ナイトフラワーのレビュー・感想・評価
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ずっと「…なんで???」
終始作品の意図が分からず終わりました。他のお客さんもぽかんとしてた様子。
格闘技に興味がないからか、熱くなれるものもなく。森田さんが役の為に身体を仕上げて、俊敏な動きでトレーニングしてたのがすごいなぁという感想だけでした。
ドラッグのお金を払わせる友達、お金を払わされた挙句事故にあう女の子、亡くなった娘の復讐先をつるんでた友達ではなく売人の二人(と子供達)に向ける母親、探偵も売人に矛先を向けるよう仕組んでた感じで元刑事のくせに一般人に簡単に拳銃を渡すし、終始「…なんで?」という思いで理解力が追いつきませんでした。
幼馴染の恋心も報われず、人知れず埋められてしまう悲しすぎる末路。
結末は、母親に報復された4人が楽園(天国)に行ったという理解で良いのかな…
原作本読みます。
エンディングは次回作への布石?
北川景子の本場の関西弁での演技、全裸監督での好演した森田望智に期待膨らませ鑑賞しました。
ストーリー子は供二人を抱えるシングルマザーの貧困からの抜け出すため、闇の世界に手を染めていく物語。闇の部分はどんより、貧しい中でも光の部分は明るい演出、北川景子、森田望智の二人の演技はとてもよかったです。
北川景子の葛藤の中、人間の闇にはまっていく、そうせざる終えない、ただ軸として子供二人に幸せな暮らしをさせてやりたいという母性には引き込まれました。(唯一は北川景子が故の綺麗過ぎた感じはちょっと残念かも。)
森田望智の格闘家として役作り、リングでチャンピオン(ロートル?)とのマッチや巨漢の大男に吹っ飛ばされる格闘シーンはかなり迫力があり全裸監督でも見られた俳優魂を満喫させてもらいました。
子役のお姉ちゃんの演技もとても印象的でした。お姉ちゃんのヴァイオリンがストーリーの要所で心に響いています。
エンディングの伏線回収が次回作への布石であることを期待します。
ラストシーンにモヤモヤ
ラストシーンはなんだったのだろう。娘は殺されていないのか、それとも殺されたが、生きている幻想を主人公が見ているのか、、、
まさかのエンディング
ハッピーエンドの映像で終わるが
実は幻覚だったというオチだと思われる。
なぜならナイトフラワーが昼間に咲いていたから。
なかなか引き込まれました。
格闘家たまえ役の俳優が全裸監督の黒木香役だとはビックリ😱
パンズ・ラビリンスを思い出しました
切迫感のある予告CMの吸引力で劇場に向かった者です。
俳優陣の迫真の演技が登場人物の状況の重さと、時々チラッと描かれる一瞬の幸福のきらめきをあますところなく作り上げていて見事でした。
とくに森田望智さんがよかったです。テレビドラマでよく見るようになって「ただものではない」とは思っていましたが、ここまでの迫力とは。
物語は予告で予想したとおりで驚きはありませんでしたが、貧困からの負の連鎖でドンドン追い込まれていく悲惨さを描く一方で、裕福な家庭の娘が問題行動に走るところなんかは、お金に困っていなくても幸福だとは限らないよといいたかったのかなぁ。
「ミッドナイトスワン」でのバレエが、この作品でのバイオリンなのかなと思いました。どん底の人間からすれば天上の音楽のごとく心洗われる美しさです。
ラストはいろんな見方があるでしょうが、私は「パンズ・ラビリンス」を思い出しました。救いのない悲惨な現実から逃れるには、妄想の世界に逃げ込むしかないのか。そして、自力で妄想世界が作れない人達が薬物にたよるのでしょうか。で、売人の需要が…。
人間社会は問題ばかりだ大変だと頭をかかえて考えこませる重い内容ですが、見ごたえのあるすぐれた作品でした。
ドラッグはダメ。ゼッタイ。だけど、
内田英治監督の「ミッドナイトスワン」に並ぶ傑作でした。
北川景子さん意外にもハマり役で、代表作になるのではないかと思いました。
