劇場公開日 2025年10月17日

「御伽噺」ストロベリームーン 余命半年の恋 タベレン夕さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 御伽噺

2025年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

単純

カワイイ

試写会で見たので丁寧に、でも正直に書きます。
余命〇年を題材にした映画は毎年何本かありますが、この作品はだいぶおとぎ話です。どの作品もリアルじゃないけれど、ほんの少しのリアルがあるだけで自分と重ねることができるのに、この作品はそうじゃなかったです。別に割り切って見ることができれば、美しく儚い物語になっているので、面白いことには変わりありません。
當真あみと齋藤潤、最近大注目の2人は純粋な高校1年生を完璧に演じ切っていました。特に當真あみの自分に素直な感じは、めちゃくちゃハマっていました。一生分の恋愛をほんの数ヶ月に納めなければならないので、描き切れない部分もあるものの、成長と変化は読み取れた気がします。演技力でカバーできたのは、他キャストも結構豪華なところもあると思います。
少し残念なのは効果音とテンポ感だと思います。音が合ってなくて安いし、何となく冗長な感じがして、インディーズ映画のように見えてしまいました。正直泣くための映画なので、雰囲気を最も大切にして欲しかったです。
結論として、こういう作品だと思って見たら、本当にそうだったから、期待通りだけど☆3つという感じです。

タベレン夕
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。