ストロベリームーン 余命半年の恋のレビュー・感想・評価
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月が苺のように赤く見えるわけではない
2025年映画館鑑賞106作品目
11月3日(月)イオンシネマ石巻
ハッパーマンデー1100円
監督は『はらはらなのか。』『美しい彼 eternal』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』『恋を知らない僕たちは』『チャチャ』の酒井麻衣
脚本は『おっぱいバレー』『劇場版 そして、生きる』『おとなの事情 スマホをのぞいたら』『余命10年』『メタモルフォーゼの縁側』の岡田惠和
ロケ地
愛知県豊橋市
河合屋
豊橋医療センター
豊橋福祉村簡易郵便局
明治屋醤油
静岡県静岡市
静岡県遠西女子学園
旧エンバーソン邸住宅
粗筋
舞台は常盤市(架空)
桜井前は小学校初登校で椅子に座ったまま心臓の病で倒れてしまう
学校には通えなくなり自宅で療養を余儀なくされる
昼は母に給食のメニューを作ってもらい父に教科書で授業を受けた
中学生になり友達がほしくなった萌
唐揚げ屋から出前を取り届けにきた同い年の麗と友達になった
高校生活を送りたいという願いが叶い高校に入学した萌ではあったが余命半年を通告されていた
16歳の誕生日を迎えることができるか微妙
クラスメイトになった初恋の佐藤日向に時間がないので前倒しで告白した萌
なんやかんやで強引に付き合うことになったが萌は命僅かなことを日向に秘密にしストロベリームーンを二人で観た夜に別れを告げた
僕はこのての話が好きではない
「なら見るなよ!」とウマ娘の熱狂的ファンは抗議したりするのだが彼らと自分とでは違う人間なのだ
嫌いだけどおそらくそれでも好きなんだろう
ネット民と違い白黒右左はっきりしないのが凡人と言える
例えば虚カスがアンチ巨人の書き込みが気になって気になって仕方がなくチェックして勝手に腹を立てているような←違うか
中学生のとき保育園から一緒だった幼馴染の同学年の女子が病気で突然亡くなったことが影響しているのかもしれない
「男子も掃除マジメにやれよ」と言ってくるタイプではなく特別親しかったわけではないが人生における重大ニュースの一つだった
巷では『鬼滅の刃』だ『チェーンソーマン』だ『国宝』だと言われているが旗日と月曜日が重なったせいかこの作品もわりと客が入っていた
二人連れで席を取る場所が目立ち若いカップルが多かったような気がする
運悪く同じ列の席で少しは離れていたが最初から終盤になるまでヒソヒソ話を続けていて耳障りだったが好きなことには集中力があるため映画鑑賞には大きな影響はなかった
ネットで実況行為というものがあるがそれは書き込みだから許せるのであって映画鑑賞において観客の雑音つきともなると話が違う
もちろん全てではないしホームドラマなら当然あり得ないが若い男女の恋愛物語だと邦画の場合は
家族が描かれることが(うまく言えないが)希薄になっている傾向を感じる
海外の映画やドラマだとそんなことはない
特に韓国はガッツリ描く
物語を作る側の文化人の家族に対する考え方が日本と韓国では大きく違うのだろう
だがこの作品では萌の両親の悲しみをしっかり描いている
それでも萌の提案で悲しい顔をするとポイントがつき貯まると罰がある家族のルールが敷かれていた
河川敷の跨線橋の近くに車を停め電車の走る音に萌の母親の泣き叫ぶ声が掻き消されるシーンは秀逸
その一方で日向は母を早くに亡くし父は醤油作りの寡黙な社長だった
萌の親友の麗は日向と幼馴染で麗は日向に想いを寄せてはいたがそれを誰にも言わずに隠し萌の恋を応援した
麗は日向と違いなんでも話せる親友として萌がもう長くないことを本人から知らされていた
日向の二人の親友フーヤンとカウケンも協力的
カウケンは麗が好きなことも手伝って
おそらくフーヤンも
友人が良い人すぎると指摘する者がいる
確かにそうかもしれない
だがそれはヤフコメなどでネガティブな情報ばかり吸い取って心がどす黒いタールみたいなもので汚れきっているつまらない大人だからだと自分は想定する
