近は貧困を扱う作品が多いですね。
社会全体が貧困に傾いた現代では、ぱーっと景気のいい作品はもう作られることも見ることもないんでしょうかね。寂しい。
月下美人?
北川景子と森田望智のスッピン演技の迫力に終始押されました。貧しさが故にドラッグの売人になる事は許されないですが、貧困から抜け出すのは並大抵ではないという事を伝えたかったんでしょうね。地球儀のオッチャンひつこいしwwこういう映画を見ると役所ではない弁護士事務所でもないもっと敷居の低い無料相談所とかあればいいのにと思ってしまう。体裁上どこにも相談出来ずに胡散臭い元刑事の探偵に調査依頼する母親も娘を失い精神を保てず銃を手に入れたりと...
そもそもあの探偵銃を持ってきて「変なことに使わないですよね?」って変なもの(銃)持ってきといて何言ってんだか?ww
みんな正しい方向に向かってー頼むーって感じで見てました。
ラストは?でしたが、
ひっそりと花咲いてましたね。キレイでした。
想像通りでしたー 笑
映画紹介の文章読んで大体想像は付いたのだが、、、
シングルマザーの生活困窮 才能ある子供(お金がかかる 身に襲いかかる不幸 生活費を稼がないといけない ドラッグ 格闘技 など。それらの因子で作ったドラマ。一から十までほぼ想像通りの展開だった。もう少し驚きがあった方が良かったと思われ
悪ながら共感する
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逃げたダメ夫のせいで景子は借金を背負いつつ二児の育児中。
望智は実力ある格闘家だが無名で、体を売って生活してた。
そして悪夢のように、次々に金が必要な出来事が起こる。
この貧しい2人が偶然出会い、金のためにヤクの売人になる。
おかげで少しは豊かになり、景子の子供たちも望智になつき、
4人は家族のように信頼し合った関係を築いていく。
ところが彼女らの客が警察の職質を受け逃走、事故死。
そこからヤバい展開となるが、何故か全員無事安泰。
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ストーリーは今一つというか、分からんことが多過ぎる。
でも女優2人の演技が最高、まさに引き込まれる。
確かにやってることは犯罪で、誰かを不幸にしてる。
でも2人とも純粋な心は失っておらず味方には利他的で、
苦境の中で懸命に生きる姿に好感が持て、共感できる。
ただこのテの犯罪作品では、主人公は無事では済まない。
ほぼ確定で不幸な結末が待ってる。
1.警察に逮捕
2.組織の裏切りや洗礼
3.被害者やその関係者からの報復
大体このどれかで悲惨な結末となる。
しかも彼女らは家族みたいな良好な関係を築き上げ、
家族で旅行に出かけよう、なんて計画までし始めてる。
完全なる死亡フラグやん、これ。
この時点で、もう全部見たことにして館を出たかった。
やっと得た小さな幸せの崩壊シーンなんて見たくない。
で望智の友人が組織に拉致され、おそらく殺される。
そして望智も組織に襲撃されボコられて拘束される。
さらに事故死女性の母親が拳銃を持って景子に迫る。
アカン、2と3の合わせ技やん・・・終わった・・・・
・・・・・と思ったら、何事もありませんでしたあ!
景子も望智も子供たちも、みーんな無事でしたあ!
