ストロベリームーン 余命半年の恋のレビュー・感想・評価
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遠距離家族と未来郵便
余命ものはあまり好みではないが、當真あみと齋藤潤を目当てに。
完全に當真あみの可愛さで成り立っていた。
病名は明言されないが、走ったり飛んだり普通にするし、余命わずかにはとても見えず。
学校では一度も体調崩さないし、そもそも学校に通わせるのにサポート体制ゼロってのが考えられん。
また、ストロベリームーンや恋愛への憧れが先にあるため、主人公をあまり応援できず…
途中で惚れ直すような描写でもあれば別だが。
麗に対し「悲しい顔にしかできない」と思っていながら日向にはグイグイ行くのね。
それでいて最後は唐突な方向転換で、麗にツッコまれてはいたが「自己中」は冗談で済まんよ。
最後の手紙も一見感動的だが、13年越しはサスガに遅すぎでは。
萌の両親がやたらとお洒落なのも違和感があり、萌に全振りで自分たちは質素、の方が自然。
湖デートまで2カ月足らずというのには目を瞑るが…
日向くんは大量の向日葵をどこから調達してきたんでしょうね。
麗→日向は萌の生前に絡まないのなら要らなかったような。(友人A→麗も)
當真あみはずっと可愛いし、齋藤潤の朴訥さや他の演者も悪くない。
高架下での田中麗奈の慟哭には少し涙腺が緩んだ。
ユースケ・サンタマリアの「何時だと思ってるんだ」の練習など、クスリとする要素もある。
日向の友人の気持ちよさなど、全体を覆う雰囲気も素晴らしい。
その分、根幹の病弱設定の杜撰さやストロベリームーンの作り物臭さなどが勿体なかった。
あと、日向の自転車古すぎ。笑
タイトルから予想されるストーリーに心惹かれる方への作品
タイトルからして、大筋の結末は予想できる作品ではあると思いますので、そういうストーリーこそ見たい、という方向けの作品だと思います。
ですので、「意外性が少なかった」「さすがにそれは出来すぎでは」となりそうな方には、無理に鑑賞されずに、最初から自分好みの別作品を探すことをお勧めします。
前置き長くなってしまいましたが、出演キャスト皆さん、配役も演技も大変良かったです。萌さん役の主演の當真あみさん、日向役の齋藤潤さん・麗役の池端杏慈さんは特に良かったです。そして、出演キャストさんの演技をひき立てる映像・音楽も感動的でした。
辛いストーリーながら、最初から最後まで嫌な人物を1人も登場させないことで、鑑賞後に後味悪くならず「見て良かった」と思えるバランスを実現できたように思います。
また、萌さんたちと同世代のお子さんがいる親御さんにも見てもらいたいと思います。
もしお子さんが深刻な病気になってしまったとき、親としてどのようにその子に向き合っていくか、支えていくか、と考えさせられたからです。萌さんのご両親役の田中麗奈さん、ユースケ・サンタマリアさんの名演技も相まって、いっそうそのような思いにさせられました。
現実にそのようなご病気のあるお子さんの親御さんには、この作品は辛すぎて見られないかもしれませんが、そうでないならば、自分には関係ないと思わず、見て考えてほしいと思います。
優しい思い出
初めて見た余命ヒロイン作品。
幼少期から体の弱いヒロインが、優しい父母に育てられて友だち・恋人と残りの余生を過ごすというもの。
リアリティはあまり感じられないが、残された恋人の回想なのだと考えれば周囲の人間が優しすぎるのもご都合主義的な要素も納得できてしまう。
この作品では、ヒロインが亡くなることよりも、ヒロインが亡くなるまでの周囲の人たちの心遣いのようなものに感動することが多い。
特に、ヒロインの父母が、娘の希望する霊園を抽選で当てるシーンは、親の複雑な心境が伝わるようなシーンとなっている。
(着実に娘の死が近づいていること、霊園の抽選が当たることで娘の死が確定的になってしまっていることなど…)
恋愛ものとして見ようとすると、少し違ったイメージになる気がする。
「学校で勉強したい」「友だちが欲しい」とヒロインの願いごとの延長で「恋人がほしい」が出てきているため、恋愛ものとして見るよりも、残された時間でどう過ごしたいのかにフォーカスが当たっているように思えた。
余命少ないヒロインが残りの余生で後悔しないよう、めいいっぱい思った通りに生きようとするストーリーなのだなというのが総じての感想である。
もう一捻り
あって欲しかった。
その分、ー⭐︎1つ。
私は字幕版があるうちにホラーを観たかったのだが、妻が絶対いやっ!と言うのでこちらを。