例を挙げるなら相合傘に雨代わりのシャワーをかけてふざけるシーンはあり得ない
だがそれが青春というパッションというもの
萌という特別な事情がある
本心はともかく多くの人々は(特に10代は)人に好かれたいし嫌われたくないので平気でピエロを演じることもできるのだ
人を少しでも幸せにさせている実感は社会に生きる人間にとってかけがえのない喜びであるはず
萌は奇跡が起きることはなくほぼ予定通りに天国に旅立つ
日向はギリギリセーフ
萌の最期は笑顔だ
アンハッピーエンドかもしれないが決してバッドエンドではない
未来に託した萌の手紙を日向が読み上げたラストも良い
萌の絵日記的なものが次々と紹介されるエンドロールも良い
原作では萌の病名がはっきり記されているようだが映画ではそれはない
医療関係者や自称医療関係者からのクレームを避けるためだろう
あいつらは本当にめんどくさいし野暮
病気のわりに命僅かな病人には見えない
告白のシーンなんてとても元気だ
不自然かもしれないが人は死が近づくと元気になるらしい
萌の場合は極端だがこれは作り話だし映画だし映画はファンタジーだ
現実から離れて楽しんだ者が勝ち
ビビさんもレビューしていることに驚いた
全国のイオンシネマで隈無く上映されるタイプはあまり鑑賞しないイメージだ
宮城県ならフォーラム仙台でしか上映しない若しくは東北では上映しないタイプの邦画ばかり観てる印象
レビューはいつも極端に短く具体性に欠ける
レビューとしては失格だ
おそらく削除対策だろう
それが仕事じゃないのになぜ自分に合わない映画に金を払いイライラしているのか理解に苦しむが変態なら仕方がない
ビビさんはおそらく海外の伝記映画(特に音楽関係)が向いていると思うが
こうしてみると日本人はこういう話が好きなんだと
それを思うとディズニーが人魚姫を改変し事もあろうにハッピーエンドにしてしまいしかもそれが当たり前になってしまった昨今がとても悲しい
のび太の幼い従姉妹じゃなくても泣けてくる
配役
余命半年を宣告された女子高生の桜井萌に當真あみ
萌の幼少期に西原紬
萌の初恋の相手でのちに高校でクラスメートになる佐藤日向に齋藤潤
実家の醤油工場の手伝いをしながら小学校で教師をしている日向の成人期に杉野遥亮
萌の親友で日向の幼馴染の高遠麗に池端杏慈
警察官になった麗の成人期に中条あやみ
日向の親友のフーヤンこと福山凛太郎に黒崎煌代
フーヤンの成人期に泉澤祐希
日向の親友のカウケンこと川村健二に吉澤要人
カウケンの成人期に伊藤健太郎
「からあげ元気堂」の店主で麗の母の高遠晴美に池津祥子
「佐藤屋醤油工場」の社長で日向の父の佐藤修に橋本じゅん
萌の母の桜井美代子に田中麗奈
大学で教授を務める萌の父の桜井康介にユースケ・サンタマリア
醤油工場のベテラン従業員のマスオに野添義弘
高校時代の担任教師の山下に西洋亮
日向の教え子の小学生に長尾翼
路上で泣いている少女に小井圡菫玲
UFOキャッチャーの少女にかんりんか
霊園の抽選会場の司会にもろいくや
小学時代のクラスメイトに小吹奈合緒
ただ悲しいだけではなかった。
悲しい一辺倒の作品かと思いましたが、序盤は當真あみさんがコミカルな演技を見せてくれました。
キャストについては、當真あみさん、斎藤潤さん、池端杏慈さんの演技力が素晴らしいかったです。
當真あみさんは、終盤、かなり痩せた様子で、役作りの努力、素晴らしいです。また、コミカルなシーンもシリアスなシーンもその演技力に惹き込まれました。
斎藤潤さんも好青年の役柄で、ぴったりのハマり役でしたし、事実を知って葛藤する姿は本当に心に残りました。
池端杏慈さんは本作で初めて存じ上げましたが、表情のつくり方がとても上手で、話し方や髪型も役柄にぴったりで特に印象に残りました。
あと、田中麗奈さんはなっちゃんのイメージが残っていましたが、最近はお母さん役が増えました。
本作の鉄橋の下の車内で号泣するシーンは忘れられません。
本作、途中で主人公がポストを凝視するシーンが気になったのですが、素晴らしい伏線回収でした。
