俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
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コメディかと思ったが…
予告編からコメディ映画とばかり思っていたんですが、どちらかと言うとストーリーはしっかりサスペンス映画でした。
だけど、演出はコメディの演出をしていて、何かアンバランスで、どう観たら良いか分からない作品。
登場人物が、いちいち「そういう行動は取らんやろ…」と思う事ばかりなので、ストーリーの為に、キャラクターが動かされているよう。
また、作中、場所の距離感が全く分からないので、サスペンス的緊迫感もコメディ的徒労感も出せていない。
SNS風画面表現も、昨今では見慣れたありきたりなモノで、緊迫感を無くし、煩く感じる。
ラストのどんでん返しは驚かされたが、冷静さが戻ると何だかなぁと、思わされたり。
残念ながら、説教臭さが前面に出て来る結果となってる気がする。
#俺ではない炎上
#映画三昧
SNSの恐怖
噂が一瞬で拡散する怖さ。真相がわからない事を安易にリツイートし大炎上。まさに俺ではない炎上から逃げる…何故か逃げる…警察を巻き込んで大捜査。あたかも〝犯人〟のように騒ぎ立て追い詰めるネット民。歪んだ正義で連続殺人を犯す真犯人も怖いが、騒ぐだけ騒ぎ、違った途端、掌を返す人々にも呆れる。芦田愛菜の意外な一面が良い。
正直、前半はイライラしましたw
まんまとスタッフにやられた感じです、術中にはまりましたw
前半のネットで犯人に仕立て上げれる様子、(この辺りは予告でもやってたんで言っても大丈夫ですよね?)ネットで匿名だから皆が言いたい放題の、コメンテーター気取りのヤツだったり「正義マン」だったり、見てる人間でちと胸が痛むのがいるんじゃあないかなー?考えてコメントしろよー、とか思いながら見てましたw
後はちょっと間延び感もありましたが、十分楽しませて貰いました。
相変わらずネットは怖いなーと言うのと、無責任だなーと腹立つのと、原作が言いたかったであろう事はフィルムから確実に溢れてました。
冒頭で犯人がわかるって
冒頭でこいつかな、と思ってまんまそのとおりだったのは明らかに原作にない脚本ミス
ネット民を非難する作品が近年多いなか、本作品もご多聞にもれず、その類
阿部ひろしさんが好きなのでオマケで星3つ
芦田愛菜!
殺気立った芦田愛菜が観られるので、それだけで元が取れるのですが
芦田愛菜が殺気立つと大島優子に見えるという謎の現実を突きつけられます。
(大島優子は特に殺気立ってないのにね)
是非!#炎上マラソン を!!
犯人が青江くんだと発覚してから観る炎上やばすぎる……全部青江くんの思惑通りに進んでいく……歪みまくった正義感、自分だけが正しくて、自分は悪くない……取り調べ室で青江くんが目に浮かべたその涙はこれまで囚われていたものから解放されたことからくるホッとした涙なのか、分かってもらえない苦しさなのか、犯行を犯したが何も変わらない現実を突きつけられたからなのか……色々考えながら悶えながら見てしまうクライマックスにかけての青江くんフィーバータイムに初見は開いた口が塞がらず震えが止まりませんでした……爆発したとき一番生き生きとした良い笑顔を浮かべて全ておしまいになりました……俳優・長尾謙杜、素晴らしく恐ろしい、夢中にさせられた……全部長尾くんのせい、私は悪くない……
40代以降の男性におすすめの作品
…と思うのは、私も作中人物のように「俺は悪くない」と、SNSを他人事として扱っているからでしょうか。
阿部さん演じる山縣が、自身を騙るアカウントが炎上をしてしまい追い詰められていくストーリー。SNSという生活に根付いているものが題材にされており、改めて使い方を考えさせられる啓発的な作品でした。
若者側は見たらきっと「これは山縣に問題があるんだ」と思うかもしれませんし、少しご年齢が上の方は「これは初羽馬たち若者のSNSの使い方の問題だ」と思うかもしれません。
(実際は、芦田さん演じるサクラのセリフにある通り、全員が全員、何かしら責任があるわけですが…)
今一度、自身の行動を省みたいと思います。
ネタバレありレビューで期待されていた方には申し訳ないのですが、この物語の犯人が誰なのかは予想しながら是非劇場で見ていただきたいです。それもこの作品の醍醐味です。
演じられた方はお見事な怪演でした。
人を想う
大袈裟だけど明日は我が身な話
顔が見えない相手に対していかに想像力を持って付き合うか、現代の大きな課題な気がします
阿部寛さんが演じるから面白いし何故か説得力もあり、カッコいいのに情けない
個人的にハマケンさんがとても良いスパイスで、
長尾謙杜さんはかわいい顔だから余計に色々な意味で怖かったです
