か「」く「」し「」ご「」と「のレビュー・感想・評価
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か「」く「」し「」ご「」と「とちゃんみなさん
「かくさない」自分で在りたいと思う
朝の上映で観てきました
入りは自分を含めて10人ほどだろうか
10-20代が多いかもと思っていたけど
年齢層が幅広くて意外でした
*
出口さんと奥平さんの2人をメインに
話が進んでいくんだろうと思いきや
5人みんなにスポットライトが当たり
それぞれがもつ悩みが語られていきます
*
相手の気持ちが見えたら…見たいだろうか…?
見えたら怖くて人と関われない
見えない今でも怖いのに
もし見えてしまったら
自分のことをよく思ってもらえるように
本当の自分や気持ちを隠してしまう
つまり「自分を演じる」につながるのだ
*
本当の自分の気持ちを伝えるために
言葉と文字がある 行動でも示すことができる
見えないからこそ本音を伝えられるのではないか
人は皆んなどこか演じている所がある
「人からこう思われたい」
「自分はこうで在りたい」と
本当の自分と演じている自分の差に
人は苦しんでいるのだ
能力があってもなくてもそれは同じことだ
タイトルがイラッとする
2025年映画館鑑賞56作品目
6月8日(日)イオンシネマ新利府
ハッピーナイト1300円
脚本は『君の膵臓をたべたい』『青くて痛くて脆い』の住野よる
監督と脚本は『カランコエの花』『少女は卒業しない』の中川駿
原作既読
京とミッキーとパラとヅカとエルの仲良し高校生5人組それぞれの視点で構成されている
5人とも色々な形で人の心の中身を読み取ることができる
原作にかなり忠実
中川監督が熟読したことは間違いない
そのうえでヅカのパートはバッサリと短めにカットしている
そもそも原作がとっ散らかっていて見苦しい
10代風の文章を意識したのか有頂天で気恥ずかしい
それでいて「嘯く」とか「吝か」などといういまどきの普通のハイティーンが使いそうもない言葉が表記されている
⁉︎とかシーソーとか数字とか♠︎とか矢印とか見える能力なんているか?
だからなんなんだって話
仕方がない
監督は悪くない
だって原作がそうなんだから
住野よるも悪くない
これを世に出した新潮社が全て悪い
原作のような入浴シーンはない
風呂上がりだ
まっ2時間サスペンスで山村紅葉が温泉に浸かるシーンがあったらしいが全く話題にならなかったらしいしこれはこれで良い
学校の先生にヒコロヒー
人件費はあまりかかってなさそう
原作レイプという汚いネットスラングがある
お里が知れる
傑作を安易に改変するから抗議がくる
しかしこの原作は凡作
それを映画化しようという計画を持ち上げる時点で駄目
あと出口をポストなんとかと称するのやめてちょうだい
こたつ記事ライターのようなアホな発想
嫌いだ
配役
人の心が視える高校生の大塚京に奥平大兼
ヒーローになりたいクラスメイトのミッキーこと三木直子に出口夏希
京の親友でミッキーの幼馴染のヅカこと高崎博文に佐野晶哉
マイペースなクラスメイトのパラこと墨田文に菊池日菜子
内気なクラスメイトのエルこと宮里望愛に早瀬憩
担任教師の朝倉にヒコロヒー
クラスメイトの高橋卯月に成海花音
クラスメイトの石川咲希望に山本奈津美
クラスメイトの小泉ゆりかに下田彩夏
クラスメイトの高丘七星に加川星空
クラスメイトの若月玲香に松下伶花
クラスメイトの尾野小百合に肥川小町
クラスメイトの秋野楓に秋山楓果
クラスメイトの伊藤しほに思方
クラスメイトの大宮瑠衣に川口瑠々奈
クラスメイトの甲本正平に馬場ヒロト
クラスメイトの江口良太郎に岡島遼太郎
クラスメイトの松野幸也に松田卓也
クラスメイトの北村晴人に木場遥人
クラスメイトの神原風都に菅野郁弥
クラスメイトの佐々木陽に赤木耀
クラスメイトの大村光弘に中村響
告白するクラスメイトの和田登に藤本洸大
舞台袖のクラスメイトの関啄麻に朝日琢磨
クラス委員の渡辺愛心に菊池愛
クラス委員に山田健人