結局何でそうなったの?あまりにも曖昧なことが多い。
鑑賞者が考えて下さい的な、時々あるやつやなこれ。
森田望智って朝ドラ主演で初めて知った名前やけど、
この人の総合格闘技のシーンの迫力がスゴかったわ。
経験者なんやろなと思ったら、違うんやって。
半年間トレーニングして体を作ったらしい。
ホンマの選手にしか見えんかった、あれはスゴいで。
「縁起が悪い花」が咲くとき
良かったところ
娘の小春役
とくに給食のシーンの食べるペース。わかりやくガッツいてるのではないのだが、給食が小春にとってどれだけ待ち望んでいた時間なのかが食べるスピードでわかる。おかわりを同級生に陰口たたかれていたのが切なかった。
大好きな母親と同じ関西弁を使う小春は終始まっすぐだった。だからこそいじめの標的にされてしまったのではないだろうか。泣きながら弦をつなごうとする姿に胸が痛かった。
他の方も書いているが森田望智さん。
多摩恵は表情が乏しく言葉もぶっきらぼうなのが夏希家族との交流のなかで雰囲気が柔らかくなっていく。格闘技の試合では形勢を逆転しようともがく姿に、彼女の必死で人生に抗う叫びを聞いた気がした。
悪いところ
登場人物が多くて関係性が唐突。
ギャンブルで借金作ったオーナーや探偵、みゆきとその娘は必要だったろうか。探偵は娘の捜索依頼を受けているのに夏希たちの写真を見せてもう少し探ってみると言い、母親のみゆきはこの人たちに家族はいるのかと的外れな質問をする。娘の死後は拳銃と弾まで用意して夏希たちの居場所まで教えて「変なことに使わないで下さいね」と忠告する探偵。ここは夏希たちに迫りつつある静かな狂気の気配が緊迫感を生んでもいいはずなのに、雰囲気で押し通そうとする会話が冗談にしか見えない。田中麗奈さんは情緒が不安定な奥様を熱演されていたが、精神の危うい人ならこういうこともするとばかりに話の展開のために都合よく使われているように感じた。
夏希と多摩恵で命を狙う相手を変えてる意味。末端の売人が警察に目をつけられる度に関係者も含めて消す労力とリスクを考えると、サトウがそこまでするのは夏希たちが自分たち以外の組織の薬も売り始め裏切ったとかではないと割に合わないと思う。命を狙われる理由は初めに夏希が薬を盗んだ売人や常連客とのトラブルでも良かったのでは。
登場人物を減らし、夏希が踏み入れた世界の暗部や多摩恵と海の関係を掘り下げてほしかった。特に海が試合後に席を立ち、多摩恵のためにサトウのところに行ったのではと思える場面は、夏希と多摩恵の関係を海がどのように感じていて、それがリングでの二人を見てどう変化したのかをもっと見たかった。
ラストは、冒頭で一夜花は縁起が悪いと言っていること、何度も夜にしか咲かないと説明されているところから、あの昼のように明るいなかで咲いているのはありえない、現実ではないことを示唆していると思う。それでも彼女たちがなんの憂いもなく笑い合える世界がどこかにあるのなら、それは救いなのかもしれない。
その先に未来はあるのか…
「咲かない花はない」とよく言いますが、このお話も夜にしか咲かないナイトフラワーが実際に出てきます。
(厳密に言うと、夕方開花して朝方に閉じる花)
借金と子供二人を残してとんだ旦那のお陰で、ギリギリの生活を強いられるシングルマザーの永島夏希。
偶然ドラッグの取引現場に遭遇して、お金欲しさに売人の道へ…
ドラッグに手を出した系は、ハッピーエンドになる確率はほぼゼロなので、この家族がどうやって落ちていくのかが最大のポイント。
時折見せる子供達の幸せそうな笑顔や家族のひとときが、いつか来るであろう不幸との対比で見るのが辛かった。
ラストは、色々な人が考察してますが、個人的に全員死んだに1票。(ナイトフラワーが昼間に咲いているので、そこはもう別の世界線で、、、)
渋川清彦が余計な事しなければ、みんな助かった説。
それはそうなんでしょうが
森田望智さん、知らなかったけど、もしかして本物の格闘家?