終盤、涙でスクリーンが見えませんでしたが、ただ悲しいだけではなく、瞬間を懸命に生きることの素晴らしいさを教えてもらいました。
美しい友情物語だった
余命半年にしては元気だ、なんて言わない。おじさんが見るには恥ずかしい映画かなと思ったが、若い俳優の爽やかな演技と、ベテラン俳優の抑えた演技で、最後まで周りの目を気にしないで見ることができた。ても、自分が主人公の男子だったら、この設定は辛い。女性の両親も辛いよ。友人たちが、みんないい人過ぎる。
萌の天真爛漫(言葉が合うかわからないが(笑))いいね😄
感動するかな〜っと期待をしながら鑑賞‼️
メインではなかったが良いお話でした。
一番涙腺刺激されたのは医者から「そろそろ心の準備を」と言われた両親のシーン(ユースケ・サンタマリアさんと田中麗奈さん)。
母は帰りの道中に人気のない川下へ車を止め溢れる悲しみを止めれずにいると夫から電話、以前娘が気に入った霊園の抽選に当たった事の報告だった、夫に医者からの言葉を伝え二人とも溢れる悲しみがなんとも😢。
なんのしめしあわせかタイミング良く死が近づいて来てる感じと二人の気持ちを考えたら涙腺刺激されまくりました(私は一人もんだがね(笑)それぐらい気持ちに同調しました)。
記憶には残らないかな
主演の方の他の作品が良かったので観てみました。
親目線で見ると良い描写も多かったです。
田中麗奈さんは美しく、演技も表情が素晴らしかったです。
良い人しか出てこない話なので、大人が見るとファンタジーのような世界観でした。
原作はこの続きがあるそうですが、映画化しても盛り上がらないでしょうね。
しかし、現実的にはこの続きこそがリアルで見るべきところではないかとも思う。
本作の見どころの一つは衣装や小道具。
良かったです。
このような若者向けの映画を見に行くとたいていマックを持ち込んでガサガサとポテトやら食べる人がいたりマナーの悪い若者がいて嫌な気分になります。
イオンシネマ、もっとちゃんと注意してくれ。
私は席を立ってわざわざ言いに行って、責任者にも報告してるよ。
マナーを守る人が不快になって映画に集中できない映画館は嫌いです。
夢を語れることは幸せなこと
この映画を端的に要約すると、病弱な女の子が勢いで恋愛する映画。
前半見ているこっちが恥ずかしさを感じるような、懐かしい気持ちを感じる描写が続くが、次第に伏線回収がなされて気持ち良い。伏線回収をひとつ一つ挙げていくのは野暮だからしない。
未来があるからこそ、夢を語れる。日向は2つの夢をかなえざる負えなかったようなことろもあるだろうが、この萌との出会いが無かったら一方を諦めていただろう。
伝えない優しさは優しくないよ。
周囲の応援がある恋愛だからこそ、最後のシーンは悲しすぎる。
今日が最後の気持ちで恋愛しようね。
正直予想できる展開で心臓に悪いことはほとんどないけど、わかっていても感動できる。
映画化に際して原作を削ったところが気になる。
杏ちゃんの透明感がすごい!大変味わい深い作品だ
當真あみさん、齋藤潤くん、池端杏慈ちゃんの3人のキャストがいいですね。
どこぞのお姫様のようなメルヘンチックな雰囲気で、現実離れしているような違和感はあったのですが、逆にか弱さを表現しているようにも感じました。
病院の近くのヒマワリには驚きました。病院の許可をもらったのか分かりませんが、ヒマワリがまぶしいくらい感動しました。
そして、日向が病院を帰った後、突如体調が悪化する萌に日向は完全に逆を突かれます。このタイミングはすごかったです。
最後の手紙もありがちですが、グッときました。
麗(うらら)たちが萌をバス停で祝福する場面で、麗がすかさず「(紙吹雪を)拾って」と言う場面が味わい深いですね。
杏ちゃんもかなり登場していて満足でした。
トワノヒカリ
余命映画は半年に1本ペースであるなーと思いながらも、今作はなんだか雰囲気が良さそうだったので鑑賞。
いや〜めちゃめちゃ好きでした。
余命映画の定番は抑えつつ、従来の作品では無かった視点からの展開だったり、泣かせにこずにじんわりと沁みる方に寄せてくれていたので余計な先入観無しで観れて良かったです。