クラスメイトに川道さら
クラスメイトに林卓
クラスメイトに櫻井心
クラスメイトに安光隆太郎
クラスメイトに岩瀬樹音
クラスメイトに松条華
CDショップの店員に秋谷百音
教師にイワゴウサトシ
補習の先生に中村無何有
相手の気持ちに反比例する自分の本心
意味わからん
ポスト芽郁ちゃん見つけました‼️
青春とは、いわば異世界転生異能モノであったかと
観終わった後に、現実を忘れて心が洗われた清々しさがあり、とても楽しめました。
爽やかな清涼剤のような青春世界を見せてくれる、素敵な作品だと思いました。
前情報は予告編だけで、原作も作家も知らずに、気まぐれで映画館で観ました。
誰しも思春期に「自分って、恋愛って、どうすれば良いんだろう」と不安や葛藤に突き当たります。自己肯定感が低いのは、知能に経験が追い付いていない未熟さです。そして未熟だからこその純粋な心によって織りなされる、人間模様や内面世界が青春だと考えています。
逆に「わからない」「いやちがう」と思う人がいても当然です。
例えば劇中では家庭環境などは描かれませんし、生々しい人間や複雑な現実社会の問題解決がある訳ではありません。より複雑で深刻な悩みを抱えている現実の若者へのメッセージを期待される方には合わないと思われます。
しかし私はこの作品のお陰で、恥ずかしながら至極当たり前の事に気が付けました。例えば若者の悩みに対して、大人が「こうすればええやん」と解決しても、そんなのはむしろクソ喰らえで、全然青春映画じゃないのだと。
彼ら自身が、彼らの視点から、精一杯の答えを出していく、そしてその過程、その瞬間瞬間こそ、最も尊い青春なのだと思います。自分の人生という、わからない事だらけの異世界の旅に放り出されながらも、自分の能力と気持ちを使って、手探りで世界を獲得していく姿が胸の透くような存在に映るのかなあ、なんて、そんな事を考えた貴重な作品でした。
心の機微//作劇についての持論
“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”ことを漫画的に描くので
最初はファンタジー系ラブコメなのか?と思ったけれど意外に
ちゃんと心の機微を描いた作品だった。
”人の気持ちが見えてしまう”と言っても、テレパシーのように
頭の中に思い浮かべた内容まで分かるわけではない。
この人は顔は平静を装っていてもものすごく動揺しているとか、
顔は笑っているのに心からの笑顔ではないとか、この人は平然と
噓をついているとか、映画じゃなくても直感で分かってしまう
ことは誰しも経験があるだろう。
映画では誇張して描いているだけで人の感情を察知する能力が
人並外れて高い人なのだと解釈すればそれほどファンタジー色が
濃いとは感じない。
普通の高校生の普段通りの学生生活が描かれる。(自分にとっては
遥か昔のことだけど今どきの高校生活を疑似体験する気分で鑑賞)
普通の生活の中で感じる機微。普段の会話の中に込めた思いや、
逆に言葉にできない思い。映画の題は特殊能力を隠し持つという
以外に本心や本音をなかなか打ち明けられないという意味もある。
高校生が5人いて鍵括弧が5つ。「」の中は空だ。それぞれが言葉に
出せない思いがあるというのを象徴した印象的な題。そしてよく
見ると5つ目の鍵括弧は閉じられていない。もちろんこれには意味が
ある。どんな意味かは観てのお楽しみ。
主要な5人に絞って物語が展開していて良い。それぞれの視点から
人を評価したり、あるいは自分が人からどう思われているかを気に
したり。多感な高校生の心の中を巧く描いていると思った。ただ、
小説の映画化だからなのか本人の独白が若干多いと感じた。
でも許容範囲。
5人の高校生の話だが出演者の名前で一番目が奥平大兼(大塚京)
だから一応彼が主人公か。陰キャだな。 ”草食系男子”という言葉は
今でも使われているのかどうか知らないけれど、この手の男子を
主役にした映画が増えているように感じる。時代を反映しているの
だろうか。彼のような人物の方がより共感を得られやすいとか?