死なせて泣かせるって言う安易な展開にはウンザリ。
でも、予告編で大人になってから何かあるのは気になっていた。
結果的にはほとんどが高校時代。
それでも結構泣かされてしまった。
やっぱり私って単純で簡単な男だよ、と我ながら少々呆れた。
泣きポイントNo.1は両親の姿。
娘のために明るく振る舞おうとするものの隠しきれない悲痛な想い、
子を持つ親として涙なしにはいられない。
特に、田中麗奈の号泣シーンには嗚咽が漏れそうになってしまった。
ユースケにも泣かされるとは想定外だった。
次いで印象に残ったのは親友の麗。
私にはヒロインよりも輝いて見えた。
大人になって何らかの形で報われて欲しかったが、
手紙も展開に大きな影響を及ぼすものではなく、描いていた期待が萎んだ。
原作通りなのだろうか。
さらに特典映像があるというので胸弾ませて観たが、
単なるイメージビデオで期待外れ感が増幅しただけだった。
関係ないけど、限られた医療資源は若い世代に注入すべきだよね。
ジジババはもういいよ。
純愛作品ですが、、、
原作未読です。
余命のある主人公の作品ということで、ラストに向けて感動させにくるのかと思っていたが、序盤から終盤までポイントポイントで泣いてしまった。
二人の想いが痛いくらいに分かって泣いてしまうところはもちろんながら、ディアファミリーのような家族愛の方でも涙できた😭
自分が恋をしていると他の人からの気持ちに気付かないところの見せ方も上手かった。
一周忌のタイミングで日向が萌ちゃんと同じような話をしていて、すごく考えが似ているんだと思っていたら、まさか日向の方が先に萌ちゃんを知っていて、だから初めの告白への返しがあんな風になったのかと納得いった。
ラストの手紙で終わり、あの手紙から日向が含めてみんなの止まっていた時が動き出すんだろうなと考えると、胸が熱くなった。
麗がすごくいい子で本当に良かった❗️
原作も読んでみようと思うし、続きのコールドムーンも気になる✨
現実を諦めた者たちの純愛賛歌
2025年にもなって、白いワンピースに麦わら帽子をかぶった病弱な美少女がスクリーンを駆けるとは思わなかった。『ストロベリームーン 余命半年の恋』は、あらゆる意味で時代錯誤な作品であり、そしてそれゆえに奇跡的に成立している。
本作は「リアリティなんてクソ喰らえ」という態度を隠そうともしない。限界まで磨かれた嘘、整えられた痛み、作り物の純愛。それらを堂々と提示しながら、観客の涙腺だけを正確に撃ち抜いてくる。もはや“リアルな青春”など描く気は最初からない。これは、映画という虚構の形式そのものに対する、純粋で頑固な信仰告白なのだ。
主人公・萌は余命半年を宣告された少女。にもかかわらず、彼女には病の匂いがまるでない。血色がよく、声に張りがあり、全身が“健康的な死者”として演出されている。その違和感を「演出の失敗」と捉えるのは浅い。むしろ萌の病気は、肉体の病ではなく時間の病だ。“限られた時間”を意識することそのものが物語の主題であり、病は単なるメタファーに過ぎない。つまりこれは“死をどう生きるか”ではなく、“死を前提に生を選ぶ”物語。
現実的な描写を徹底的に排除することで、監督は「死のリアリズム」ではなく「死の記号化」に挑んでいる。この潔さが、かえって神話的な純度を映画にもたらした。
だが、その“純度”が保たれるのは、登場人物が全員聖人であるからだ。本作には悪人がいない。萌を苛める同級生も、すれ違う友人も、無理解な教師も登場しない。誰もが優しく、全員が正しく、世界は慈悲によって滑らかに回っている。この“悪意の不在”は、作品を奇妙な静けさに包みこむ。葛藤も衝突もない。そこにあるのは「理解」と「受容」だけだ。つまりこの映画の“痛み”は、現実的な苦悩ではなく、「すべてが優しすぎること」の不気味さなのだ。観客は、こんなに清潔な世界を見せられると逆に息苦しくなる。それでも泣いてしまうのは、人が「本当はこうありたい」と願う姿がここにあるからだ。本作の優しさは欺瞞ではなく、現実に対する祈りの代替物なのだ。
この完全な非現実のなかで、唯一“地上の重力”を持つのが両親役の田中麗奈とユースケ・サンタマリア。ふたりの演技は圧倒的に現実的で、観る者を一瞬で現場に引き戻す。特に、ユースケが娘のために墓地の抽選に当選する場面は、滑稽さと悲しみが同時に存在する傑作シーンだ。娘の死を前提に「居場所を確保できた」喜びを噛みしめる父の姿。そこには“生きる者の現実”が確かにあった。この“重さ”と、萌と日向の“夢の軽さ”が同じ映画の中で並列されていることが、作品を不安定なジェットコースターにしている。観客は現実と虚構のあいだを強制的に往復させられ、泣いた直後に冷め、また泣く。その振り幅の激しさが、この映画の中毒性でもある。