森田望智さんの俳優魂すばらしい!リングシーンは本当の格闘技の試合以上の臨場感でした。
論争となっているラストは、内田英治監督の脚本らしい希望を残すラストシーンで良かったと思います。
ナイトフラワー
北川景子がえぐい
北川景子の演技がとにかく迫真に迫っていてグッときた。
社会のセーフティネットから漏れてしまった人たちの在り方に、フィクションだけれども確かにそこにいる現実感を与える役者の演技。
基本的に登場人物のほぼ全員が無償で与えられるべきの母性愛を知らず、だからこそ北川景子の狂気的なまでの献身性が際立っていった。
ヤク中で亡くなる娘の家庭が対比がよりそこを浮き彫りにさせていた。
お金がないことで不幸にもなるけど、お金があるからと言って幸福とは限らない。
前提条件ではあるけど、絶対条件ではない、みたいなことなんだろうか。
ラストシーンはいろんな形で取れるけど、個人的には白昼夢のような、叶わなかった理想なんだろうなって受け取った。
佐久間がなんでしばかれてるのかは分からなかったな。
そこら辺は小説を読めば納得できるんだろうか
72/100
僕は目に見たもので感じたい
北川さん、森田さん、田中さん、渋谷さん、瀧七海さんの演技がよかった。
主役級二人の演技については色んな人がおっしゃっていら通りですかね。
田中麗奈さん、最初からヤバかった。やはり殺しに行く時はコート着て行くんだなあと思った。
渋谷龍太さん、イカれ過ぎていた。不勉強で佐久間さんが二役やっている様にも見えて半信半疑だった。
瀧七海さん(田中麗奈さんの娘役)ジャンキーになって死ぬまでがイカれていた。
色んな考察が出ている様ですが、僕は見たもの感じたいです。田中さんは自殺して、渋谷さんもなんだかんだで見逃してくれて、あの4人はエンディング後も生きていると思います。
短く評価/観てみて
無理やりなハッビーエンド
ラストは妄想や幻想、夢と見るべきか。
ヤクは買う方も売る方もクズなのに、この子たちに未来を見せたいねん!と言われても。
シングルマザーで借金まみれでヤクの売人になるのは仕方ないにしても、その見返りにまともな生活は無いよな。
田中麗奈が渋川清彦から復讐の為に拳銃を手に入れる辺りから一気に緊張感や話が散漫になる。
徐々にラストに向けていろいろ描き出せばわかるけどあまりに唐突過ぎてしまい呆れた。
北川景子や森田望智の熱演、森田はマジで格闘経験者と思うぐらいなだけに残念…。
お母さん、大したもんだ
自分も母子家庭で育ちました、自分の母親も自分と兄貴を見捨てずに、受け止めてくれてました。
当時は分かりませんでしたが、もう還暦を過ぎた自分には母親の強さが痛いぐらいに分かります。
この作品、監督さんの思い(原作があるんで監督では無いかとは思いますが)からか、北川景子さんがお金に困って体を売らなかったのは、不自然ではありますが、そちらに走るとストーリーがまた軽くなりそうだし、男がらみの話しにも踏み込まなくてはいけなくなるので、薬がベースになるこっちの方が良いと思います。
組織のボスが、なぜか良識的でカッコいい、ありえないけどこの映画の肝ですね😀
タマちゃんを思っていた兄さん、結局あの人がタマちゃんの身代わりで救ったんですか?
それと、田中麗奈さん、自殺?でも、女の子は、普通の顔で帰って来たんでどうなんだろう?
女の子を、行かせた後に自分を撃ったんですか?
ラストが、お客さんに預けた結末で、自分は頭が悪いんで正直、どんな結末が一番しっくり来るかが判断付きません。
保育園(母親が働いている人は幼稚園じゃないから)の友達が、後遺症残らない様に自分も願ってます、これ以上北川景子さんが苦しまない様に。
でも、怪我をさせたと知ってすぐにあれだけの対応されたら、自分が怪我をした子供側の父親なら何も言えません。立派な母親です。あの、父親さんも良い父親でしたね。
北川に汚れ役やらせたくてかと思ったけど、貧しくても綺麗で気品がどこ...