私は悪く無い、sns世代の呪文の様な映画
ハズレなしの阿部寛さん出演作品
『国宝』『宝島』と長時間の難しい映画からの久々に私らしい映画をなんの予習なく鑑賞。
何故か初めて、最初から犯人当ててしまった〜ビックリ。
目力に何かを感じた?ミステリーサスペンス系を観すぎか(笑)
結末に至る迄の内容は目が離せない程面白かったです。
阿部寛さんが逃亡中に裸になってまで逃げるシーンは必要だったかな〜
と言うか、人間はあのような状況になるとあのようなパニックになってしまうのかな…。
どんな映画でもちょっとしたコメディ感があるのが阿部寛さんですよね。
最近は、SNSを話題にした作品が多いですが身近に感じるテーマなので映画とは言え他人事とは思えないです。
なかなか面白い演出
最後までしっかり楽しめました。
時間がズレているなんてとてもいい演出で騙されましたが、
2013年の時に男の子が女の子の家に来た理由は何だったんでしょう。
「お父さんも助かる」と言ってましたが、公園に不審者がいてそれが娘と関係があると噂されてしまっていたのでしょうか。
その伏線回収はなし。
少し無理矢理な部分もありますが、エンタメとしてそれなりに楽しめました!
おっかない
阿部寛さん今年3本目の主演映画ですが、前2本が正直アレな出来だったので、今作はなんとか面白くあってくれ…!と願いながらの鑑賞。
めちゃんこ面白かったです。
SNS社会への警鐘を難しくならないレベルで盛り込みつつ、阿部寛さんにしかできないであろう役柄にマッチしたブラックコメディも面白く、噛み合わせがベストマッチで最高でした。
身に覚えのない炎上に振り回される男の逃走劇を描くといったシンプルな道筋ながら、阿部寛さんの存在感が物語をグングン引っ張ってくれるのが素晴らしく、SNS嫌いの頑固親父がSNSに振り回されていくという巧みな進み方も良かったです。
自己評価が高いが故に周りが見えておらず、予想以上に悪評を買っていたというのを知り、目的地などを目指せばいいのに思わずエゴサーチしてしまうくらい自分の評価に取り憑かれてしまっているのもリアルだなーと思いました。
予告編が個人的には良いミスリードになっていたなと思いました。
芦田愛菜さんが諸悪の根源だろ!って言っていたセリフはあくまで阿部寛さんに向けて言っていたと思っていたんですが、時系列を少しずつ歪めながらの展開で騙し騙されをしてくれるのでずっと驚きっぱなしでした。
中盤で犯人はあの人だなと察しはできますが、それまではわりかし分からない展開が多くて楽しめます。
数字を持ってる一般人が迂闊にリツイートしてしまったがためにどんどん拡散していくSNSのスピードの怖さが伝わってきますし、中盤までは誰1人自分は悪くないと言い張っているのも防衛本能そのものだなと思いました。
自分もSNSはやっていますが基本的に見る専門なので、いちいち芸能人につっかかっていったり、根拠のない情報を拡散しまくったり、迷惑系みたいな行動をする奴らの気持ちはまるで分かりませんし、それが嘘だったとしても匿名なら手のひらクルックルしてしまえば無事逃げ切れるので匿名って便利であり凶器でもあるなと改めて思いました(レビューサイトも似たようなものですが)。
阿部寛さんという存在感があったからこそ今作の説得力がグッと上がったなと思いました。
まずデカいところで威圧感があって素晴らしいですし、本人にSNSのイメージが全く無い(読み込み爆速のHPのイメージは強い)のも今作にベストマッチですし、SNSの標的にされたら一発でバレてしまうビジュアルというところもお見事な組み合わせでした。
身を隠すのも大変であろう巨体を隠しながら進行していくルートは大変ですし、予告で何故か崖を下っていたなと思ったら本当に下りていて、しかもバキバキの肉体にパンイチという強すぎる絵面は真剣なシーンのはずなのに笑えてしまうのが不思議で仕方なかったです。
終盤の展開で否応なしにSNSという文化を否定するではなく、本来楽しむものであるという事を発言してくれたり、序盤のセリフとは全く逆の自分が悪かったという反省で家族が繋がるというのもお見事だったなと思いました。
最後まで悪びれずに自分本位で自分は悪くないと言っていた刑事の方にも問題があるのでは?とも思えるラストは皮肉ありありでした。
ラストの1文も反省しているのかしてないのか分からない絶妙な塩梅で良いなと思いました。
都合の良さを感じる展開はありましたが、それを加味しても面白いエンタメ作品になっていたなと思いました。
阿部寛さんは強い、という事を再確認できる作品でした。
鑑賞日 10/1
鑑賞時間 13:40〜16:00
長尾謙杜くんさすがです
途中まで時間軸が2つあることに気付きませんでした!作り方がうまい!