検索したけどどれにも「女優」とだけ。「格闘家」とはないので、あれは鍛錬の賜物のようです。スゴイ。
北川景子も演じてます感なく、迫真の「困窮して切羽詰まったシングルマザー」。
美人な分、微妙に周囲にいじめられそう。関西弁だし。あれだけ美人なんだから夜の店とかでもっと稼げないかと思うけど、そういう女性は見かけだけではだめで、接客術がものを言うんでしょうね。夏希さんは不器用そうで向いていないんでしょう。客に言われるままに一気(今時!)させらてそれが唯一の芸みたいになってる。カラダ売るのはさすがに。。娘がいるし。
佐久間大介くんが大変良くて、感心した。
命賭けた純愛。巻き込まれただけなのにリンチの末埋められてしまうんでしょうか。酷過ぎ。
出れば刑事は内藤剛志か渋川清彦、今回は元刑事だけど。
拳銃を調達しておいて「変なこと考えてないですよね」はないでしょう。考えてるに決まってる。一応忠告しといたからね、ということなんでしょうけど、意味なし。
それから、夏希の娘、コハルの子役が素晴らしい。
銃声がして、コハルが普通に玄関を入ってくる。
コハルがみゆきに撃たれても、みゆきが自分を撃ったとしても、コハルが無事で平気な顔で部屋に入ってこられるわけがない。
ジムで壮絶なリンチのあっていたはずのタマエも何事もなかったかのように普通に戻ってくる。ありえない。「家族4人」揃っての幸せな光景は、この世のものではないのだろう。
夜にしか咲かない「ナイトフラワー」が昼間に咲いている。
咲いた花がホラーばりに怖い。
売人の元締めに始末されるのが確定して、そもそも夏希は、4人の旅行で生きて戻るつもりはなかったんだろう。
「あっちには何でもあります」と息子に断言している。
新品のスーツケースを広げて、うきうきと3人分の荷造りをして、思いっきり楽しんでこの世の思い出を作って。その後は…。
みゆきのような、自分の意見を言えない、なんでもかんでも人に従ってしまう人はいると思う。無条件で従うから周囲もそういうものだと認識して見下し、良いように、道具のように扱ってしまうんでしょうが、わかっていても自分のバリアを破れない。
そういうのが積もり積もって爆発しちゃったんでしょう。
夫はこのあと窮地に陥るんだろうが、自業自得です。
父親が借金作って消えた母子家庭、学歴も知識もスキルもなく、小さい子供を抱えたシングルマザーには、こういう運命しか残されていないんだろうか。
どんなに困窮しようとも、反社の世界に足を突っ込んだら最終的には破滅する、ということではあるが、せっかく格闘家のタマエという良いキャラとつるんだのだから、もう少し違う流れにできないものか。
夏希の、母としての子供たちへの愛の強さがガンガン伝わってきて心揺さぶられました。
俳優さんたちの演技が素晴らしく、見ごたえはあるが、それはそうなんだけど…という徒労感が、見終えて残ってしまう映画でした。
困窮している夏希のママチャリ、電動でしたね。お高いんだけどもらったのかな?
拳銃調達して事件が起きれば入手先を調べられると思うんだけど。
割とツッコミどころも多かったです。
俳優さん方みなさん良かったんだけど、脚本はどうなんですかね。
俳優陣の圧巻の演技!!