恋の始まりが一目惚れっていうのも個人的にはズキューンとくるシチュエーションで、車の窓から子供を助けていた男の子にときめき、それまでは繕っていた笑顔から満面の笑顔になり、残りの人生に思いっきり生きてやろう!と光が灯るシーンがしっかり映像になっていて美しかったです。
友達作りというところでもデリバリーで来てくれた麗と運命的な出会いで長いお付き合いになるってところも青春してるなーと思いました。
高校での初顔合わせで思わず感情が声に出てしまって慌ててしまった萌が抜群に可愛かったですし、2人きりの空間でドギマギしているのも初々しいですし、焦りまくって速攻告白してしまい頭真っ白になる萌がこれまた可愛いですし、それに対してポカーンとなってしまっている日向もとてもキュンです。
そこからの体育館目一杯使った告白も超尊いですし、相手のことを尊重するあまり断る事を考えつつもやっぱりと踏み進む日向がカッコよくて、こんな告白のシチュエーションが実際にあったらなぁー!と思ってしまいました。
そこからの恋人ならではの距離で色々と遊んでいく様子は微笑ましいですし、手が触れるか触れないかの距離からの手繋ぎとかベタですけどめっちゃ好きで思わず声が出そうになりました。
一緒にストロベリームーンを眺めにいく時の青春感ときたらもうたまらなくて尊死しそうでした。
ストロベリームーンが登場した時はよく出てくれました!とストロベリームーンを讃えていました。
今作では萌の両親の視点があるというのが従来の余命映画とは違う点だなと思いました。
余命わずかな娘を想いながらも、娘の気持ちをたくさん尊重しての生活で、眺めの良いお墓が当たった事を喜ぶと同時に娘の死期が近づいているという残酷さもあったりとで胸がキューっとなりました。
日向との関係性なんかも一度は突き放しつつも、萌のためという事で日向と共に起こした行動なんか絶景すぎて最高でした。
病室のシーンで昂らせるのではなく、じんわりと、それでも確かに終わりに向かっていく容赦のなさを余す事なく描いていたところにも好感を持てました。
大人になってからの日向と麗視点があったのも素晴らしく、心のどこかで萌を想っている日向の表情も良いですし、一歩踏み出そうとしている麗の行動も良いですし、時代を超えて届く手紙で感動に持っていくところも素晴らしかったです。
大人になっても仲の良い友達と飲み交わしているところなんか超良いなと思いました。
ORENGE RENGEの主題歌は往年の名作の雰囲気を思い出させるかのようでしたが、この作品に合ってたかと聞かれるとちょい微妙だったかなと思いました。
好みの問題だと思うのですが、しっとりしたバラードの方が合ってた気がします。
多少のご都合展開はありつつも、その展開すらも眩しい方向へ向かっていく気持ちよさがありますし、たくさん笑えてたくさんジーンと来てとても良い映画だったなと思いました。
鑑賞日 10/22
鑑賞時間 9:50〜12:00
泣くに決まっている。
やっぱりこのタイプのお話は爆発的な"泣"がありますね。王道だけど、物語の進め方がうまく、引き込まれました。
予告を見てどうなるかわかってる物語。本編でも、最初からその時が近づいていることを言っていたので、
萌ちゃんの一つ一つの言葉、行動を噛み締めるように見ていました。周りもとても良いよね。
うららちゃんの本音みたいなものがどこかから出てくるのかと思いきや、ずっとええ子。
家族、友達、日向と萌の2人。この日々が
ずっと続いて欲しいと客観的に見ても思うし強く願ってしまうのに、この登場人物たちの気持ちを想うと感情移入が止まらず、彼女が逝ってしまう瞬間は本当に苦しかった。
キュンキュンしたりほっこりしたり
号泣したりとテンポの良い映画でした。
音楽だけくどいところが3回ほどあったのでそこがマイナス。感動的な音楽なんだけど、こんな風に感じない映画もちゃんとあるから評価は下げておこうといったところです。でも観てよかったです。女の子可愛いすぎる。
こんな青春で恋愛をしたら次の恋なんて難しい
予告で気になって鑑賞しました!
