「絶望の末に堕ちる話」ナイトフラワー トビーさんの映画レビュー(感想・評価)
絶望の末に堕ちる話
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日本に限らず、世界中どの国にも存在する貧困家庭を描いた暗い物語で、重すぎる話にも思えますが、ただの闇落ち映画ではありません。家族愛をメインにしたドラマを、じわっと胸に残る温度で描いています。お話も良いですが、出演する全ての方々の演技が本当に素敵です。
ラストは不穏な雰囲気のまま観客の想像にお任せするという形で終わります。賛否は別れるでしょうが、劇中で主人公が行ってきたことを考えれば恨みを買うのも当然でありましょう。私は百害あって一利なしのヤクをバラ撒く輩なんぞ、丸ごとしょっぴいて打首獄門にかけてしまえというスタンスの人間ですので、残念ではありますが当然だろうと思える最期でした。
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