北川景子さんの熱量のある演技が凄かった。
森田望智さんが更に凄い。他の映画やテレビに出ている印象からは考えられないくらい表情も顔つきも話し方も体型も全く違う。カメレオン女優って言われてる意味がわかった。
格闘技のシーンも含め、出し切った芝居が凄かった。 そして子役の小春ちゃんが素晴らしく、涙ながらに大切なバイオリンをなおそうとするシーンは泣けてくる。 皆ギリギリで生活しながら、薬物の売人にならなくてはならなかったその過程もしっかり描かれているし、それぞれの母親がキーになる作品 。
ラストは、想像したら悲しい結末なのはわかるから、はっきり描かない形で終わってくれて良かった。はっきり描かれたらきっと耐えられない。夜にしか咲かないナイトフラワーが咲いたと言うことは、こうあって欲しいと言う幻想であり、本来の結末とは違うんだろうなと思うと切なくなる。 凄く考えさせられる映画であり、力の入った演技、内容で見て非常に良かった。
格闘シーンは本物のよう
森田望智の女優魂を観た。きれいな女優さんが、ボコボコに殴られて血と涙でぐちゃぐちゃになった顔をあそこまでさらすか。格闘シーンも本物のようだった。日本アカデミー賞の助演女優賞に決定。北川景子も良かったが、どんなに荒んだ生活をしている役を演じても、美しさは隠せない。ハラハラする展開が続くが、ラストは少しホッとする。でも、この幸せはきっといつまでも続かないのだろう。誰も気付かない内にひっそりと咲いて枯れるナイトフラワーのように。
なんでそうなるんだろうが多い
鑑賞し終わって決してつまらなくは無かったが、
共感できる部分が母として子供を守りたい気持ちぐらいで、後は北川景子さん演じるお母さんの自分勝手さ愚かさが目立ち見ていて気分が悪くなった
終わり方もリアルに欠けていてそんなわけないよね
??の思いが強くしっくりこない
途中の保育園内で起きた子供同士の事故もすぐに弁護士から示談金の話なんて事にならない
話が突然飛躍するとリアリティーが一気に無くなり興醒めする部分は多々ある
北川景子さん演じる母の設定がぶれているのが一番何がしたいのか分からなかった。
ボクシングのシーンはすごかった
よくやりきったなと思いました。
人の心を揺さぶる作品ではあると思います
ハッピーエンドと思い込むにはあまりにも矛盾点が多く、結末を示唆していると思われるいくつかの要素からも、確実にバッドエンドの作品です。
ストーリーの流れや伏線に違和感はあまりなく、作品としては高いレベルにあるのではないかと思います。
ただ、悲しい。
“希望の皮を被った絶望”を、観客に差し出す残酷な寓話
本作は、ドラマとしての完成度よりも、観客の精神をどう揺さぶるかに全振りした作品だ。とりわけ本作の最大の問題作性は、“ラストを描かない”という選択にある。ここまで物語を積み上げておきながら、その決着を観客任せにしてしまう乱暴さ──いや、作家性と言い換えたほうが聞こえがいいかもしれないが、その“ぶん投げ方”は好みが分かれる。
物語は、貧困に押しつぶされそうなシングルマザーが、子どもの夢を守るためにドラッグ売買へ堕ちていく過程を克明に描く。生活の匂い、疲労、金の足りなさ、人間関係のぎらつき。ここまでの描写はあまりにリアルで、観客は自然と夏希の肩を抱くような気持ちで物語を追う。しかし、クライマックス直前に少女へ銃が向く瞬間、物語は現実の重苦しさから突如“幻想”へと姿を変える。あの昼間に咲くはずのないナイトフラワーが象徴するのは、希望という名の嘘か、それとも死後の世界か。
監督の内田英治は、因果応報を描くことで物語を安く終わらせることを拒んだのだろう。しかしその結果、観客は“現実の決着”を奪われ、不思議な喪失感だけが残る。ハードな現実描写で観客の感情投資を引き込みながら、最も知りたい“本当の結末”を提示しない構造は、作り手の意図とは裏腹に、人を置いてけぼりにする危険をはらむ。
とはいえ、最後の幸福な団欒が夏希の願望か妄想か死後の幻かは、すべて読み手に委ねられている。その曖昧さを「余白」と見るか、「不親切」と見るか。作品が突きつけてくるのは、物語の解釈というよりも“あなたは現実と幻想のどちらを選びたいのか”という問いそのものだ。
救いを求めて手を伸ばせば、触れた瞬間に崩れ落ちる。『ナイトフラワー』とは、そんな儚さと残酷さをまとった寓話なのである。
私には合わなかったなぁ。
私にとってはちょっとピンとこなかった映画でした。娘がバイオリンで成功することを祈っています。田中麗奈さんの扮する役ですが最後の発砲の音は何だったのでしょうか?北川景子っファンにとっては意外な一面が見れたのではないでしょうか。
女の世界
基本的に女の世界の映画。女の友情。女の戦争。悪くはないんだが総じてみると大きなハードボイルドが存在せず母子家庭にありがちな細かい不幸の連鎖が結果的に破滅につながる。もともとだいぶ奈落の生活苦だったが餃子弁当に手を出したのがトリガーだった。
大切なものを守るためなら
あなたは罪を犯しますか?