そして、何より象徴的なのは、萌の“痛いほど幼い”ノートや手紙だ。高校生にしてはあまりに稚拙で、まるで中学生の日記のような文体。だが監督は明らかにその“幼さ”を理解したうえで、そのまま撮っている。まるでタバコをくわえながら、「いーんだよ、こういう感じで」と言っていたかのようだ。リアリティよりも“心の純度”を優先する確信犯的な演出。それは、恥ずかしさすら美学に変える勇気の証拠だ。「痛くても、嘘でも、これが人を泣かせるんだ」と信じきる現場の潔さ。その古風な職人気質こそ、この映画最大のチャームである。
要するに『ストロベリームーン』は、“リアルな恋愛映画”ではなく、“リアルを諦めた恋愛映画”だ。現実の再現ではなく、現実の願望を描く。その意味で、本作は社会や時代への反抗ではなく、現実の敗北宣言に近い。だが、人は敗北のなかでしか夢を見られない。だからこの映画は、笑われても、泣かれても、確かに「映画」なのだ。
病気でも、健康でも、彼女はただ“恋を信じる少女”として死ぬ。
そして我々は、それを見て、もう一度“信じること”の力を思い出す。
2025年、ここまで徹底して現実を拒否した映画が作られたこと自体が、奇跡のようだ。この作品は時代遅れではなく、時代の裏側に残された“最後の純粋さ”の記録である。
「いーんだよ。こんな感じで。」
その言葉にすべてが詰まっている。
未来郵便
へえ、そんなことができるんだ🎵
もっと自分もそれ使ってたらよかったなあと思いました。
途中、ところどころ都合の良い展開もありましたが、
主演2人による真っ直ぐな青春の演技にただただ魅入ってしまいました。
つい先週、秒速5センチを観たばかりで、
それぞれ初恋の呪い?呪縛に似たものを感じたけど、
あの未来郵便がそれを救ったことはほんとに良かった
エンディングが、オレンジレンジだから
今、会いに行きます!とクロスする演出に見えました。
わかってる展開だけど
いっぱい泣いちゃいました😢
観客に涙を強要する不自然な脚本・演出に無理がある
ヒロインが不治の病で若くして亡くなる映画は、これまでにも長澤まさみ主演の"世界の中心で、愛をさけぶ"、小松菜奈主演の"余命10年"、広瀬すず主演の"四月は君の嘘"、浜辺美波主演の"君の肝臓をたべたい"など、涙が溢れる名作が多々ある。本作もそれらの名作に匹敵するかと期待して観させて頂いたが、残念な印象に終わった。その理由は、例えばストロベリームーンを見に行ったシチュエーションで唐突に湖に入水したり、大量の向日葵を病室の下に持って来て見せたり、余りにも強引に"涙を流して下さい的"な脚本や演出が不自然で無理がある。観る前からストーリーの大筋は察しが付く作品だからこそ、死に至るまでのエピソードの中には萌の自分らしく生きようとする力強さと病の宿命を背負っている悲しみが複雑に交錯する心情をもっと深く繊細に表現するセリフや映像ができないものかと思ってしまった。それが不充分だから、ラストで日向が萌から届いた手紙を読み涙するラストシーンでもイマイチ感情移入することが出来なかった。
切ない恋と親ごころ
ユースケサンタマリアさんと田中麗奈さんの夫婦役、かなり良かった。
ユースケサンタマリアさんのちょっとおちゃらけた感じと真面目な感じが絶妙に合わさっていたかんじでかなり良かった。
田中麗奈さんの高架下で慟哭するシーンは、感情が全て伝わってきた。電話越しのユースケサンタマリアさんも悔しさが伝わってきてすごかった。
ストーリーは、仲良し五人組がそのうちの2人を応援するって感じになっていた。テンポよく進んでいくが時間があまり経っていないことに驚いた。カレンダーや時計をもう少し出して時間が濃密な時間やタイムリミット感を出しても良かったのではないかと思った。
麗さん役の2人は仕草、雰囲気とかも完璧だったのですごいなと思った。
當真あみに★★★★★😍😍😍😍😍
話が噓っぽくてもツッコミどころだらけでもなぜか好きになってしまう
映画というのがある。今作もそんな1本。
當真あみを愛でる映画としてだったら満点。
噓っぽさの最たるものはヒロインが余命わずかの病人に見えないこと。
努めて明るく振舞おうとしているにしても、説明されなかったらどこから
見ても普通の女子生徒だ。
中学校に通えないほど病弱で自宅療養していたんじゃなかったっけ?
