「タイトルから予想されるストーリーに心惹かれる方への作品」ストロベリームーン 余命半年の恋 Bigcatさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルから予想されるストーリーに心惹かれる方への作品
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タイトルからして、大筋の結末は予想できる作品ではあると思いますので、そういうストーリーこそ見たい、という方向けの作品だと思います。
ですので、「意外性が少なかった」「さすがにそれは出来すぎでは」となりそうな方には、無理に鑑賞されずに、最初から自分好みの別作品を探すことをお勧めします。
前置き長くなってしまいましたが、出演キャスト皆さん、配役も演技も大変良かったです。萌さん役の主演の當真あみさん、日向役の齋藤潤さん・麗役の池端杏慈さんは特に良かったです。そして、出演キャストさんの演技をひき立てる映像・音楽も感動的でした。
辛いストーリーながら、最初から最後まで嫌な人物を1人も登場させないことで、鑑賞後に後味悪くならず「見て良かった」と思えるバランスを実現できたように思います。
また、萌さんたちと同世代のお子さんがいる親御さんにも見てもらいたいと思います。
もしお子さんが深刻な病気になってしまったとき、親としてどのようにその子に向き合っていくか、支えていくか、と考えさせられたからです。萌さんのご両親役の田中麗奈さん、ユースケ・サンタマリアさんの名演技も相まって、いっそうそのような思いにさせられました。
現実にそのようなご病気のあるお子さんの親御さんには、この作品は辛すぎて見られないかもしれませんが、そうでないならば、自分には関係ないと思わず、見て考えてほしいと思います。
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