いや、大切なものを守りたければ、絶対に罪を犯してはいけません。
好き系〜のテーマなのに心動かず無念。
泣く気満々で行ったのになぁ〜
何なら「兄」の方が泣けたわ。
(それはあんたの弟のせいだって?w)
コレ、個人的に脚本、演出がダメでした。
内田監督のメッセージ、分かりにくかったorz
登場人物の思考、行動、ストーリー展開全てが何で何で??ばかりでアンド、シリアスな
シーンの数々も終始笑ってしまった自分の感覚を疑う程に。。
余計だと感じてしまうパートも多く、反対に絞って深掘りして欲しい所が中途半端だった。
あ。
ここからはディスってしまうので、本作に胸打たれた方は読まないで下さいませ。
はい、お断りを入れましたよ行きますよ。
冒頭のトイレ。
寝落ちしそうなのにしっかり喋ってる夏希がまず無理で(こ〜ゆう演出キライなんです。。でもラストに関係してたのかな??
分かりずらいズラ)
その後のカラオケはびっくり苦笑。
(意外性があるって意味ではまぁまぁまぁ)
格闘家たまちゃんのバイトがデリヘル嬢なのもえーーって感じで。
(お顔が腫れた嬢はイヤだなぁー)
凄いおぱいのお姉さんもいた控え室。
ご指名が入り皆次々とご出勤。
たまちゃんお声掛からず1人ぽっち。。。
なのかと思ったらすぐ呼ばれたw
人気者なんか!w
クライマックスの試合。
ボコボコにされるたまちゃんが何度も夏希を見るシーンも。。
ごめん笑っちゃった。
直前で小春が良い事言ってたのにごめん。
地球儀屋の男はぶっ飛ばしても良いけども、シール貼りだって確かにボコボコだったし、
あれじゃ売り物にならないわ。
そもそも借金を背負う理由もリアリティ無いし、でもお金を稼がなきゃならもっと効率的に稼ぐ術はある。
海君も謎にボコられてきっと埋められちゃうのよね?カワイソ。
みゆきも元刑事も何がしたいのかわからんし、全てのパートが納得させてくれない。
(田中麗奈がアバターに見えて困惑)
全部わかんねーって感じだけど、アイラブ
みつけんさんはあんな役ぴったりのクズで、
そこはあ〜あ〜あ〜やっぱりかwって思って観てた。
そんな中、良かった所は子供達と接する母親としての夏希の描き方。
確かに子供想いの、愛情がある母親だったのは伝わってきた。
上手くいかない事で子に八つ当たりしてしまい、でもすぐにそれに気付いて謝るなんて実際は中々出来ない。
餃子息子はちょいうるさいが可愛かったし、お姉ちゃんは頑張っているママを助けようと健気で泣ける。
2人は愛おしい大切な存在で
「未来を見せてあげたいねん」なのは伝わって来たんだけど、その方法がコレではね。。
残念で辛い。
裕福でも心が無いみゆき家族。
金がなく、他人だけど本物の絆と愛情が芽生え家族になっていく夏希達。
たまえの変化も見所だ。
(ただ、たまえのキャラが男性性よりに描かれ過ぎたのが残念。
カッコいい女性で良かったと思う)
みゆきん家はちょっと極端だったけど、この2つの家族の対比も大きなテーマなのかと思った。
ラストの解釈。
私はあのジムの時点でたまちゃんは殺されていると思う。
(サトウ。。どうかな〜?見逃すかなぁ〜??)