長尾くんの演技、最初は普通の今時の若者っぽい雰囲気を出しながらどこか陰がある感じがとても良かった。爆破後の微笑みもすごかった…この演技力、なにわ男子にいる長尾くんからは想像できません笑
思ったよりサスペンス
予告編ではコメディかと思ったが、思ったよりサスペンスだった。芦田愛菜の強烈なセリフも、阿部寛ではない人に向けられた言葉だった。予告編にハメられた。最初の展示場や物置がポイントになるので、初めから一つ一つの場面やセリフに注意して見るようにしたい。また、阿部の若さに騙されないように。自分で思っていることと、周りの捉え方に違いがあることに、自分もそうではないかと考えさせられた。そこも私の心に響いて怖くなった。阿部と夏川の演技を見て、結婚できない男を思い出したが、あそこまで変人ではなかった。
まあまあ面白かった
いろいろ考えさせられることろがあってまあまあ面白かったが、邦画独特の悪いところが多数出ていたのが残念。
あと、序盤で警察に保護を求めない伏線が欲しかった。
■邦画独特の残念なところ
・犯人はいつも異常さが無いさわやかなイケメン
・今と昔が分かりにくい(大人と子供時代の役者が全く似ていない。メイクが下手で親の老け感が同じ)
・ほんわかした幼稚な雰囲気
・演技がいまいち
・セリフのリアリティが欠ける
警鐘を鳴らす前提で作り過ぎてる
原作読みたかったけど、違う本を読んでおり上映されていたので読まずに視聴。
身に覚えのないSNSから犯人と決めつけられて逃げるハメになったと、少し前に日曜ドラマでやっていたような感じのストーリーでしたが…。
正直映画の尺だと伏線やネタが弱いなと言う印象がありました。
映画で伝えたい事(?)としては、特定されない安心感から無責任な行動を取り、間違っていても「自分は悪くない」と他責にしてしまう問題をフォーカスしていると思います。
1番感じたのは伏線が全体的に弱いので、これに繋がるのかって気持ちがあまり出てこなかった事です。
たしかに、時系列の伏線などは面白かったと思いますけど、もう少ししっかりミスリードに繋げた方が良かった気がします。
ネットの書き込みに対しても責任を持って、間違ったことがあれば自分が悪いと意識させる事を伝えたい作品は分かりましたが、
中途半端な感じがし過ぎました。
キャストは良かっただけに、ドラマ化してくれればもっとしっかり伏線回収できるんじゃないかなと思います。
浅倉先生の伏線は好きなので、原作を読もうと思います。
中途半場な緊迫と緩和で興ざめの低レベルに。
大手ハウスメーカーに務める山縣泰介(阿部寛)は、ある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられる。無実を訴えるも、瞬く間にネットは燃え上がり、日本中から追いかけ回されることになる。無実を証明するため、そして真犯人を見つけるため、決死の逃亡劇がそして明らかとなる結末。
とあらすじとしてはよくある巻き込まれ系ストーリー。薄っぺらい正義で人を裁こうとするしょうもない連中が横行してますが、やる方ものぞく方もそんなことしてねえで自分の事にもっと時間を
有効に使えばと継承を鳴らしています。
サスペンス映画として緊迫感を持って盛り上げるべきなのに、なぜか要所要所で笑い要素を入れるのは興ざめです。オービスを避ける為、走って逃げる。彼はマラソンが趣味でした。それいる?と思えば「自分は他人にどう思われてる」、「自信過剰になないように心がけること」を意識した方が良いまたまた教訓を掲げる始末。テレビで十分でした。
面白い!!