本人が希望して高校生活を送るにしても、急に症状が悪化したりとか
そんな心配があるから周囲には知らせておいて緊急時に備えるのが
普通ではないだろうか。親友だけが知っている秘密というのは不自然。
基本設定がそんな感じなので、現実感は期待せずに”恋に憧れる少女が
王子様みたいな男子と恋に落ちる”おとぎ話と割り切って観るしかない。
多分製作する側としては若年層の観客が観てフィクションを楽しんで、
ちょっと悲しい場面で泣いてくれればそれで良いのだろう。
それを青春時代なんて遥か昔の爺・婆(病気じゃなくても”いつか死ぬ”が
割と現実的で終活適齢期)が観てああだこうだと言うのは筋違いという
ものだ。だから爺の自分はこれ以上言うまい。
良かったのは當真あみが演じるヒロイン桜井萌の積極性。普通の高校生なら
自然と経験するであろうことが、機を逃すともうできないかもしれない。
だからせっかちになってしまう。後悔しないように全力疾走するみたいで
とても良い。
高校に通えるというだけでワクワク。親友ができる・恋に落ちる・付き合う・
手をつなぐ。叶えたかった夢が一つ一つ現実化する。その度に胸が高鳴ったり
(もちろん病気のせいではなく)、喜びを感じる。
そんな萌を、顔の表情だけでなく全身で表現する當真あみ。萌の嬉しがり方
を見てこちらも笑顔になってしまう。
萌自身が、辛い・悲しい顔を見せない努力をして両親やみんなにもそれを
要求しているのが救われる。そればかりかお茶目すぎるところもあって
和ませてくれる。
悪い人間が出てこない話で、両親(ユースケ・サンタマリア、田中麗奈)が
すごく良い人。親友・恋人・その友人たちもみんな良い人。
劇中で描かれる出来事それぞれに両親の無償の愛や厚い友情、人としての
誠実さが感じられて心地良い空気感があった。
長く生きられなかったのは残念だが全力疾走で生き抜いて、最後はちゃんと
愛の告白もして、萌は後悔のない人生だったに違いない。
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余談
最近観たあの映画もそうだけど、男はアラサーになっても10代の時に好き
だった女子のことをいつまでも思い続けて、というか引きずっているのが
痛々しい。「もうあんなに素敵な女性とは出会わないだろう」とまで思わせる
相手だったというのは確かにそうで、これは女優がそれだけ魅力的だった
のと演出の良さによるものだろう。
まあ、映画の最後には新たな一歩を踏み出すきっかけができて良かった。
あと、この映画も未成年者の男女が親の心配をよそに夜のロマンチック・
デートをする。映像的に映えるのはやっぱり夜なんだな。ま、いいか。
親友の13年後を中条あやみが演じた。彼女が主演した「雪の華」(2019年製作)
のヒロインも今作と似たような境遇だった。しかし有り得ない設定・脚本・
演出・相手役(一応ダブル主演という体裁だけどプロの俳優レベルではなかった)
すべてがダメダメで共感できるところがなかった。
ダブル主演と言えば當真あみの前作「おいしくて泣くとき」は実質ダブル主演
なのだが相手が大手芸能事務所のアイドルだからか彼の単独主演という扱い。
それが不満だったけれど、作品がいまいちだったからどうでも良くなった。
今回が堂々の長編映画初主演で、良い印象の映画だったことに満足。
エンドロールは 『いま、会いに ゆきます』と スゴく 似てて 懐かしく 思い出しました。テーマとか 季節や ヒマワリ畑も。。似てましたね。
