ストロベリームーン 余命半年の恋のレビュー・感想・評価
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絵本のような恋と親の世界のリアル感
絵本の世界のようでキラキラしていました。現実離れしている…と心のどこかで思ってしまったのか感情移入することはありませんでした。個人的な話なのですが、僕はやはり実話を基にしてつくられた作品が好みのようです。
ただ、両親が悲しい顔を娘に見せまいと明るく日々を過ごしていたり、その日々のなかで溜まってしまった涙をどうにかしようとする場面は苦しかったです。現実を感じられたからなのでしょうね。田中麗奈さんの演技が光っていました。電車の高架下の…ね。
高校生が主人公の映画を親の目線で見るようになっていました。いつのまにか心の年齢も重ねていたようです。萌の人生は高校一年生で終わってしまったけれど、健康体の僕の人生はまだまだ続きそう。残りの人生を萌にあげられたらいいのにな。とも思いました。これもまた、親心のようなものなのでしょうか。
杏慈ちゃんの将来性
ニコラモデル時代からの杏慈ちゃんファンで親子で鑑賞してきました。
杏慈ちゃん目当ての少しミーハーな気持ちがぶっ飛ぶくらい、麗の演技に心を揺さぶられました。
萌と好きな人が同じと知った時の内心の動揺と、でも萌にはそれをいっさい悟らせない強さ。
講堂で輪になって喜ぶシーンで日向と思わず手を繋いでいたことにハッと気づいて慌てて手を離すしぐさ。
デートのバスを見送る時の、2人を応援する気持ちの一方で片思いの苦しみがこぼれる視線。
どのシーンを取っても、強くて優しい、恋する女の子の生きてる「麗」がそこに居ました。
杏慈ちゃんの美貌が演技を邪魔しないのも俳優としてとても凄いことだと思います。ものすごい美少女なのに良い意味でそう思わせない。顔に目が行くより演技が魅力的で目で追ってしまう。
遠くない未来、色々な役を演じるカメレオン俳優になりそう。この先の作品でまたどんな演技を見せてくれるのか、非常に楽しみです。
泣けはしなかった
それぞれの友達もすごいよ?
心が浄化されるような素敵な映画
おそらく先天性の持病があり余命半年と宣告された女の子が、残された短い時間で親友づくり恋人づくりに奔走するハートフルストーリーです。
余命系のラブストーリー?って、感涙お約束演出ありの泣かせ映画っていう偏見が私には根強くあります。自発的に泣くのは決して嫌いじゃないですが、意図的に泣かせようとする作品は大嫌いという偏屈野郎(笑)なので、普通は間違いなく避けて通ります。
ただ、今回は信頼するレビュアーさんが図らずも高評価だったので、まずその星の数だけ見て(?!)鑑賞に至りました。
結果から先に言いますと、ところどころ演出的に分かりやすい穴があるにはあるけど、シーンの作り方がとても純粋で綺麗な映画で本当に良かったと思います。
特にメインの恋愛部分より印象的だったのが、主人公日向くんと萌ちゃん二人を取り巻く人々との関係性(友情、愛情、好意、信頼)。ステレオタイプであるけど丁寧に綺麗に描かれていて、見ているだけて濁りきった私の心が浄化される様なイメージでした。
最後の示唆もとても良いです。萌ちゃんは本当に分かってらっしゃる。私には日向の良い未来しか見えません!