子どもの頃から病弱で、家の中だけで過ごしてきた桜井萌。
15歳の冬、余命半年と医師から宣告される。
家族が悲しみに暮れるなか、高校に通うことを決意した萌は、同じクラスの佐藤日向に突然告白。
恋人同士となって少しずつ距離を縮めていく2人は、萌の誕生日に“好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる”という満月「ストロベリームーン」を見に行く夢を叶える。
しかしその日を境に、萌は音信不通となってしまう。
萌が消えた理由とは。
そして13年後に明かされる、萌の思いとは……。
というのがあらすじ!
観てて思ったのが甘酸っぱいですね!
男女それぞれの手を繋ぐための練習とか相合い傘するための練習してるシーンとかあってかなり微笑ましかったです☺️
みんないい友達だよ…
青春してるな〜と思ってましたしちょっと羨ましいぐらいです!
だけど湖ではファーストキスしなかったのがもったいないよ…
その後に全てを知って病院でできたのはよかったですね〜
でも病院に向日葵をおそらく植え替えてきてると思うんですけどちゃんと許可を取ったのか心配になりました笑
おそらく電車で話してたところから持ってきたっぽいですけど…
10往復だけですむ量じゃないよとも思いましたし笑
そしてまたねと別れた後に急変!
間に合うか心配だったけど間に合って言葉をかけれてよかったですね!
でも日向は前に母親を、そして今度は萌になるんですけど大切な人を2人もなくしてるのはつらすぎないかなと思いました…
自分だったらメンタルやられそうです
最後は13年後に未来郵便で手紙が届きましたけど感動しましたね
最初に恋をしていたのは日向!
どこかで会ってそうと思ったけど病院で見かけていたんですね!
高校時代にこんな青春を過ごしてしかも恋愛したら次の恋は難しいですよね…
しかも好きだった人はなくなってるわけで…
なんとも言えない気持ちです
若手俳優の人たちの演技はよかったです!
それに感動できるいい映画だったと思います!
ありがとうございました😊
生きることとは
余命半年で一生分の恋をする姿と
時間がとても濃密。
学生らしく恋も友情も沢山詰め込んで
ありキラキラした楽しさと切なさもある。
付き合いたての日向と萌のテンポが
まるでダイジェストのように魅せる
技術は上手。
日向も萌も良かったが個人的には
麗役の池端杏慈さんかMVP。
自分の気持ちを抑えながら応援する
姿と行動はとても愛しかったが胸も
締め付けられる程苦しかった。
病院の敷地に向日葵をいっぱいに
するシーンや未来郵便の所は好き。
生きることとは、それまでに出来る事とは
死生観を問われた。
「歳を重ねれば涙腺が緩む」と言うが…
映画としては、「余命」「恋愛」「友情」と、ありきたりなもので、“泣ける材料”は揃っているものでした。
その泣ける素材を生かすも殺すも監督の腕の見せどころではありますが…
おそらく、若い年齢層が心に響き泣けるように作ったのではと思いました。
というのも、歳を重ねるといろいろな知識や情報が積み重なり、どうしても現実の社会と比較してしまい…
その比較で言うと、この映画はツッコミ所が多く、そのせいで涙腺がキュッと閉まって泣けなくなってしまいました。(ほぼずっと両親とのコミュニケーションで育ってきた子があんな風にコミュニケーションをとれるところだったり、余命いくばくもない割には元気すぎたり、教師は副業が禁止されているのに掛け持ちをしていたり、向日葵を運んだことだったり、2人が日直で黒板を消すシーンの時計と明るさだったり、一般人が授業中?に車で校内に入って来てのクラクションだったり)
野暮なことを言わず、ツッコミ所を気にせずに観られたら、しっかりと泣けたのだろうとは思いますが、どうしても気になってしまいました。