純粋で 温かく 前向きで 美しい 内容でした。「余命宣告」 1日でも 長く 生きてほしい。両親、その事を 知らされた 親友、彼氏。の 切実な想い。当事者 萌ちゃんは 青春 真っ只中。やり残すことなく 青春を 楽しもう。と。。やりたい事は 全て やりきったんじゃないのかな。。「余命」を 宣告される辛い想い。諦めと 前向きな 姿勢で 活発で とても 明るく 振る舞ってましたけど。とても 強い精神力でしたね。最期の 息を 引き取る 瞬間は 両親、親友、彼氏に 見送られました。。悲しんだけど とても 美しく 描かれていました。日向くん。。実母の死。 それから間もなく 萌との 出逢いから 短かった 彼女の死と。。壮絶でしたね。彼女の為に やってあげられる事は 全て やってあげたんじゃないのかな。。真っ直ぐで とても いい奴でしたね。萌ちゃんも 天国から 応援してくれた みんなに 幸せを 送り届けて いるんじゃないのかな。友達も 親友も 彼氏も。。夢を叶えていて。実は。。日向くんの ほうが先に。。って そこは 何か すでに 2人には 『赤い糸』で 結ばれて いた気が しましたね。そういう 運命 宿命 だったのかな。この 映画は なんか 沖縄県人会。。って そんな 繋がりが あるのかな。。って。主人公の あみちゃんや 郵便局員の 黒島結菜ちゃん そして 主題歌担当の ORANGE RANGE。 そして エンドロールは。。何か 大ヒットした 竹内結子と 中村獅童 主演の 『いま、会いに ゆきます』の映画の エンドロールを 観てるようでした。どちらも ORANGE RANGEの 主題歌と 絵コンテの 映像が とても 似てて。。あと 作中の 6月の季節とか。ヒマワリ畑とか テーマも よく似てたので。ふと 思い出しました。懐かしいですね。。ストロベリームーン。美しい心、みんな 真面目で 汚れた心や 気持ちも 一切なく 全て キレイな 内容で いい作品でした。涙が 溢れ出ました。
原作とは全くの別物です
画は本当に美しいですし、主演の若いお二人も(どうしても「めぐるちゃんと風希くん」に思えてしまうけど)フレッシュで素敵です。
(原作は未読で鑑賞し、後追いで読みました。)
ある意味定番の「余命+恋愛」ストーリーで、奇をてらわず正攻法で描き切りました。
なので死の場面なども逆に古風な描写となっていますが、そのわりに主人公の内面・・自らの死をどう受け止め、向き合ったのか。生まれて十年かそこらで突然、「死」という運命を背負わされた「悲しみだけでは片づけられない」葛藤が抜け落ちてて感情移入がしにくいです。
當真あみさんは病気メイクをせず、スッピンメイクだったことや病気の描写がほとんどなく、何の病気なのかわからないだけでなく、悲壮感もなく亡くなりそう?には見えないのが難点といえば難点です。
また、最後の「手紙in手紙」は二重底みたいな展開でややくどく感じました。麗への手紙で感動した観客は肝心の日向への手紙につい「またやるの?」と思ってしまいますし、それを読んだ日向が何を思ったのかもわからず、肩透かし感があります。このまま話が終わってしまっては、麗があまりに可哀そうな気がします。
友情なのか愛情なのか、(ストロベリームーンなのかひまわりなのか)どっちつかずで残念です。
全般に「泣かせるまでの盛り上げる演出」が上手くなくて、盛り上がりそうなのに「ふっ」と抜けてしまうような印象でした。
當真あみさんはお人形さんのようにかわいいですし、親友役の池端杏慈さんの演技は秀逸。今回の掘り出し物?です。
