「親目線だからこそ泣ける作品」ストロベリームーン 余命半年の恋 ネネマロさんの映画レビュー(感想・評価)
親目線だからこそ泣ける作品
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高校生の青春キラキラストーリーなら少し苦手だなと思いつつ、齋藤潤くんが出演していたので原作は未読で鑑賞。アラフォー世代でもしっかり刺さる映画だった。
冒頭数分、倒れて自宅療養になった娘の「夢」をできる限り叶えるべく、学校と同じ机と椅子を買ったり黒板を設置するユースケサンタマリアさんや学校の献立の通りに給食を作る田中麗奈さんのシーンでまず涙。
療養中なので、同じ献立を作り続けるのも大変なのに、ただ作ればいいわけじゃなく塩分や油などに配慮したレシピにしたんだろうな…など一瞬のシーンにも娘のために行動する両親の姿がわかり、はるか昔に青春を終えた世代でも最後まで楽しめた作品だった。
萌と日向はもちろん、親世代も友だちも、イヤなキャラクターが1人もいないのでリアリティさはないがひたすらに綺麗な作品。帰りの電車で思い出し、泣きそうになるくらいには好みだった。
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