北川に汚れ役やらせたくてかと思ったけど、貧しくても綺麗で気品がどこか残る北川に、このシングルマザーをやらせたかったのだろうと思った。母ちゃんがいるか聞くターンの繰り返し。テーマはここに。あと、女子プロレスを撮りたかったのか。すごい迫力だった。
森田望智さん素晴らしかった
本当にこうなるしかなかったか?
要所要所で疑問が湧いて消化不良。
借金がどれだけあるかわからないけど、役所で手当ての前借り頼むか?全財産わざわざ出してどうする?そこに絡んでくるジジイも過剰だなー。正社員の道は探したかとか、バイト掛け持ちでも無理なのか?とか、自分を不幸にする風俗には手を出さず他人を不幸にする薬の売人はやるの?とか、田中麗奈が売人をキルしようとする流れも?だし、あと売人のボスが2人を消そうとする流れも。3つの質問が何だったのかも気になるんだけど…。
観てる側に、彼女らはこうするしかなかった、他に選べる道がなかったんだと納得させるのがとても重要だと思うので、評価は微妙。
良かったのは、以前ドラマで見たコワモテ俳優さんが売人グループにいたこと(ゴルフクラブでぶん殴った人)、田中麗奈がヤベェババァ役を上手くやってたこと。
子供がキュートすぎて胸が苦しい
たまえがよかった。
たまえの演技と子役が素晴らしかった。
めっちゃキュートすぎる。
子役の子達がちょうど、我が子と同い年くらいで。しかも姉弟なのも同じで。
いじめられるシーンなんか、怒りで震えましたよ。私だったら速攻でやり返しにいっちゃう。
弟は四歳くらいなのに、お箸の使い方うますぎるし(関係ない)
泣いてるシーンなんかもうギュッとしたくなる。
健気な子供たちをみるに、きちんと愛情を持って育ててきたんだと思えたから良かった。
北川景子さんについては、もう20ねん近くファンだが、やはり美貌が邪魔をしすぎているね。
悲壮感がどうしても漂わない。髪型もブルーのメッシュなんかしてる人、いないだろう。
黒髪ショートヘアとかにしたほうがリアリティあっただろうね。
ラストの解釈は難しいけど、
わたしは佐久間さん(役名わからん)が自分を犠牲にしてタマエを守り、
タマエはサトウに何か聞かれたときに
駆け引きみたいなことをしてナツキを守って亡くなったんじゃないかと思った。
サトウも母親に対してなにかジレンマを抱えているようだったから、タマエへの質問は、
あのカアチャンはいい母親か?とかかなと思った。いい母親なら、殺さないっていう哲学とか持ってそう。
あ、あと田中麗奈もうまい!
『マイナス点』
①流石にあそこまでのありえない美貌で、都会に住んでてあんな場末のスナックはないだろうと思った。笑
北川景子の顔なら40歳でも、銀座でイケるだろう。
②区役所の窓口で全財産これです!ってだす人流石にいないでしょう。あと夫がのこした借金ならもう、自己破産しちゃえばいいのに。さすがに子供ふたりいるんだし、そんな無理しないで...
区役所にいたうるさいじいさんには、お前の社会保険料のほうがたけぇわ!ってキレますね、わたしなら。
③拳銃のくだりはいらない。
さすがに売人の子供殺して復讐するっていう思考回路には無理がある。そもそも旦那のいいなりみたいな奥さんなのに。
④あと弟くんの暴力ぐせの描写もいらなくない?
