「ラストは私の想像です」ナイトフラワー やまさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストは私の想像です
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正直、目を塞ぎたくなるシーンがいくつもあった。
けれど、裏社会と繋がった人たちは、現実的にそうなってしまうんだろうな、と想像させられました。
グロテスクになりすぎる部分は上手い具合に直接的な描写はされていないから、まだ観やすかったかな、と思います。
映像の雰囲気、景色はとても好みでした。
キャストの人たちも役に溶け込めていて、最後まで違和感なく観れました。
ラストは、私の想像ですが、夏希や子供たちは、みゆきに銃でやられて、多摩恵はサトウにやられている。海くんはサトウの組織の人たちにやられてしまい、車で海に運ばれたのかな。
実際に海くんが意識が朦朧としている描写がありました。
そのシーンは、内田監督の作品、【ミッドナイトスワン】の凪沙の最後、海を観ながら幻想?を見るシーンと同じものを感じました。
海くんの朦朧としてる中で、せめて大切な人と、大切な人の大切な人たちだけは幸せであってほしい、と願いから、お家で旅行の話で笑い合っている4人を思い浮かべていたのかな。だから、夜にしか咲かないナイトフラワーが昼間に咲いている描写がある。
そう解釈しました。監督も、映画の中にヒントが散りばめられてると言っていたから、また観にいきたいなぁと思う。
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