俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
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SNSの怖さもさることながら…
伏線色々ありで、思ったていたより面白かった。
SNSの怖さもさることながら、
犯人の偏った正義と主人公の自分は善い人と信じて疑わない姿が怖かった。
まぁ
最後は家族みんなで生まれ変わったかのような感じの着地で良かった。
文字と映像、小説と映画
小説では伏線としてうまく隠せるものが、映像ではそうはいかなくなる。芦田愛菜の少女期の配役はあまりな作為を感じてしまった。
小説での心象描写を、映像では表情や仕草で表現できてしまう。小説をトレースしすぎると説明過剰でくどくなってしまう。
小説が映画化されると、原作と異なると声高に批判する声を耳にすることが多いが、いやいやそれは当然異なるしかないのだ。
SNSの恐ろしさ
長尾謙杜くんが出演してるということで観てきました!
流石にSNSの拡散で殺人犯にされるなんて事はないだろうけど、現代のSNS社会では悪意のない正義で人を簡単に傷つけてしまえる、無実の人を陥れてしまう。自分もアカウントを乗っ取られた事があるので他人事ではないなぁと恐ろしさを感じました。
映画序盤は正義を振りかざすSNSユーザーやYouTuberに嫌悪感を抱き、さらには「なんで警察に相談しないんだー!!!」と違和感満載のストーリーでしたが、時系列を上手に使った展開に驚かされ映画を楽しめました。
謙杜くんの出演時間は少ないですが、個人的には最近の若い社員の演技が好きでしたね。
阿部寛さんが崖下りるシーンの肉体美がすご〜!!って思いました!
後半の展開面白い!
月曜レイトという時間帯ではあったけど公開直後なのにガラガラ。今の日本では本当にアニメと話題作しかみんな見ないんだな。。大丈夫かしら。
入りはニコラスケイジのドリームシナリオを思い出した。ネット民に冤罪で追われるというところ。最初、無責任ネット民、特定班、迷惑系ユーチューバーが出てくるあたりは本当に胸くそ悪い。こいつらに追われ続ける物語かあとおもうと帰りたくもなったが、まもなくミステリに突入。逃亡劇と色んな人との葛藤交えながら、最後、自分は悪くない派と自分が悪い派が入り乱れるエンディングに没入した。面白かった!
まあただ、自分が悪いと言える人だって、別のことに関してはきっと悪くないって思ってしまうのであろう、善と悪は常に自分の中にある。
しかし主人公は頭の固い堅物設定だからまだわかるとしてみんなはよ警察行けやー、な無理設定はじめ、カットされちゃったのかな?的な謎展開がやや多かったのと、ネット投稿でストーリーが進んでいくのに文字が多すぎて読めなかったりすると、話に置いてかれる、のが参った。
特に被害者女子たちに対する投稿のところ、ちゃんと読んでなかったらその後の会話意味わかんなかった。。
そして子どもの男の子が家にきた理由もよくわかんなかった。。
そして阿部寛が最後家に向かうときに、まさか。。?間違いであってくれ、みたいなこと言ったのは何だと思ったのか、なぜガス出したのかもよくわからんかった。。
理解力不足。
が、面白かったです!
びっくりしました〜
長尾謙杜くん目的で鑑賞しましたがSNSを使っている人はみんな見た方が良い!と思えた作品です。
真実かどうか分からない情報を拡散させる事が本当に怖くなる作品でした。
色んなことが明確になると謎がどんどん解明されて気持ち良かったです。阿部さんの全然自分の事が分かっていない感じも愛菜ちゃんのブチ切れも藤原大祐くんの無責任な感じもハマケンさんの太鼓持ち感からの手のひら返しもありそうでめちゃくちゃ良かった!
そして目的の長尾謙杜くんが見た事のないお顔をしていて鳥肌が立ちました!歪んだ正義感て本当に怖いなぁ。。と思わされました。最高〜!
良い展開
ちょっと期待しすぎていた。
炎上のコメントがリアル...
僕は悪くない
結局SNSの恐ろしさに行き着くのですが、物語は一直線ではなく、叙述トリック的な展開で進むので、序盤から抱いていた違和感が最後に回収されていくのが面白かったです。
また、現代社会を鋭く風刺した作品で、SNS社会を生きる私たちが共感できる部分も多かったです。誰もが自分の正義感を持ち、自分は間違っていないと信じているところに恐ろしさを感じました。真相が明らかになっても、周囲は「自分は悪くない」と手のひらを返すところまでがリアルでした。
そして、青江の歪んだ正義感からくる狂気を表現した長尾謙杜くんの演技がとても印象的でした!!!!!
