「自分の棚卸しをする恐怖」俺ではない炎上 さとうきびさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の棚卸しをする恐怖
ネット社会での無責任な発言の怖さをを語る話なんだろうなぁと思っていましたが、想定外に評価が高いので鑑賞しました。
なるほど。
ネット社会での恐怖は想定どおりですが、構成に一捻りある点は意外で楽しめました。
凝りまくった伏線も劇場を後にしてからようやく気付きました(笑)
ネット社会の匿名性についてはさんざ喧伝されていますが、私達はいつしか対面での発言についても責任を感じなくなっているのではないがという恐怖を改めて感じました。
昔から前言を恥ずかしげもなく覆す人はいましたが、現在はそれが多数派になってしまったのではないかという…
匿名で行っている行為がリアルを侵食しているとすれば恐ろしいことです。
自認している自己像とネット上での評価の乖離。
トラウマになりそうです。
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