ちなみに、公開後二日目の土曜日10時の回でしたが観客はなんと中年のおじさん3名だけ。ほぼ貸し切りでした。この作品を見る層は「チェンソーマン」や「国宝」に流れたのでしょうか。
追記
小説を読みました。
ティーンエイジャー向けに振り切って書かれていて、わかりやすくシンプルになっているので、小説の方が素直に感動出来ます。
読後感じるのは、映画はふたりの設定以外全くの別物だということです。
原作改変というのは映像化の一番の課題であり、デリケートな問題です。原作は若い二人の淡い初恋の日々を切り取ったようなリアル感が魅力ですが、映画化にあたり「映画的に仕上げた」場面がやはりかなり違和感があったところばかりで、なるほど。とは思いました。作り手の肩に力が入りすぎたのかもしれません。
愛があふれています。
素直によかったです。二人の愛がこれでもかというくらい押し寄せてきて、愛があふれています。泣き所は3か所。①ひまわりを病院の窓の下に咲かせたところ。②萌が息を引き取ったところ。③未来への手紙が届きそれを読んでいるところ。久しぶりに泣かせてもらいました。また、特典映像のORANGE RANGE「トワノヒカリ」もよかったです。
直球ど真ん中の、愛と死の物語です。
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入学式の最中に教室で初めて二人が会話をするシーンだけは「やり過ぎ」感がありましたが、あとはどのシーンも素晴らしい。こんなに爽やかで健やかでまっすぐ綺麗な映画は久しぶりです。
若い男女の恋愛のみならず、親子、夫婦、親友、男友達間の、温かく美しい愛情がたくさん詰まった映画です。ユースケサンタマリアさんと田中麗奈さんが秀逸・抜群の演技でした。
また改めて自分が五体満足・健康であることに感謝の念が湧きました。人間関係でクヨクヨしたりするのは愚かで小さなことだと痛感しました。
直球ど真ん中の、死が愛する二人を分かつ恋愛物語です。何度も泣きました。是非お薦めします。
泣けそうで
泣けなかった笑笑
まあ泣かんでもええんやけど🧐
手紙のシーンも君の膵臓を食べたいのシーンと比べながら観てしまっていた。
違いといえば死期がちかいことを周りが分かりすぎてたことかな。その分泣けなかったのかもしれない。
でも當真あみさん、齋藤潤さん、池端杏慈さんの演技も良かったし、杉野遥亮さん、中条あやみさんも良かった😎
ユースケサンタマリアさんと田中麗奈さんの夫婦が個人的には印象に残りました。
ひまわり畑のシーンや病室のシーン、ストロベリームーンのシーンも良かったけど、、、
もうちょい😛笑笑
頑張れ酒井麻衣監督😎
泣けますし、しっかり伏線が回収されてます
主役の當真あみさんは舞台挨拶の髪型より作中の方が良かったと思います。
私服衣装はすごくかわいいです。自分で買いに行ってるとは思えないので
お母さんの影響か?でもお母さんの衣装は普通です。
今後の成長が楽しみな女優さんです。
共演の池端杏慈さんも良かったです。表情がいいなぁと思った。
伏線回収についても、びっくりするようなデンデン返しはないですが
心温まり泣けます。
演者の泣きシーンもしっかり長尺でもらい泣きします。
映画を見る側で考えてください。と言ったところがなくストーリーも
分かりやすくて良かったです。登場人物が少ないのも良いです。
日向と麗が引っ付くことは無いんでしょうね。あの感じだと・・・
天国の萌はそうなるほうが喜びそうだけど。。。
13年後のお手紙は、お父さん、お母さん、お友達の2人の男の子には無かったのかな?