では。
めっちゃ泣ける
もう最高でした。親子愛、友情に恋愛、すべてが美しい。あと映像がエモい。序盤はザ青春って感じで、その合間に「死」を感じさせてくる。萌の両親や親友である麗が表面上笑顔を見せてるけど、心の奥底では「萌とずっと一緒にいたい」という強い気持ちが表情や仕草からひしひしと伝わってきてそれが本当に切なすぎて泣けます。しかし、ずっと話が重いわけでもなく、クスりと笑える部分もあって、見ていて飽きないのもポイントです。
日向との恋愛パートは眩しいぐらいに美しいのですが、どこか儚さを纏っていて、それもまたグッときました。この二人はずっと一緒であって欲しかった、、、。
映画を見て一番印象強いのはあみちゃんと潤くん、そして杏樹ちゃんの演技が本当に素晴らしいことです。マジでピュア度100%。
正直、本当にちょっとだけですが、ん?ってなった部分もありました。しかし、そんなのがどうでもよくなるほどの出来です。ぜひとも皆さんに一度は見ていただきたい一作です。
最後に、私、原作は読了済みでして、小説版も大好きなのですが、見る前は映画の内容が小説とかなり異なっていると耳にしていたので、少し心配だったんです。しかし、そんな心配はいりませんでした。本当に見てよかったです。確かに原作と相違はあるのですが、声が出そうなくらいに号泣できます。なんなら原作を読んでいたからこそ、より泣けたし心に響きました。だから原作ファンの人も安心して見れる作品だとは思います。原作と違うから面白くない。そんなことは一ミリ足りともなかったです。個人的に今まで見た映画で一番泣けるような最高傑作でした。
両親の寄り添い方が良い
ベタベタのベタ
満月の日に
純愛。号泣です。2時間あっという間でした。
一言でいうと、すごく満足感のある心温まる作品でした。
最初から最後まで号泣しっぱなしで、2時間が経つのがすごく早かったなと思います。
高校生時代と大人時代のシーンが入れ替わり描かれる純愛ラブストーリーですが、個人的には青春映画というよりも、登場人物全員がいい人で、家族、親友、恋人など、かたちは違うけどどれも主人公に向けた「愛」で、「愛」がテーマなのかなと感じました。
原作とは違う設定も多かったですが、映像としてすごく良くまとまっていて逆にそれが面白かったです。
また、當真あみさん、齋藤潤さん、池端杏慈さんの、現役の子にしか出せないようなフレッシュさが際立ち、より物語がピュアなものになっているなと感じました。
キャストも豪華かつ実力ある方々で感情を持っていかれました。
全体的な印象は、映像がすごく美しく、酒井監督作品らしさを感じました。
何度でも観たいと思う作品で、ぜひたくさんの人に届いて欲しいです。
トータル的に良かった
気になっていたけど
嫁さんが仕事で
男1人で観るか観ないか悩んでいたけど
朝9時から観ました、
?って思うシュチュエーション、、内容、、ありましたが、、
もうちょっと泣きたい場面があり、もっと長く間をととって欲しいと思いました。
個人的にはいろいろな場面で展開が早いと感じました。年齢なのかな。。
でもトータル的に良かったです。。
當真あみのピュアさが素晴らしい
小学校の時から病弱で学校に通えず毎日自宅で過ごしてきた桜井萌(當真あみ)。彼女の夢は、好きな人と永遠に結ばれるという、6月の満月 ストロベリームーンを好きな人と一緒に見ることだった。15歳の冬、医師から余命半年と宣告された萌は、夢をかなえるために横断歩道で少女を助けた中学生を見つけようと心に決め、高校に通うことにした。入学式の日、萌は運命的に出会ったあの時の中学生で同級生・佐藤日向に思い切って告白し、人生初のお付き合いを始めることになった。デートを重ねた萌と日向は、萌の誕生日の6月4日にストロベリームーンを湖まで一緒に見に行った。しかし、その日を最後に、萌は学校に来なくなり、日向は萌と連絡が取れなくなってしまった。さてどうなる、という話。
ストーリーは余命宣告された病気の女の子が亡くなる前に恋をした、という良くある話なんだけど、萌役の當真あみがピュアで可愛くて引き込まれた。もちろん日向役の齋藤潤や麗役の池端杏慈も良かったし、大人になった日向役の杉野遥亮や麗役の中条あやみも良かったけど、やっぱり當真あみがピカイチだった。
あと、郵便局員役の黒島結菜が一瞬だけど観れて良かった。
ラストは、手紙を読んだ後に日向と麗の新たな恋が有っても良かったかな、とも思った。
もし、自分が12歳なら…
御伽噺
試写会で見たので丁寧に、でも正直に書きます。
余命〇年を題材にした映画は毎年何本かありますが、この作品はだいぶおとぎ話です。どの作品もリアルじゃないけれど、ほんの少しのリアルがあるだけで自分と重ねることができるのに、この作品はそうじゃなかったです。別に割り切って見ることができれば、美しく儚い物語になっているので、面白いことには変わりありません。
當真あみと齋藤潤、最近大注目の2人は純粋な高校1年生を完璧に演じ切っていました。特に當真あみの自分に素直な感じは、めちゃくちゃハマっていました。一生分の恋愛をほんの数ヶ月に納めなければならないので、描き切れない部分もあるものの、成長と変化は読み取れた気がします。演技力でカバーできたのは、他キャストも結構豪華なところもあると思います。
少し残念なのは効果音とテンポ感だと思います。音が合ってなくて安いし、何となく冗長な感じがして、インディーズ映画のように見えてしまいました。正直泣くための映画なので、雰囲気を最も大切にして欲しかったです。
結論として、こういう作品だと思って見たら、本当にそうだったから、期待通りだけど☆3つという感じです。
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