「素直に見れる純愛映画」ストロベリームーン 余命半年の恋 あいわたさんの映画レビュー(感想・評価)
素直に見れる純愛映画
やはり純愛映画は小説原作に限る。漫画原作は雰囲気のキラキラ感が先行してちょっと観るのがキツい。
似たような作品は数あれど、ここまで完成した作品はセカチュー以来ではなかろうか。
當真あみ・齋藤潤のちはやふるコンビが再臨✨(もちろん、映画の方が撮影は先だろうが。)
ちはやふるより少し設定年齢が若い訳だが、その辺りの機微を難なく自然に演じるのは流石俳優ですね。
日向役の齋藤潤→杉野遥亮は目線の雰囲気がすごく似ていて自然な配役でした。麗役の池端杏慈→中条あやみは、どちらも嫌いではないが、ちょっと無理ある配役だったと思う。見るからにハーフの中条あやみの子役を演じさせるのは、演技力があっても無理というものでしょう。
自分の愛した人が病気で亡くなって、13年も一途な思いを抱えて行ける男性なんて現実にいるのですかね?男性の恋は別名で保存と言うけれど、自分なら萌との恋は思い出になって、麗の好意にあっさり気付いてしまいそう。(メタ発言をすれば、それでは純愛映画が成り立たないわけですが。)
ストーリーは先読みできる内容だったけれど、丁寧な作品だったため、非常に満足度の高い作品でした。
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