俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
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私の生涯最低級の映画でした。
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最初の一時間のうち半分以上は寝ました。どこの世界に自宅に帰って死体を見つけて(警察に通報することなく)逃げ回る奴がいますか? リアリティはゼロ。
最後の 15分程度はドラマっぽくしてますが、娘が父親のアカウントを使用し続けて母親もそれを承知、など突っ込みどころ満載。時間とお金の無駄。
これからどんな社会になるのか?
SNSが招く不確かな情報に踊らされる今の情報社会。上っ面だけの人間関係。
役に立たない国家権力。騒ぐだけのインフルエンサー。親から見た躾と子供から見た虐待。ネットが性犯罪の入口となること。
自責と他責について考えさせられました。観る価値有りです。
悪いのは?
いつ誰かに起きてもおかしくない
阿部寛さん主演は最近あたりも多いので一週遅れで鑑賞しました。
犯人が写真をアップする所から物語はスタート。
写真の意見を求められた住吉、軽い気持ちで感想をリポストしたポストが炎上して事件が広まり、憶測から投稿ネーム「たいすけ」やら写真の場所まで特定され、近くに勤めていた山縣たいすけが犯人ではないかとネットで盛り上がってしまう。
って感じでスタート、見ればみるほど明日は我が身か❓とも思いながらこうやって炎上なりインフルエンサーみたいに広がるんだねと改めて思いましたら🤔。
自分は好かれると思ってても事実は違ったり、自分が事の発端の自覚がなかったりと色々な視点で話が進む中でやはり気をつけなければならない事は多々あるのかな☝️と思って観てました。
後は最後の展開には驚きました🫢これは読めなかったってかこれはどこも先読みできずに観てましたけどね(笑)。
一部に俺たちは悪く無いと言う人達と悪いのは俺だ、私だと言う人達に自分が悪いと思わない人達に唖然としばらくしてしまいました。
時代なのかな〜、確かに私も悪くないって言い聞かせてしまう事はありますが後々罪悪感にかられてしまうから、効果無し💧。
だから「えっ」って感覚を覚えたかな、面白くはありました。
期待薄だったが意外に良かった!
4日にスラムダンクの追加上映(IMAX版先行上映)、5日にあまり期待をせずに何気なく本作に足を運びましたが、これが意外に面白かった!
(意外には失礼ですが、、望外の喜びという意味あいです)
序盤は、まあこんな感じかな~と眺めていましたが、中盤以降にギアが上がります。
短い予告で見た印象通り、微妙にコミカルな雰囲気は各所に残しつつ、終盤ではシリアスにもなり、且つ、ほっこり感もあり。
阿部寛さん、芦田愛菜さんの演技は安定しており、刑事役の2人もダメな感じと、実はなかなかできる?感じのバランスが良かったです。
阿部寛さん、最初なんだか少し鼻が詰まったような感じで、いつも通り滑舌も微妙なのですが、途中から引き込まれ、気にならなくなりました。
モデル出身の阿部さん、いまも変わらず鍛えているようで、還暦越えおじさん(役柄は54歳らしい)のクリフハンガーな場面では見事な肉体美も披露!テルマエ・ロマエも記憶に新しい?(笑)
激しく強い信念、主張をする芦田愛菜さんの演技もすっかり板についてきました。
ネタバレは避けますが、オススメですよ。
SNSの怖さをひしひし感じます。
正義感という名の凶器と狂気
芦田愛菜を観に・・・
ここがこう繋がるのか!とテンションが上がった。温かい作品
エゴサしちゃったね、でもそんなに出てくる?
僕が悪いんじゃない…、俺が悪かった…
『6人の嘘つきな大学生』に続いての、浅倉秋成原作の映画化。原作も発刊当時に既読。SNSを介してのサスペンスということで、若い感性に彩られたテーマをモチーフに、張り巡らされた緻密なネットの罠と、逃亡者となった主人公の緊迫感のある心理状況が描かれている。原作を読んでない人にとっては、意外性のある結末に、固唾を飲んで見守ったことだろう。
自分の知らない所で、誰かが自分に成り済ましてアカウントを作成し、あたかも殺人
事件の犯人であるかのような内容をSNSにアップし、大炎上したら…!ネット社会にお
いては、こうした魔の手は、決して非日常な事ではなく、私達の生活にいつでも忍び込
んでくる怖さをも感じる。
また、本作の面白さは、逃亡者となった主人公の男の様に、がむしゃらに会社の為には働き、世の中や企業の上に立った昭和世代の人と、生まれた時からネット社会で、新しい情報に溢れて育ってきた若き世代の人との、それぞれの視点や考え方のギャップを、ストーリーの展開に練り込んでいるところにもある。
大手ハウスメーカーに勤めるエリート・サラリーマン・山縣泰介が、ある日突然、ネット上で、女子大生の殺人犯の嫌疑をかけられ、大炎上してしまう。身に覚えのない山縣だが、見ず知らずの人々やYouTuberから、カメラを向けられる中、身を護るために、必死の逃亡劇繰り広げるストーリー展開。
