「絵本のような恋と親の世界のリアル感」ストロベリームーン 余命半年の恋 羊さんの映画レビュー(感想・評価)
絵本のような恋と親の世界のリアル感
絵本の世界のようでキラキラしていました。現実離れしている…と心のどこかで思ってしまったのか感情移入することはありませんでした。個人的な話なのですが、僕はやはり実話を基にしてつくられた作品が好みのようです。
ただ、両親が悲しい顔を娘に見せまいと明るく日々を過ごしていたり、その日々のなかで溜まってしまった涙をどうにかしようとする場面は苦しかったです。現実を感じられたからなのでしょうね。田中麗奈さんの演技が光っていました。電車の高架下の…ね。
高校生が主人公の映画を親の目線で見るようになっていました。いつのまにか心の年齢も重ねていたようです。萌の人生は高校一年生で終わってしまったけれど、健康体の僕の人生はまだまだ続きそう。残りの人生を萌にあげられたらいいのにな。とも思いました。これもまた、親心のようなものなのでしょうか。
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