「飯食う金が無くても娘には習い事!そこだけが引っかかる」ナイトフラワー The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
飯食う金が無くても娘には習い事!そこだけが引っかかる
大国なのに心がメッチャ狭い某国。
大体守りには行っても攻めになんか行く気無いし。
言われてもサラっと躱せばカッコいいのにね。
大きくても小さくてもやっぱり熊は問題なのね。
何かいったか? (。-`ω-)、 さぁ~なぁ~ (;^ω^)(笑)
という ザワザワした中で 今日は「ナイトフラワー」観たのよ。
監督・脚本・原案:内田英治さんの新作
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(話展開)
或るシンママ(永島夏希役:北川景子さん)が二人子供抱えて、夜の仕事に、昼のパートに・・・もう必死なのを描いてる。請求書の山で支払いが滞る光熱費。
ガスも使えない・・・
なのに、長女にはバイオリンの習い事。そこだけは死守してるのが何故???
しかし 次のグレ-ド高い教室の先生は まぁまぁキツイね。
でもそこの厳しさが娘の精神を支えているのだと感じた。
本編 このバイオリンの音が それぞれ湧き起る感情と精神を紡いでいる。
流れを上手く淀みない物にしているのが感じられた。
今作一番感動したのは
娘の大切なバイオリンがいじめで壊される所。仕返ししないで、母さんはじっと耐えてるから。そう思う娘の願いがつよくあり 生きていく厳しさ、難しさを子供ながらに理解してそう話すところ 超涙しました。
パ-ト先の上司が仕上がりに対してナンクセ付けて来て、育ちの事を言ったら切れて暴れまくり。流石 関西人北川景子さん。良い感情でしたわ。
名セリフ ”子供達に未来を見せてやりたいねん” ココね。
そのまま 容姿からして水商売系で頑張ればいいのにと思うのだが。
何ゆえに薬系に手を染めたのか違和感。
結局子供が薬をおもちゃに。 この場面 アワワワ~と思わず声出たよ。
そりゃ イカンでしょ。 コレは母親として失格ですね。
タマちゃん(芳井多摩恵役:森田望智さん)との出会い。予告編ではずっと男の人かと思ってたら最近めちゃ活躍してる森田望智さん(役作りで太ったらしい)声が妙に低くって男性とばかり思ってた。
彼女の過去歴が明かされていない所が妙に気には成ったが、優しい人で有る事は間違いない。良い役と思う。
夜の仕事で体売ってるが、ワザとガニ股で歩きヒールでコケる。
ここは狙い過ぎな演出でしたね。
そして最後の格闘技の試合は凄かったです。顔をバンバン殴られて流血して。
ここの場面はめちゃ感動致しましたよ。
本作で 一番理解難しいのは
岩倉探偵(元刑事)(役:渋川清彦さん)と
星崎みゆき (娘が車事故で亡くす)(役:田中麗奈さん)の関係性。
娘は自ら求めて薬に手を出して買って使って、そして事故に遭ったわけで。
決して売人側だけが全ての加害者ではないでしょう?違う?。
そもそも 車の前に飛び出した訳で。相手の車もあるし。
売人は売っただけで何故執拗に狙われるのか。製造アジトもろとも潰すなら意味分かるけど。元刑事なのに 依頼があったとは言え拳銃を300万で売るとか、
売人の身元住所教えるとか ちょっと加担し過ぎてて有り得ないかな。
ここの展開は もっと思考を重ねた表現に変えた方が良かったと思います。
見ていて 一番違和感が有りました。
そして 薬の総元締めサトウ(渋谷龍太さん) 良いねぇこの役。
めちゃハマってる感じ。母親への理解をやたらと示すのだが それなら彼の過去を少し見せて欲しかったかな。
公園で一発の銃声・・・その後 どうなった?
緊張のラストでしたが、
そこは みなさん劇場でご確認下さい!
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