愛情があって育ててるなら、ああはならんし、そうじゃないならまじで発達検査はするべきである。あそこで不幸の種を子供に押し付けるのは、よくない演出。
内田英治ワールド炸裂だけど「寸止め」されたと感じる件 観客がリアリティ•ラインを作り手と共有できずにツッコミどころ満載となってしまう件
空手や格闘技で使われる用語に「寸止め」というのがあります。突きや蹴りを繰り出した際に対戦相手の身体的ダメージを避けるために相手に当たる寸前で止めることをいうようです。この映画のラストシーンを見たときに、これは寸止めを食らったのかな、と感じました。
ネタバレ•マークも付けことだし、いきなりラストシーンの話をしますが、そこではこの映画の主人公 夏希(演: 北川景子)のもとに、彼女が街でヤクの売人をするときの用心棒役で家族同然になっている格闘家の多摩恵(演: 森田望智)や彼女の娘 小春、彼女の息子 小太郎が戻ってきて皆で笑い合っているという多幸感あふれるシーンで終わっています。一見ハッピーエンド風なのですが、タイトルにもなっている夜に咲く「ナイトフラワー」が彼女らの背後で昼にもかかわらず咲いており、これは夏希が見た幻ではないのか、あるいは4人とも既にこの世にはなく、死後の世界で笑ってるのではないかとも受け取れます。その前の経過では、特に多摩恵と小春は生命の危機に晒されていましたので、まあバッドエンドが妥当なところかなとも思われます。
一方、ナイトフラワーが昼に咲くというとんでもない奇跡が起きたということは、彼女らの身の上にも奇跡が起き、すんでのところで皆、助かったというハッピーエンドもありなのかな、とも考えられます。私は鑑賞時にはバッドエンド寄りでラストシーンに夏希の見た幻想があらわれたのかな、と思いました。観客に厳しい現実を突きつけず、ぼやかして着地させて観客に精神的ダメージを与えず、家路についてもらう…… 必殺の突きは私の目の前で寸止めされたのです。バッドエンドとするにしろ、ハッピーエンドとするにしろ、内田英治ワールドで繰り出された突きや蹴りは見事に寸止めされて、我々は彼の技の凄さだけを堪能し、打撃そのものの痛さを感じることはできませんでした。このあたりは内田監督の作戦勝ちだったと言えるかもしれません。結局、彼が描きたかったのは、北川景子が演じる母親の母性の異常な暴走と、田中麗奈が演じるもうひとりの母親、すなわち「親孝行したい頃には親はなし」の親子逆転バージョンの、母性を発揮できずにもやもやしているうちに娘が突然死んで行き場のなくなった母性を抱えた母親の狂気のあたりにあるわけで、それらを描き切ったと感じたら、もうバイバイ、後は野となれ山となれといった感じだったのでしょうか。
私は実は内田監督の作品は余り好みではないのですが、彼は本作で原案/脚本/監督と八面六臂の活躍をしていることからわかるように、自らの書くオリジナル脚本で勝負できる、作家性の高い、かなりの力量をもった映像作家だと言えると思います。でも、自分とは相性が悪いのかな、本作も今ひとつだったな、と思いながら、ふと、これと同じ内容の外国映画だったら、けっこう高く評価するのではないか、と考え始めてしまいました。舞台がソウルでも、香港でも、サイゴンでも、ロンドンでも、パリでも、ローマでもそこそこいい映画になりそうです。とりわけ、舞台をアメリカのLAあたりにして、北川景子が演じたシングル•マザーをメキシコあたりからきた不法移民の設定にして、森田望智が演じた格闘家を黒人女性、田中麗奈が演じたもうひとりの母親をビバリーヒルズあたりに住むブルジョワの白人女性あたりに設定すれば、かなりいい感じです。このことは内田英治のストーリーの原案がいいところを突いていることの証左になると思います。
