劇場公開日 2025年10月17日

「ただ悲しいだけではなかった。」ストロベリームーン 余命半年の恋 あめあめさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 ただ悲しいだけではなかった。

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

癒される

悲しい一辺倒の作品かと思いましたが、序盤は當真あみさんがコミカルな演技を見せてくれました。
キャストについては、當真あみさん、斎藤潤さん、池端杏慈さんの演技力が素晴らしいかったです。
當真あみさんは、終盤、かなり痩せた様子で、役作りの努力、素晴らしいです。また、コミカルなシーンもシリアスなシーンもその演技力に惹き込まれました。
斎藤潤さんも好青年の役柄で、ぴったりのハマり役でしたし、事実を知って葛藤する姿は本当に心に残りました。
池端杏慈さんは本作で初めて存じ上げましたが、表情のつくり方がとても上手で、話し方や髪型も役柄にぴったりで特に印象に残りました。
あと、田中麗奈さんはなっちゃんのイメージが残っていましたが、最近はお母さん役が増えました。
本作の鉄橋の下の車内で号泣するシーンは忘れられません。
本作、途中で主人公がポストを凝視するシーンが気になったのですが、素晴らしい伏線回収でした。
終盤、涙でスクリーンが見えませんでしたが、ただ悲しいだけではなく、瞬間を懸命に生きることの素晴らしいさを教えてもらいました。

あめあめ
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