「楽園」ナイトフラワー ハクトさんの映画レビュー(感想・評価)
楽園
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冒頭ルソーの楽園から始まり、明らかに現実ではないと分かるハッピーエンド(楽園)に繋がる作りに小説もぜひ読みたいなと感じた。
ミッドナイトスワンを鑑賞した時にも感じたが、内田監督はふとした瞬間の心のゆらぎや感情を俳優陣の顔や動きで語るのが得意であり観ていて引き込まれる。それに応える俳優陣も素晴らしい。
北川景子の演技も輝いていたが、森田望智の役に対する熱量を感じ試合のシーンは感動して見入ってしまった。子役の子はほぼ演技初めてだときいて驚き。
ストーリーに強引な部分はありながらも、全体を通して見る側に委ねているところが多くそこが魅力的だと感じた。ラストタイトルが十字架になっているのを見て色々とストンと受け入れられた。
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