予想外に怖い話
最初、若干軽い作品なのかと思い、前半の流れを見ながら、主人公を笑いの対象にしつつ生きづらさを考える的な傾向の作品には阿部寛はもう難しいのでは…年齢的にもあまり笑える感じになってない…と考えていたら、本来の作品の狙いはそうではなかったようで驚き。原作は未読だがお話がよく練られている。ホラーのような恐怖も一瞬感じるほど演出はなかなかうまい。加速的に展開がシリアスになっていき、結果阿部寛でやはり良かったんだな、と納得。
キャストに味のある人が多く、そこも良いところ。自分勝手な正義感で他人を裁くことのないようにしよう、としみじみ思ったのでした。
中盤まで我慢すれば面白い
テーマは面白い、サスペンスとしては…
この映画を通して何を伝えたいかは非常に明快で、かつ賛同できる。
不確定なはずの情報を勝手に事実だと決めつけて拡散する危険性が、主演陣の素晴らしい演技で時にコミカルに、時にシリアスに伝わってくる。
さらに、若者世代の根底に溢れる「自分は悪くない関係ない。誰かのしでかしたことのシワ寄せに苦しんでいる。」というどこか無責任・他責・被害者意識に警鐘を鳴らすと同時に、「仕事では頼られる存在で、家族も疎かにしなかった」と断言して自分を客観視できない40代以上の独善さにも一石を投じる良映画だ。
最後に阿部寛一家のそれそれが「悪かったのは自分だ」と認めるのは、ともすれば個人の主義主張が尊重されすぎた教育とSNSで肥大化した自己承認欲求に満ちた現代では相当ハードルの高いことではあるだろうが、ぜひそうあって欲しいという制作者の願いだろう。
観て決して損はないはず。
ただ、テーマの素晴らしさにサスペンス映画としての出来栄えが追いついてないのは残念。
どんでん返しと言うか、色々なミスリードの手練手管で結末に導くテクニックは素直に感心したんだが、全く腑に落ちない部分がいかんせん多すぎた。
①犯人の動機
まずなんと言ってもここの掘り下げがすごく浅いせいで犯人がサイコパスっぽくなってしまっていたために「犯行の裏にある動機や背景を作り込まずに済む」という制作側のズルさがチラついてしまった。
サイコパス野郎を犯人にするのなら、犯行の背景をよっぽど深く掘り下げなきゃだめなのに、この映画はそこがあまりうまくなかった。
②犯行の方法
これが本当に説明不足でスッキリしない。家に忍び込んで家のwifiルーターからネットに接続してSNSにアップしてたって、具体的にどうやって忍び込んだのか?
2人目の遺体はいつ、どうやって家の敷地内の倉庫に運んだの?阿部寛が片手では持ち上げられない描写があったくらい重いものを、誰にも気づかれずに?
③登場人物の行動
阿部寛が、自分の置かれている状況に気づいて思わず逃げる…というのはまぁ分からなくもない。周囲の誰も彼もが自分を犯人だと決めつけて追ってくるし、見つけたとなればスマホで撮影してくる状況なら、突発的に逃げたくもなるのだろう。
ただ、芦田愛菜ちゃんはどうなのか??
時間軸のミスリードで分かりにくいが、犯人が誰なのか推測できてるなら君はすぐ警察行くべきでは?
なんでリツイートした人を頼ってお父さんを探そうとする?
この辺は、どんでん返しの結末を見終わってから生じる疑問なので、映画を見終わって全然スッキリしなかった。(もしかしたら自分が何か見落としている可能性はあります)。
なお、全編を通して説教臭さを拭えない部分があり、特に芦田愛菜ちゃんの「お前が諸悪の根源」云々のくだりは台詞回しも含めて大仰で白けてしまったが、映画終わったあとよく考えたら「この映画を観てほしい世代にとっては、これくらいストレートに言葉で言わないと伝わらないのかも」と思い直した。
と、良くないところも色々書いてしまったけど、映画館で2000円出して観る価値はあると感じました。
タイトルなし(ネタバレ)
犯人は何となくわかるものの、演出のトリックがあり終盤まで動機や犯行の手法が分からないまま進む。
ここまでのものはそうそう無いだろうけど誰もがインターネット正義マンの行動に巻き込まれる可能性があるのは怖いね。
ポンポン展開が進むので退屈せずに楽しめた。良い作品でした。
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