俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
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誰もが加害者にも被害者にもなり得るSNSの世界。 やってないから!...
誰もが加害者にも被害者にもなり得るSNSの世界。
やってないから!で巻き込まれない世の中ではなくなっているのがこの主人公、阿部寛さん演じる昭和のミドルエイジ。
てっきり阿部さん案じるコメディと思ってたら思いの他、深い。最後は家族愛にほろっとも
リアルでない顔を合わせない空間世界で繰り返される暴力。
疑義はあると思う、SNSは身元を明かすべきなのか言論の自由の元、秘匿性を貫くのか、でも自分は前者に転換すべき時期では?と思う。
制作熱意を感じられない
予告編から、阿部寛の楽しいコメディー作品を期待して観賞。
が・・・
【物語】
大手ハウスメーカーの営業部長・山縣泰介(阿部寛)は、ある日部下とレストランで昼食を摂っていると、高校生のグループが自分を隠し撮りしていることに気付く。会社に帰ると社員達からも好奇の目で見られる。SNS上で女子大生殺人事件の犯人として取り上げられ、泰介は会社・名前まで晒されていたのだった。
社長にまで呼び出され、事情を聴かれる。「全く身に覚えのない」と説明するも、会社に野次馬が集まる事態に、帰宅を命じられてしまう。しかし自宅前にも知らない人間がたむろしており、家にも入れずにビジネスホテルに退避する。
瞬く間に世間から追いかけ回される身となった泰介は、自分を陥れた真犯人を見つけようと世間から隠れながら奔走するが・・・
【感想I
すごくガッカリした。
序盤はともかく、中盤に差し掛かる頃にはイライラして来た。泰介が逃げ回るのが全く納得いかないからだ。 全く身に覚えが無ければSNSに晒されただけで逃げ回るとは思えない。「普通に生活を続けるが、仕事的にも支障が生じ、精神的にも追い詰められていく」とか家から出られないというなら分かるが。 家を出て逃げまわる設定にしたいならもう一工夫必要だろう。 そんな場合、「殺人はしてないけど、身の潔白を説明しようとすれば、別の不都合が家族にバレる」みたいな設定を足すのが常套手段だと思うが、そんなありふれた設定さえ無い。
要は設定・脚本が全く練られていないと思うのだ。
そう思ったのは逃亡の設定だけではない。
終盤で事件の真相が種明かしされるが、どうやら制作者は「イイ話」「それ真理だよね」的なところに帰結させようという考えのようだが、流れが唐突感ありありで、全然響いて来ない。企画としては、この「種明かし」ありきで、そこまでつながる展開・設定を考えたのだと想像されるが、そこまでのつながりが練られていない。
映画を数観る中で、一番不満を感じるのは「手間を掛けずに安易に作った」と感じられる作品。逆に少々粗が有っても、制作の熱意が感じられる作品は認めるし、応援したくなる。脚本は特にその練られ方、つまりは時間の掛け方の差が強く感じられる部分で、本作はその点、ふごく気に入らない。
せっかくの阿部寛の熱演も無駄骨という感じ。お気の毒。
🔥
後半の展開面白い!
月曜レイトという時間帯ではあったけど公開直後なのにガラガラ。今の日本では本当にアニメと話題作しかみんな見ないんだな。。大丈夫かしら。
入りはニコラスケイジのドリームシナリオを思い出した。ネット民に冤罪で追われるというところ。最初、無責任ネット民、特定班、迷惑系ユーチューバーが出てくるあたりは本当に胸くそ悪い。こいつらに追われ続ける物語かあとおもうと帰りたくもなったが、まもなくミステリに突入。逃亡劇と色んな人との葛藤交えながら、最後、自分は悪くない派と自分が悪い派が入り乱れるエンディングに没入した。面白かった!
まあただ、自分が悪いと言える人だって、別のことに関してはきっと悪くないって思ってしまうのであろう、善と悪は常に自分の中にある。
しかし主人公は頭の固い堅物設定だからまだわかるとしてみんなはよ警察行けやー、な無理設定はじめ、カットされちゃったのかな?的な謎展開がやや多かったのと、ネット投稿でストーリーが進んでいくのに文字が多すぎて読めなかったりすると、話に置いてかれる、のが参った。
特に被害者女子たちに対する投稿のところ、ちゃんと読んでなかったらその後の会話意味わかんなかった。。
そして子どもの男の子が家にきた理由もよくわかんなかった。。
そして阿部寛が最後家に向かうときに、まさか。。?間違いであってくれ、みたいなこと言ったのは何だと思ったのか、なぜガス出したのかもよくわからんかった。。
理解力不足。
が、面白かったです!
良い展開
ちょっと期待しすぎていた。
炎上のコメントがリアル...
予想外に怖い話
最初、若干軽い作品なのかと思い、前半の流れを見ながら、主人公を笑いの対象にしつつ生きづらさを考える的な傾向の作品には阿部寛はもう難しいのでは…年齢的にもあまり笑える感じになってない…と考えていたら、本来の作品の狙いはそうではなかったようで驚き。原作は未読だがお話がよく練られている。ホラーのような恐怖も一瞬感じるほど演出はなかなかうまい。加速的に展開がシリアスになっていき、結果阿部寛でやはり良かったんだな、と納得。
キャストに味のある人が多く、そこも良いところ。自分勝手な正義感で他人を裁くことのないようにしよう、としみじみ思ったのでした。
中盤まで我慢すれば面白い
タイトルで損してる
ロケ地浜松
自分が悪いのかもという気持ちを全員が持てれば⋯
私はSNSをやってなくて、良くも悪くも世間の出来事に無関心なほうなので、ネットで他人を叩いたり正義を振りかざして日頃のストレスを発散してる人達のことはよくわからないんですが、そういう人達にはかなり耳の痛い内容になってるんじゃないでしょうか。
お話としては、予告から想像してたノリやストーリーとは違いましたね。
想像では普通のおじさんが周りの勘違いで犯人扱いされてネットに晒されるも必死で抵抗する、ドタバタコメディかと思ってたんですが、意外にシリアスというか、でも、それにしては何かリアリティが無くてどっち路線に持っていきたいのかよく分からないまま、ラストのオチまで来てしまった感じです。
ミステリー好きの人なんかには受けるオチや展開なのかもしれないが、別にそんなのを観たかったわけじゃなかったので、現実離れしすぎた展開と犯人の動機になんやねんそれ!という思いと、何かちょっとたまに説教臭いとこあったけど言いたいことは分かるし面白かったで!という、麺とスープは美味しいのにチャーシューだけ不味いラーメンみたいな後味でございました。
気軽にネットに悪口やらを書き込んでる層が観たほうがいい映画だと思いますが、そういう人達に限って俺のことじゃない。私は悪くないと思ってそうな気がします。
今度は阿部寛主演で、世界中のSNSやWEBサイトが全て、阿部寛のホームページになってしまう映画を観てみたいです。
展開にびっくり
設定に無理ありかなぁ…⭐︎
わかるんだけれど…
私が悪いわけではないのだけど
最初は、なんだかよく分からない炎上の話がダラダラ続き、退屈だなあと思う所がありました。最後にかけてぐっと評価があがり、ああ、全部繋がってたのね…と驚愕でした。ただ、全体的に台詞回しとか、演技が…?と、特に子どもたちに感じてしまいました。でも、別に私は悪くないわけです。
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