自分自身内気な性格で特に女子に対して奥手だったから彼の気持ちは
良く分かる。でももっと活発な男子を描いた話の方が観たいと思う。
演者はそれぞれ良かったと思う。役者の序列で2番手になった出口夏希
(ミッキーこと三木直子)はまだ主演映画というのは無いようだが、
いつ主役を張ってもおかしくない存在感と演技力があった。陰キャを
演じた奥平大兼よりも強く印象に残った。
全体としての印象は良かった中で一部カメラワークに不満があった。
大事な局面であえて手持ちカメラで微妙に画面を揺らす撮り方。
不安定な気持ちを描きたかったのかもしれないが、それは演者に任せて
演技だけで伝わるようにしてほしかった。他に「なぜそこだけ本人
目線?」と違和感を感じる場面があった。
終盤の盛り上がりはありがちな展開ではあったけれど、それまでの
もやもやが一応解消する内容で良かった。
普通の高校生活が題材だけに物語の起伏があまりなくちょっと冗長に
感じた。この中身ならもう少しテンポよく進めて上映時間を詰めた方が
印象が良くなった気がする。
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別の映画のレビューでも触れたが作劇に関する持論を書いておきたい。
・どのようなジャンルであれ、登場人物が大病を患ったり理不尽に
殺されたり交通事故で死んだりしない物語には好感が持てる
・大病・殺人・交通事故は簡単に物語を動かせる三種の神器
・最近の”感動させたい”系邦画は大概このいずれかに頼っている。
たくさん観た中の数本だけならまだしも多すぎて辟易する。
・今年1月~5月に観た映画だけでも(感動させたい系かどうかの
分類は独断)11本中 9本が該当。その内交通事故が発生するのは
6本である。(店を破壊する物損事故を含む)すごい確率だ。同じ
映画の中で殺人と事故の両方、事故と病死の両方、というのもある。
・まず交通事故当事者の運転手は登場しない。 作者にとっては
誰かを物語から強制退場させること(あるいは店を破壊すること)
だけが目的だから運転手の人格とか事故を起こした経緯とかは
どうでも良いことなのだ。
・殺人事件にしても"なぜ?"は有耶無耶にされる
・必然性なし 悪い偶然が重なったわけでもない ただ突然に
それは起こる
・人が喜怒哀楽を感じる時というのは何も人が死んだとか大きな
出来事が起こった場合に限らない。平凡な日常を送っていても
それは感じられるものだ。
・人間観察ができている人は何気ない出来事を通してでもそこに
ドラマチックな要素を見つけ作品に反映させることができるだろう
・人と人との関係がドラマを生むと考えたい。外的要因で物語が
強制的に動かされても感銘を受けにくい
・その点で今作は日常で感じる心の機微が巧みに描かれていて
好感が持てた次第だ
突っ込んでもいいの!?
とても良かった! 設定的に心象全振り映画だけど、君等人生何周目やね...