素材はシンプルなだけに、シンプルな料理でいいところを、自信がないからあれもこれも足して「これじゃない」になってしまった、というところでしょうか。
「オムライス作ってあげるね!」
と言われて、薄焼き卵のオムライスを想像していたところ、ドヤ顔でふわとろオムライスのシーフードクリームソースがけが出てきた、といった感じです。
シンプルな素材での映画、難しいんでしょうね。
「おいしい」より「おしい」が目立つ映画でした。
前半の
明るい設定が、後半の悲しみとのギャップを生むので、より辛いものになってますね。でも、全員が基本的には前を向いている感じが良いです。あの花は10回往復だけで運べるのでしょうか(笑)
生きてたら16歳
評価高いなぁ。
またアイドルの男の子が出てるんだろうな。
あれ、カラオケ行こ、の聡美くんや。
泣きました。
泣かせようという予告編を観て
泣きにいこうと観に来た観客を
しっかりと泣かせてくれる。
これでええ(七人の侍の爺さま風)
コメディだと思わせて笑えなかったり、
すれ違いすれ違いの末に結局会えなかったり、
結局すべて作り話でした、だったり、
そんな映画よりも
泣きたい人を泣かせてくれる。
それでいいんです。
リアリティなんかなくても、
観たいものを観せてくれれば、
主人公の女の子が魅力的だったら、
そんなものなんだっていいんです。
當間あみちゃん、かわいかったな。
病人に見えたり見えなかったり、
儚さも華やかさもあって、
小学1年生も演じられたんじゃないかな。
親友の女の子もよかったな。人気出るだろうな。
當間あみちゃんと斎藤潤くんのふたりで、百恵ちゃんと三浦友和みたいに純愛物シリーズで作ってくれないかな。伊豆の踊り子、潮騒、、、。
心が洗われるような純愛物語、このふたりならこれからも見ていきたい。
伊藤健太郎と黒島結菜あれだけ。意外と豪華キャスト。
娘が入るお墓の抽選に当たる。つらい。
ユースケ・サンタマリアと田中麗奈のあのシーン。
子を持つ親の気持ち。号泣。
最後、もうひと泣かせあるかと思ってたら、「ありがとう」
あぁ、いい終わり方だな。
だったのに、歌要らない。
綺麗な映画
映画の始まりが、大人になった日向と麗なんですよね。
で、その様子を観ていたら麗の恋を応援したくなりそうだったの。
予想されるストーリー的に、麗の恋心を応援したくなるのは辛いかななんて、思いながら見始めたんです。
だけど、気付いたら麗は良い子だなって思っても、麗の恋心を応援しようって気持ちは消えてたの。
なんでかなと考えたら、麗の恋心がほとんど描かれていないんですよね。時々、表情に出るくらいで。
仮に、麗は萌の事が好きな設定だよと言われても信じちゃうかも。
話としては麗の恋心を描いた方が面白くなるのかもしれないけど、描かない事でより綺麗な映画になったと思います。
それともう一つ綺麗な映画に感じた要因が、病気に苦しむ様子をあまり描かなかった事だと思うんです。
賛否両論有ると思うけど、闘病生活を観たいわけではないので、私はこの映画くらいの表現が好きかな。
『10万分の1』みたいに病気としっかり向き合った青春恋愛映画も好きではあるのですが。
逆にやりすぎなシーンも有るんだけど、病院のひまわりのシーンなんかは映画的で凄く好き。
さすがに湖で水に入るシーンは心配になっちゃったけど。
そんな感じで、割り切って描かない所と、やりすぎなところのバランスが私好みの綺麗な映画でした。
既視感ありあり
當真あみのファンでレビュー評価が高いので見てきました
既視感ありありで設定も粗すぎて全く感情移入できず
①余命半年の人間があんなに元気に学校に通えるわけがない
②小学校の先生と掛け持ち?教師の重労働をなめ過ぎ
③向日葵あんなに持ってこれる訳ないし病院も大迷惑。勝手に盗んできたの?