そんな中、自分をハメタ見えない犯人への怒りから、ある手がかりを元に、自ら犯人捜しに立ち向かっていく決意をする。しかし、犯人捜しは思うようにはいかず、世間やSNSからの厳しい目に曝されて、窮地に陥っていく。そんな中、何とか辿り着き、明らかになった女子大生の殺人犯と自分をハメタ見えない敵は、あまりにも意外な人物だった。
逃亡者となるサラリーマンには阿部寛が、いつもながら、眉間に皺を寄せながらも最後まで諦めない逞しい演技を見せていた。また大学生のサクラ役には、芦田愛菜が務めていたが、彼女が、ドスの効いたセリフで豹変するシーンでは、役者としての凄味を感じた。他には、藤原大祐、長尾謙杜等の若手俳優の中に、夏川結衣や美保純等のベテラン陣も脇を固めていた。
理由のない自己保身と身勝手な正義を暴く映画
阿部さん、かなり頑張っていました。走って走って、飛び降りて。最後は、パンツ一丁で身体張っています。
この映画、1人の何気ないSNSのリツイートが、ネット民に火を付けて、無実の人を犯人に仕立てて追いかけ回す、といったもの。
ただそこには、ネット民を始めとして自分は安全なところにいて、相手だけを責め立てる。自分は一切悪くないという感覚がある。
最初にリツイートした彼にしても、周りのネット民から叩かれたあとでも、「私が悪かったのかもしれませんね」と呟くあたり、どこまでも自己保身の感覚が残っている。
そして、もう一つは身勝手な正義感。
犯人は、自分が悪を倒さねばならぬとの身勝手な考えで、犯行を重ねてしまう。そこには小さい時に絶対的な正義と信奉していた、警察官の父親の過ちがある。その呪縛から自らを解き放てなかった自分自身の弱さを認めきれず、「俺は正しい。俺が世の中を正す。」と自己中心的な方向に行ってしまった。
その他、夫婦関係を良好に保つには、相手を責めず自分の言動を反省することの大切さが伝わってきた。
最後に。娘(芦田愛菜)の子供時代(10年前)のエピソードが重要になるので、過去と現在をしっかりと切り分けて観てください。
警察は真犯人を捜してなかったの?
阿部寛演じる山縣泰介はハウスメーカーの社員で、最初に仕事先でクレームを伝える。もしかしてクレームを言われた奴が犯人なのかと思ってた。突然SNSで殺人犯扱いされた山縣、沢山の人々が山縣の写真を撮ってアップロードする。えっ!?勝手に撮って公開していいの?かなり違和感。犯人扱いされた山縣が真犯人を探す展開かと思っていたが、山縣は逃走する。何で逃げなきゃいけないのよ。ちゃんと警察に話せば犯人じゃない事が伝えられたんじゃないかな。あら、娘かなり若いなと思ってたら、過去の話だったのね。何より驚いたのは芦田愛菜演じるサクラ、山縣と全く関係ないのに山縣を探すなんて、もしかしたら事件の関係者なのかなと想像してたら、まさかの関係だった。それにしても山縣は何でパンツイッチョウになって、落ちちゃったのよ。危ないの分かりきってんじゃん。笑えなかったけど最初から最後までドキドキハラハラで楽しめました。
何も情報を見ずに観て欲しい
感想を言うと全部ネタバレになってしまいそうで、感想がすごく難しい作品だった笑 SNSが当たり前の時代だからこそ、SNSを使ってる人は誰でもこうゆう立場になることもあるのかもと思うとすごく怖い。映画を観る前に炎上体験というのをやったから余計に怖くなったし、良い掴みすぎて期待しかなかった!!
是非、なるべく情報何も見ずに観て欲しい。私は原作を読んでからまた見に行きたい!
自分の棚卸しをする恐怖
ネット社会での無責任な発言の怖さをを語る話なんだろうなぁと思っていましたが、想定外に評価が高いので鑑賞しました。
なるほど。
ネット社会での恐怖は想定どおりですが、構成に一捻りある点は意外で楽しめました。
凝りまくった伏線も劇場を後にしてからようやく気付きました(笑)
ネット社会の匿名性についてはさんざ喧伝されていますが、私達はいつしか対面での発言についても責任を感じなくなっているのではないがという恐怖を改めて感じました。
昔から前言を恥ずかしげもなく覆す人はいましたが、現在はそれが多数派になってしまったのではないかという…
匿名で行っている行為がリアルを侵食しているとすれば恐ろしいことです。
自認している自己像とネット上での評価の乖離。
トラウマになりそうです。
コメディかと思ったが…
予告編からコメディ映画とばかり思っていたんですが、どちらかと言うとストーリーはしっかりサスペンス映画でした。
だけど、演出はコメディの演出をしていて、何かアンバランスで、どう観たら良いか分からない作品。
登場人物が、いちいち「そういう行動は取らんやろ…」と思う事ばかりなので、ストーリーの為に、キャラクターが動かされているよう。
また、作中、場所の距離感が全く分からないので、サスペンス的緊迫感もコメディ的徒労感も出せていない。
SNS風画面表現も、昨今では見慣れたありきたりなモノで、緊迫感を無くし、煩く感じる。
ラストのどんでん返しは驚かされたが、冷静さが戻ると何だかなぁと、思わされたり。
残念ながら、説教臭さが前面に出て来る結果となってる気がする。
#俺ではない炎上
#映画三昧
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