「餃子vsケチャップライス」ナイトフラワー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
餃子vsケチャップライス
蒸発した旦那が作った借金の返済に追われながらバイトをするシングルマザーが街のお菓子屋さんになる話。
西の方から東京に逃げてきて、スナックやらホテルの清掃やら町工場でバイトをしまくるけれど金が足りずという中で、目の前で襲われた売人がこぼしたお薬を失敬して巻き起こって行くストーリー。
いくら稼ぎがあるのか、いくら借金があるのか知らないけれど、ちゃんと調べられれば返さなくてよくなるかもだし、上手くやれば地球儀工場で一稼ぎできるのに…とか思ったけれど、それを言ったら映画にならんかw
格闘家がそのバイト?な多摩ちゃんとの交流は良かったけれど、何かと安直な方向に向かう人を描いているってところですかね…。
無くても良さそうな田中麗奈家の描写が妙に多いからどうなるのかと思ったら、これまたまさかのそんなアホなな安直な方向に?
折角良い感じで知らないところでの動きもあったのに、なんの引っ掛かりもないところに着地して最後はどうも肩透かしだし、そもそもの借金はどうなったのか???
で、これからどうすんの?
なんか投げっぱなしだらけじゃね?
とりあえず、こういう品の無い役をやらせたら北川景子はハマるというのは良くわかったw
共感ありがとうございます!
確かに投げっぱなし感満載でしたが、この作品だけでなく投げっぱなし作品が多いですよね。私見ですが、映画の製作費が少なくなっている傾向にあって・・・
低予算>結末のわかりづらい原作>投げっぱなし映画>鑑賞した人の感想が割れる>レビューで盛り上がる>高収益!
といった思惑が製作者側にあるんじゃないかと考えています。
最近自分が鑑賞した作品でも、「君の顔では泣けない」「 愚か者の身分」「恋に至る病」「火喰鳥を、喰う」「カラダ探し THE LAST NIGHT」などは、まさに投げっぱなし感の強い作品でした。
解釈は鑑賞者に委ねる、といえば聞こえはいいけど、もしかしたら、この監督、手抜きがバレないように演出するのがうまい人なのかもしれないですね。
Bacchusさんには見抜かれたけれど😄
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