でも、この内容を地続きである東京を舞台にして日本人の演者が日本語で演じると、作り手である内田英治と観客である私の間でリアリティ•ラインをうまく共有できなかった感があります。本作鑑賞中も「え、そんなアホな」と感じるツッコミどころがそこかしこに出てきました。まるごと捨てられた(それもなぜか家族の人数分ある)ギョーザ弁当を拾うかどうか迷っていると、すぐ横でヤクにからむトラブル発生、それをきっかけにシングル•マザーはヤクの売人になってゆくのだった…… あたりはまだマシなほうで、渋川清彦の演じた刑事くずれの私立探偵なんぞ、ツッコミどころ満載です。母親から娘についての調査を依頼されてるのに、持ってきた写真は娘がヤクを買ってるときの写真3枚だけ(たぶん)。娘の素行調査なら書類袋いっぱいのいろいろな写真を持ってくるでしょ、普通。あげくは、拳銃をタオル(!)にくるんで持ってきてカネを受け取り「変な気は起こさないでくださいよ」とかなんとか言ったりもします。とんだ茶番なのですが、外国映画でこういうのを見てもあまり気になりません(あくまでも私の場合は、ということですが)。私の場合、外国映画のほうが邦画よりリアリティ•ラインが低いようです。まあ日本映画でもこの設定なら、B級ジャンル映画のノワールものみたいにして人のひとりやふたり殺してゆけば、リアリティ•ラインもへったくれもなくなるのでいいエンタメになりそうですが、そうなると内田英治の作風とは合わなくなるのかな。
ということで、個人的にはあまり好きな作品ではなかったけど、内田英治監督の構想力の凄さをあらてめて認識した次第です。今の日本映画界ではけっこう貴重な人材ではないかと思いますので、どうも好きじゃないなあ、相性が悪いなあと言いつつ、次回作に期待したいと思います。
頑張ってるのになんで、と泣きたくなった人におすすめ
『ミッドナイトスワン』を観てよかったと思ったので、ヘビーでエグい内容の今作も観ることにしました。北川景子と森田望智、二人のべっぴんさんが、むきだしの姿をさらします。見る価値ありです。
娘の夢のため頑張る、息子のやらかしのため頑張る。子育ての八つ当たりも幸せも、世の中の不合理も友達(ソウルメイト)のあたたかさも、自分ごとと感じました。ナイトフラワー(月下美人)のグッズは品よくできてましたね。
薬の元締め役の渋谷龍太が怖かった。
お母さま、かあちゃん、ママ、奥さん、あの人、様々な名称の母親は、その呼び方で愛がわかりました。宿題たくさん持ち帰るタイプの作品です。
観終わったらオムライスが食べたくなりました。餃子じゃなくてね。
よく出来たノワールになりそうだったのに。そちらの方向で映画を理解していたのは森田望智だけか?
何を言いたいのか分からない、というレビューが多くてちょっとどうかと思う。同じ時期公開の「兄を持ち運べるサイズに」では「家族は支えであって呪縛ではない」っていうフレーズがあって、そういうのに飛びつく人が多いっていうことですかね。なんで映画にいちいち結論めいたものを求めるんだろう。
この作品についても「母親」だとか「家族」だとか「シスターフッド」であるとか、片言隻語で語ろうとする向きがあるけど、それは一つ一つのモチーフであって映画の本質ではない。
ただ一つ言えるのは内田監督自身は母親中心のヒューマンドラマを描こうとしていたらしい。それが北川景子のクドいほどの「わたしは母親」演技につながっている。でもあえて言ってしまうと、麻薬の売人っていう設定をしたところですでにお行儀の良いヒューマンドラマから逸脱している。彼女たちが売人を始める中盤まではこれは遂に日本でも素晴らしいノワールが制作できるようになったんだとワクワクして観ていたのだが終盤の無理な展開がそのワクワクを薄めてしまった。ちなみに私がここ数年の邦画のノワールで最高に面白いと思ったのは黒沢清の「クラウド」である。
一人森田望智だけがこの映画はノワールとして捉えていた可能性がある。インタビューによれば彼女は「売人」という役柄に反応して出演を決めたらしいし、格闘家としての役づくりも素晴らしい。エッジの効いた演技ができる人なんです。願わくはNHKへの出演がその斬れ味を薄めることにならないように祈る。
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