「自分は悪くない」俺ではない炎上 sazanamiさんの映画レビュー(感想・評価)
自分は悪くない
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常に気配りして人に接しないと陰で批判され〇〇ハラと言われ、恨みを買い、運が悪いとこの映画の主人公のように理不尽な疑いを掛けられ逃走する羽目になる。
世知辛い世の中になりました。
見る前の印象としてはドタバタのコメディ要素が強いのかなと思いましたが違いましたね。
ネット社会が拡がり暇があるとスマホやPCを触るのが一般的になった。
「SNSで見たのをリポストしただけ」
「面白そうだから煽っただけ」
「みんなが誹謗中傷してるから自分もしただけ」
SNSには誰でも参加できる。
そしてその責任の所在を追求するのは困難だ。
「自分は悪くない」
それがこの映画のすべてなんでしょうね。
ツッコミ所は色々あるが社会風刺を混ぜてのサスペンスは面白かったと思う。
ただ最近映画やドラマでネット社会の恐さを扱ったもの増えてきているのでストーリー自体に新鮮味を感じなかったのも確か。
また犯人の動機が弱いためスッキリ終わった気がしない。
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