登場人物の自己肯定感の低↓さ↓が気になるが よくできた青♠️春❤️群♦️像♣️劇
清鈴(せいりん)高校という名の高校に通う 仲良し5人組 ミッキー(演: 出口夏希)、京(演: 奥平大兼)、パラ(演: 菊池日菜子)、ヅカ(演: 佐野晶哉)、エル(演: 早瀬憩)の青春群像劇で、物語はミッキーと京の恋愛模様を軸として進みます。この5人にはそれぞれ特殊能力があるのですが、まあ感受性の強い一般の高校生なら多少なりとも持ってそうな能力ではあります。割と鈍感なほうの私でも高校生時代にはクラスメイトの誰が誰に恋心を抱いているかぐらいは勘づいていましたから(それが社会人になるとからっきし駄目になって身近な同僚同士が社内結婚してびっくり、てなことになります)。今思えば、それだけ高校生時代は人のことをよく観察していて人付き合いも丁寧だったんでしょうね(でも、クラスメイトがシャンプーをかえても間違いなく気付けなかったとは思います)。
この物語のいいところは、登場人物それぞれが互いに相手を思いやる気持ちがあって、大事なところで利他的な行動をとることです。けっこう、皆、いいヤツなんですよね。気になったのは、登場人物が自我がうまく確立できていないというか、自己肯定感が低いということです。で、自己肯定感が低いとこの年頃では虚勢を張るという方向に進むと思うのですが、ヅカとパラはそのことに自覚的でこの年齢にふさわしいだけの精神年齢に達していると感じました。ミッキーはと言うと、虚勢を張ってることに無自覚でただただ幼く見えてしまったのですが、まあ人に親切で元気な小学生みたいでそれが魅力なのでしょうか。京は虚勢も張らず、自己肯定感が低いことを隠しもしません。繊細で優しくてとてもいいヤツなんですけど、ただのウジウジしてる優柔不断なヤツにも見えます。エルは不登校を乗り越えたせいかどうかはわかりませんけど、5人のなかではいちばん自我が確立していて大人になっている感じがしました。ちなみに、自分が清鈴高校の男子高校生なら、いちばんお近付きになりたいのはエルです。
ということで、幼いふたりの恋愛模様を見守る 多少は大人になってる周囲の3人とも感じたのですが、どうなんでしょうかね。私の目からは物語の中心にいる二人のキャラがそれほど魅力的だとは感じませんでした。奥平大兼と出口夏希がやってるから、恋愛モノとして成立しているような感じ。一昔前の青春モノだったら、この5人なら、ヅカとパラを中心に展開してゆくのでは、とも感じました。あと、青春モノの大きなテーマのひとつに主人公の成長というのがあると思うのですが、ここではなんか二人の成長度合いが小さかったような気もします。これからの恋愛を通して二人はもっともっと成長してゆくのだ、ということなのでしょうか。
何はともあれ、ちょっと令和っぽさを感じる青春映画、楽しませていただきました。
キミスイの住野先生原作で鑑賞
原作の不満点解消、ほぼ満点
原作を読んで、
魅力的なキャラはパラとミッキーだけ、
ストーリーは後半失速、
そして隠し事の各仕事である「能力」は
著者がウケをねらったギミックでしかない
と思ったが、
中川駿監督の料理のしかたと、俳優陣の演技は
どんなもんかと観に行った。
そしたらーー
内容的に不満のあった4・5章は、
4章カット、
5章も大幅に設定変更。
それ以外にも、細かく中川脚本の手が入り。
京くんと宮里さんのキャラには、みごとに命が宿り、
ミッキーは想像通り、パラは増強さえしてた。
(ヅカは、ちょっと違う、と思ったけど)
そして「能力」は、ほんのスパイス程度。
でも効果的に使われてた。
つまり、ワタクシが不満をもったところは、
ほぼ全部、改善されていたのであります。
そしたらほんと、素晴らしい映画になった(手前味噌だなw)。
観てよかった!
中川監督、グッジョブ!
(ただし、最初の古文の問題、見間違いでなければ後ろが形容動詞だったから、答えは「いみじ」じゃなくて「いと」だと思うぞ)
綺麗に恋をしようとし過ぎ。疲れないか?
全104件中、21~40件目を表示
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