④病気の主人公が恋人に「またね」と言ったら急変するのお約束
⑤死ぬ間際なのに酸素投与してないの?そもそも急変を見舞いに来た家族が発見するなんて普通ない
感動できるのは大学生くらいまででしょうね
似たコンセプトなら君膵の方が100倍泣けました
それでも涙は流れていました
ちはやぶる めぐり が 大変面白く好きでして
その主演の2人が出てるので楽しんで観たんです
ストーリーは ツッコミどころ満載ですが
泣かせのモノローグでは まんまと泣きました
余命僅かと言われて あんな風に振る舞う姿は 理想的です 悲しむのはもったいないから 笑っていたい そう思えれば最高です
萌は強い だからこそ悲しい
講堂でのシーンは 良かった 意外とコメディエンヌもイケるんじゃなかろうか
ユースケの衣裳がよかったなぁ 少女漫画の父親って感じ
日向の友達役の黒崎煌代さん いいね 見た瞬間 山根ーって思っちゃった(今日の空が〜も好き)
まだしばらくトウマアミブームは 僕の中で続きそうです
高校生の切ない恋に泣くとき
高校生の切ない恋に思わず涙ぐんでしまいました。萌役の當間あみさんの切なさが伝わってくる演技が、とても良かったです。日向役の斎藤潤さんの頼りなさそうな役柄もはまってました。(2人の初デートはカラオケに行くと思ってましたが...😅)
萌の両親役のユースケ・サンタマリアさん、田中麗奈さんの娘をいたわる気持ちがヒシヒシと伝わってきて、特に高架下での麗奈さんの号泣シーンは私もグッスンしてしまいました。
中学、高校生時代の麗役を演じた池畑杏慈さんの萌を応援する姿にも心うたれました。
作品全体を通して嫌な人物が誰一人いませんでしたし、日向の友達たちも良い性格の子たちで気持ち良かったです。
私は、黒島結菜さんが出ているシーンが分からなかったのも😢でした。(←郵便局?)
主人公のラブストーリーだけでなく、友人・父母も魅力
予告編を見る限り、余命半年を宣言をされた當真あみのラブストーリーくらいの印象でしかありませんでしたが、親友・父母の人物像もとても素敵な良い作品でした。
もえ(當真あみ)とひなたくん(齋藤潤)の恋愛初心者の2人の日常が甘酸っぱくもあり、余命半年宣言を受けてるからの話のテンポの早さも観ていて心地よかったです。
またそれに関連する親友の恋の応援。
こういったラブストーリーものには大体悪いやつが登場するものですが、この映画は親友が皆良い人すぎます。笑
それぞれの脇役キャラにもちゃんと意思を持っていて、観ていてかっこいいキャラが揃ってます。
日向くんの恋を応援するのに、理由なく付き合ってくれるこれぞ男の友情となる友人達。
もえの一番の親友で、もえの考えが違っていると叱責してくれる女友達。
とても良いキャラクターとして描かれてます。
最後にもえの余命を知ってるがゆえに、もえのやることを全面的に応援している父母。
「彼氏と出かける為に嘘つくようになっちゃったか、、」というユースケサンタマリアのシーンが自分は一番泣けました。
こういった持病を抱える娘がいる物語は、父母は箱入り娘とさせようと話が展開しがちですが、ストロベリームーンは娘のしたい事を優先、娘の一番を願う事を考える父母で、とても素晴らしい家庭でした。
願わくば、夏前に見たかった映画かな。笑
とても良き作品です!⭐︎5!
元気ハツラツ余命半年~ 最初の恋・最後の恋!
6月の満月の夜 ストロベリームーン。恋を叶えてくれる月とも言われているらしい、好きな人と一緒に見ると その人と永遠に結ばれると・・・。
今日は 早速「ストロベリームーン 余命半年の恋」見ましたよ。
元気な病人で余命半年の桜井萌の話。彼女の初恋の彼氏が佐藤日向。
生きてる時間に限りがある彼女は積極的に彼に猛アタックして告白する。
戸惑う彼。そりゃ当たり前で、理由を言ったとしても恋は実っては行かない。
何故 貴方の事が気になるのか、ソコなんだよね。
やっぱり お互いが良いと思える相手のところを伝えないと そりゃ無理矢理くっつけても 空振りでしょう。
余命的な話展開モノは色々と多いが、こんなに元気な病人は過去居なかったのでは無いでしょうか。そう感じます。
主役:桜井萌(役:當真あみさん)、佐藤日向(役:齋藤潤さん)も良かったけど、 友達の高遠麗(役:池端杏慈さん)に目が行きっぱなしで この子は良いなと凄く感じた次第。今後の活躍に大いに期待したいですね。
ちょっと 高校生の甘酸っぱい初恋感は大いにしたのですが、死に直結させるにはあの元気そうな笑顔では そうは簡単に死になさそう(笑)
客席お隣辺りの40代位の女性は、鼻をすすってまして多分泣いてるんだなと分かったのですが、向こう席の端にいた女子高生らしき二人は ずっと何かバリバリ食ってて全く映画の話に興味無さそう。エンディングに入るやいなやさっさと出て行きましたね。
高校生向け内容かと思いましたが、案外今の若い子には受けない気がしました。
終始 良い子ちゃんLOVEですもんね。
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