気づいたら何度も涙が止まらなかった
クラシックだけど、そのクラシックさが美しい。とても良い映画だった。楽しくて、切なくて、そして本当に泣けた。
ラストはもう何度も心をえぐられて、気づいたら何度も涙が止まらなかった。劇場中からすすり泣く声が聞こえてくるほど。
主演は當真あみ、斎藤潤、杉野遥亮、そして中条あやみ。
物語は、病弱で家の中で過ごすことが多かった少女・桜井萌(さくらい もえ)を中心に展開する。裕福な家庭で何不自由なく育った彼女の願いは、ただ「友達を作ること」。
その願いを叶えるため、両親は同年代の少女・うららを家に呼び、二人は親友になる。しかし、ある日萌は医師から「余命半年」と宣告される。そんな帰り道、道で子どもを助ける少年・日向(ひなた)を見かけたことがきっかけで、「高校に通いたい」「恋がしたい」「残りの時間を精一杯生きたい」と強く思うようになる。
この作品は、王道の恋愛映画でありながら、純粋さ・希望・夢、そして若さゆえの無垢さで満ちている。物語は、大人になった日向の視点と、過去の萌の視点が交錯しながら進む。
テンポの良い演出、青春のきらめき、家族や友情の温かさが丁寧に描かれていて、細部まで本当に繊細で美しい作品だ。
前半は穏やかで、後半に進むにつれて涙腺が崩壊する。
私は中盤あたりからすでに泣いていたけれど、後半は完全に号泣。『君の膵臓をたべたい』『四月は君の嘘』『月の光が君に輝く』などと同じ系統の物語だが、どれだけ似た展開でも、やはりこの手の作品には弱い。ラストは涙が止まらず、心がぐしゃぐしゃになるほどの切なさだった。
タイトルの「ストロベリームーン」は、「恋人同士が一緒に見ると永遠に結ばれる」という言い伝えがあり、それが萌の夢そのものでもある。とてもロマンチックで、美しく、悲しいモチーフだ。
俳優陣も素晴らしい。
當真あみちゃんは今の若手女優の中で間違いなくトップクラス。可愛いだけでなく、演技が自然で深く、若い頃の広瀬すずを超えるかもしれない。制服姿のあみちゃんは本当に眩しくて、すべてのシーンで観客を惹きつける。
斎藤潤くんも優しさと爽やかさが溢れていて、二人のケミストリーは最高。彼らが共演した『ちはやふる めぐり』を思い出すほどの相性の良さだった。
うらら役の池端杏慈ちゃんも印象的で、萌の両親を演じた俳優陣も本当に素晴らしかった。友人たちも物語をより豊かにしてくれた。
映像は美しく、ライティングも柔らかくて、
當真あみの魅力を最大限に引き出している。
まさに彼女の代表作になる一本だと思う。
今年一番心に残るラブストーリー。
温かくて、優しくて、そして胸が締めつけられるほど切ない。これからの當真あみ、斎藤潤、池端杏慈の活躍が本当に楽しみ。
王道、されど王道
ベタベタな王道ラブストーリー。
でも、それがいい。これを見たくてこの映画を見たまであるので満足度は非常に高いです。
ベタなラブストーリーながらも上映時間2時間を感じさせない構成。テンポがとても良い。
ストーリーはぜひ映画を見て欲しいと思いますが、「君の膵臓をたべたい」や「四月は君の嘘」、「今夜、この世界から恋が消えても」などの系統が好きな方には言わずもがな刺さると思います。
特にこの作品で素晴らしいと思ったのはキャスト陣のお芝居だと思いました。
まずは主演の2人。直近でも「ちはやふる~めぐり~」で共演があった2人です。
ちはやふるの役柄よりは2人とも幼さがあり、学生のピュアさがとても引き立っていました。
日向役の斎藤潤くんが畑の中で感情を抑えきれなくなるシーンはとても良かったと思います。
主人公の萌を演じた當真あみさんも悲しさを表に出さない強さをもつ萌の役柄にはぴったりだったと思います。
脇を固めるキャスト陣も豪華で、大人になった主人公の周りを演じていた方々が豪華で驚きました。出てくるシーンはあまり多くないのにすごい...
黒島結菜さんなんてこれだけでは勿体無いくらい登場シーンは少なかったです。(とても意味のある配役でしたが。)
主演の2人を含め、豪華なキャスト陣でしたがその中でも萌のお母さん役の田中麗奈さんの演技にとても引き込まれました。ボクは多分この方にこの映画で泣かされたと思います。本当に素晴らしかったです。高架下のシーンは涙を拭くことを忘れて見入っていました。
作品全体的にとても好みの作品であり、星5をつけたいところではあるのですが本当に細かく少しだけ気になってしまった点が...
作中のゲームセンターのシーン、2012年設定でしたがここ最近のゲーム機器や最新型の自動販売機が写っており少しだけ世界観から逸脱してしまったと思いました。
その部分を差し引いて星4.5で。
とても良い作品であることは間違いないです。
全49件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。