そして団地前でみゆきに遭遇した小春はあの銃声で、その後息子も夏希も部屋を訪れたみゆきに殺されたんだと思う。
小春たまえ帰宅からは幻想??
ナイトフラワーが昼に咲いてたぞ)
バッド過ぎるエンドなんだと思うけど、それをどちらにも解釈できる様、観客に委ねるのは内田監督らしいと思った。
演者はみなさん良かったです。
内田慈さんが好き。
倫理的に問題あり
不幸のどん底のシングルマザーが薬の売人をやる裏社会ドラマ。
自虐的な、お涙頂戴で、観てるのが辛い。
しかしながら同情して涙してしまう。
展開や役者も一流なので、観ていて退屈はしなかった。
最後はハッピーエンド?風に終わったが、薬の売人やって、笑顔で終わるのは倫理的に問題がある。
世の中、色んな人がいるので、金がなかったら、薬の売人をやろうと真に受けないことを願う。
ジャニーズの仲間と田中麗奈の娘が犠牲になっているが。
田中麗奈はどうなったのか? 想像の世界…。
不法行為に対して、服役と更生して立ち直る姿が観たかったが、時間切れ?
それだったらキックボクシングシーンはいらなくない?
餃子…しばらく食べられそうにないな
正直お気軽気分で鑑賞した私が愚かでした
2人の子供を育てるシングルマザーの夏希
失踪した夫の借金の返済の為働けど働けど
追いつかず貧困の日常から脱する事が出来ない理不尽過ぎる日々…この母子の生活を見るのが辛かった
そして違法な仕事に手を染めて行く夏希
何のルールも知らない彼女のボディーガードを買って出た格闘家の多摩恵と組み違法な闇ビジネスは順調に行われて行くのだが…
鑑賞後は心に針金が引っかかったままで
メンタルもかなり堕とされた💦
観る者に委ね現実を語る事のなかった結末
昼間にひっそりと咲いたナイトフラワーの儚さはやはり幻想か…と深く重い溜息が止まらなかったが家族になった4人が永遠の楽園に辿り着いた事を願い祈りたい
引きずり度今年イチになったのは北川景子さんをはじめ全てのキャストが役に入り込み
リアル体現過ぎる演技を見せつけてくれた事!感服ですわ!
同日TOKYOタクシーを先に観たのですが逆にすれば…良かった💦
俳優陣の迫力の演技が素晴らしい
出演者全員(ひとりも欠けることなく)素晴らしい演技だった。
子役(小春)の渡瀬結美さんのセリフが自然で、良い子過ぎて泣けるシーン多め。バイオリンも実際演奏してるそうで、そこも素晴らしい。
子役(小太郎)の加藤侑大くんの冒頭の「うるさい」演技が最初からギリギリで生活している母親(夏樹)の精神をささくれさせているのが一発で観客に理解させる演技と演出も良かった。
これまでクールビューティーなイメージしか表現する機会に恵まれなかった北川景子が、ネイティブ関西弁で体当たりで演じる姿に不自然さはなく、追い詰められて薬の売人になっていく(若干無理がありそうな)展開も、その表情で納得させる力があった。
廃棄された餃子弁当を持って帰ろうかどうしようか悩む母親の表情・・・ゴミ漁りしてそれを子供に与えるのか?というプライドとの葛藤。泣きながら食べるシーン。見ていて辛すぎるシーンが多いが、それほど役に入り込んでいた証だと思う。
この家族と一緒に生活し始める「孤独な格闘家」のタマエ役の森田望智は、これが「全裸監督」の黒木香役と同一人物なのか?と思わせるほどのハマりっぷり。トレーニングシーンは、女優ではなく、格闘家がジムで練習している風にしか見えないし、後半の試合シーンは思わず座席の背もたれから体が前のめりになるほどの迫力があった。
個人的には渋谷龍太の役どころがすごく好きだった。あの不健康そうな目が最高。
「3つの質問」ってなんだったんだろうか?