あ!原作は嘘つきな6人の大学生の方でしたか。見終わってから知りました。やはり視点がいいなあ。
冒頭、ハラハラして見ていられなくて離席しそうになる。なんか俺いつもこうなるな。。家の倉庫に死体。怖っ!!はめられていくの苦手、ハラハラするの苦手。でも、ガマンして見ていたら、けっこうコメディタッチで笑えたりして、段々と、引き込まれていた。一気に終盤にすべてわかる。
ちょいと斬新だったのは、「過去」を「今」みたいに見せていたところ。よく考えると、辻褄合わない感じもある。でも、創作ってなんでも有りという気もする。見せ方は自由かな。
最後しっかり家族愛にまとめていくところ、感動しました。芦田愛菜ちゃんイイね。
そういえば、私が小さい頃(昭和)、虐待とかっていうのじゃなく、罰として押し入れに閉じ込めるなんてのは、ポピュラーでした。(倉庫じゃないが)。「押し入れの冒険」なんて絵本もありましたからね。今なら完全アウトですね。自分も「反省してなさい」とか言われて押し入れに入れられたの思い出しました。でもカギがかかるわけじゃないからいつでもでれたのに素直に入っていた。今考えたら笑えます。
さらに、阿部寛が自分の評価を180度変えて反省する辺り、良かった。
自分がどう思われてるかなんて実際わからない。考えたらきりがない。しかし振りかえる大切さ。自分もそう。
だけど、今まで過去の会社で関わってきた人達思い浮かべると、みんなそれぞれ、一癖二癖ある人ばかりでしたね。たから、かなりの人間って、逆恨みされる可能性ってあるのかなって気はする。でもそういう人達に限って、多分一生、反省しなそうだけどな。。。憎まれっ子世にはばかる。
でも、私は、人を恨みはしませんね。幸いにして今幸せだからというのが一番の理由です。負のオーラは持ちたくないし。人を恨む人って、恨むことでしか、自分を保てないほど、追い込まれている人なのかなあ。
演出によって原作の良さが潰されている。
阿部寛が好きで原作を知らずに見に行きました。
見終わった感想
「原作は良い小説だったんだろうな〜。」
いつもの阿部寛のドタバタ劇かと思ったら、いわゆるどんでん返し系のサスペンスミステリーでした。
残念な点
1.SNSが拡散する時に無駄にポップな感じの演出。
2.なぜか時間が巻き戻る演出。(本人が思う自分像と現実の違いを表したかったのか?)
3.今どきの大学生が喋らないような文学的な台詞回し。
4.阿部寛の裸を見せたいがだけの、洋服を脱いで結びロープにして崖を降りるシーン。(普通は降りられる場所探すでしょ)
5.芦田愛菜の大げさな演技。
6.リツイートしただけでそんなに責められるか?
全体的にポップな逃亡劇として進み、最後に急にシリアスになりどんでん返し。後半から全く別の映画を見ているような感覚でした。
叙述トリックとしてすごく良くできていただけにもったないな〜という感想です。
面白い!でも所々違和感があるのが残念
総括すると面白かったです!!
「絶対この人が犯人じゃん!」からの「あれ、なんか違うかも?」を何度も楽しめました笑
時間トリックも“全然”気付かずに居たのでびっくりしました。
主人公が誰にも信じて貰えない展開も、観てる人が辛くなりすぎない程度に演出を抑えていて、最後まで楽しく観れました!
ただ、たまに挿し込まれる違和感を感じる展開や演出が、没入感を邪魔してきたのは残念でした。
顕著なのは、物置の死体を見つけて車で逃げるシーン。
混乱して正常な判断ができなかったのは分かるのですが、「なんで運転はスムーズなんだよ!」「落ち着いたら警察に電話しろよ!」と心の中でツッコミを入れてしまいました笑
蛇行運転で混乱の心象を強化するとか、警察に捕まった自分を想像して疑心暗鬼になるとか、「ついつい逃げた理由」にもう少しうまい納得感を出せなかったのかな〜?とモヤモヤしてしまいました。
もう一点、台詞がどれも皮肉めいてるのは面白かったのですが、その性か砂浜でのお叱りシーンが滑稽にも見えてしまいました。(誰もがスカしてる中で、いきなり真剣な展開になったせいかな?)
全体的に、演出の塩梅が難しい作品だったのかなと思います。
それにしても、阿部寛さんカッコよすぎる…惚れ惚れするような肉体も凄い!
コンテナハウスで窓に写った自分を見るシーン、サイドチェストでも始めるのかな?とワクワクしながら見てました笑
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