「原作の不満点解消、ほぼ満点」か「」く「」し「」ご「」と「 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)
原作の不満点解消、ほぼ満点
原作を読んで、
魅力的なキャラはパラとミッキーだけ、
ストーリーは後半失速、
そして隠し事の各仕事である「能力」は
著者がウケをねらったギミックでしかない
と思ったが、
中川駿監督の料理のしかたと、俳優陣の演技は
どんなもんかと観に行った。
そしたらーー
内容的に不満のあった4・5章は、
4章カット、
5章も大幅に設定変更。
それ以外にも、細かく中川脚本の手が入り。
京くんと宮里さんのキャラには、みごとに命が宿り、
ミッキーは想像通り、パラは増強さえしてた。
(ヅカは、ちょっと違う、と思ったけど)
そして「能力」は、ほんのスパイス程度。
でも効果的に使われてた。
つまり、ワタクシが不満をもったところは、
ほぼ全部、改善されていたのであります。
そしたらほんと、素晴らしい映画になった(手前味噌だなw)。
観てよかった!
中川監督、グッジョブ!
(ただし、最初の古文の問題、見間違いでなければ後ろが形容動詞だったから、答えは「いみじ」じゃなくて「いと」だと思うぞ)
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