他の人も書かれていたけど、田中麗奈が映画「アバター」に登場する青い皮膚の原生生物ナヴィにしか見えない・・・んだけど、演技力は特に凄かった。
娘が死んだと警察から聞かされた直後に、旦那からコーヒー!と言われ、数秒考える時間があるが、結局「はい」と従う時の演技に、この物語に登場するもう一人の母親の後悔と怒りと悲しみがないまぜになった言語化できない感情を演じきっていたし、ラストシーンの拳銃をカバンから出そうとする時の表情も凄まじかった。セリフはほとんど「はい」だけ。全部を表情と立ち姿の演技だけで表現しきる演技力に脱帽する。
しかしながら、実際こういう状況に追い込まれたシングルマザーが。こういう行動をするだろうか?
家出した娘の死にたいして、逆恨みして拳銃を入手するだろうか?普通ナイフじゃない?
元警察官の探偵が拳銃を依頼主に売るか?
タマエを紹介しただけなのに、幼馴染だけ殺されて山に埋められて、主人公たちは逃亡するのか?
そんなに貧困なのに住める場所はあるんだ。とか、そもそもバイオリンとか、最初から考えもしないと思うんだけど・・・
という設定で没入感を妨げる要素がいくつもあるのが、この作品の残念なところ。
役者の演技だけなら★5は確実。
もし、ラストが夏樹の妄想です!ってことなら、脚本としてはゼロ点ですね。そんなの夢オチと同じ。
ちゃんと観なアカン。
小春のあのひと言は、きっと制作陣からのメッセージでもあったのだと思う。
私たちは、自分に関係ないこと、痛くて辛くて直視したくない現実に、つい目を瞑ってしまう。
けれど、この作品はそのまなざしを優しく、しかし確かにこちらへ向けてくる。
ラストシーンは、ぜひ “ちゃんと観て” ほしい。
そこには正解なんてなくて、彼女たちに直接手を差し伸べる明快な方法も示されない。
それでも――これは彼女たちだけの問題じゃなく、
社会の、そして「私たち自身の問題なんだ」と静かに語りかけてくる。
みんなが当たり前に笑っていられるために、
社会は何ができるのだろう。
観終わった後、その問いがふっと胸に残り続ける。
Cateen(角野隼人)がエンディングの音楽を手がけると知り、観るきっかけになった作品。
期待を裏切らず優しく温かな音色に胸を締め付けられた。
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(追記)以下、盛大にネタバレ(私の解釈ですが)
自分のレビューを投稿した後、皆さんのレビューをたくさん読みました。この映画のラストシーンにモヤモヤするというレビューの方が多かったので。私なりの解釈ですが、映像は現実ではないだろうと思っています。多摩恵はサトウ達に、永島一家は星崎母に始末される。悪事に手を染め、他の人を不幸にした報いです。散々殴られたはずの多摩恵が綺麗な顔をして部屋に入ってきた時点で違和感を感じました。そして昼間に咲くナイトフラワー。これは現実ではないという象徴。彼女達の理想が映像になっただけ。銃声と小太郎がドアを開けるまでの間に、理想と現実が交錯したのだと思いました。
ハッピーエンドじゃない、と思わずにはいられなかったので、追記しましたm(__)m
Spring Lullabyは一番真っ直ぐだった小春のためのレクイエムだと思うと、やっぱり辛いですね。
(さらに追記)
映画冒頭にスナック楽園で北川景子が深夜高速をシャウトしますが、時系列的には一番最後で、子供達を失った後の夏希なのかも。と思いました。
トイレで居眠りの寝言からのシャウト。
星崎母は、自分の子供を失う苦しみを与えるために、小春と小太郎だけを手にかけた。生きる気力を失った夏希は、かつて働いていた(ナイトフラワーをもらった)スナックでまた働き始め、生きてる意味を探してるのかも。
深夜高速の歌詞にも当てはまるし、夏希のやさぐれ感も納得できるかも。と考察は深まるばかりです。
全150件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。








