TOKYOタクシーのレビュー・感想・評価
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やはりお金
を貰わないと感動出来ないと改めて思った。なんかペラペラして、切羽詰まった感のないキムタクが真摯に接客をしたお礼だったのだろうから。
倍賞さんが車中でどんどん華やいでいく感じが凄かった。
パリタクシーではちょん切ったっけ? 天ぷら油は何か考えてたのか、どうだったのか。
※リメイク元の作品は見ていません
正直、思ったのと違いました。
でも見てて楽しかったです。
まさか戦争の話から物語が進むとは思いませんでした(汗)
ちょっと辛い展開で暗くなりそうな昔話でしたが、流石倍賞千恵子さん、爽やかに見せてくれました。聞いてる木村拓哉さんの演技、私の心情を表現してくれてる様に勝手に感じながら見てましたw
すみれさんは何気にお金持ちで、嫁さんの実家を買い取って、浩二の家族と親戚付き合いの様に明るく楽し余生を過ごすんじゃあないの?そんなハッピーエンドを予想しながら見てました。
でもスクリーンに流れてくる物語は予想とは違ってました。
終盤、浩二が会いに行ったら亡くなっていたなんて⋯
置き手紙と小切手、切な過ぎです!
浩二の家族は救われましたが、どーせならすみれさんにも幸せな余生を送って欲しかったです。
それでも、浩二との時間が幸せな濃密な想い出として刻まれたんでしょう。
登場人物の死で物語を彩る(?)なんて、物語として一番ズルい!
でも、良い作品でした!ありがとう御座います、
最後の最後に感情移入し過ぎました
ちょっとしたメルヘンです。
そして、運転手の後悔がわかり過ぎて
泣いてしまいました。
なんにせよ、倍賞さん、実に素敵でした。
もちろん、木村さんの静の芝居も
本当に素晴らしかったと思います。
わたし、悪食だと言われるんですが、
本作は良品だと思います。
寅さんじゃないけど柴又から
初日鑑賞‼️
木村拓哉さんの映画で初日鑑賞は初です✌️。
原作「パリタクシー」は未視聴です。
ただ単に木村拓哉さんだから惹かれた部分は確かにあるし、原作のが良い等のレビューもあるみたいですが個人的には良かったと思います♪。
山田洋次さんで倍賞千恵子さんだから柴又から乗るってのも監督の事知ってるならまぁいいんじゃない☝️。
色んなところを回りながら過去の回想をしていくんだけどよくあるような話なような気はするが、熱湯の話は少し熱さを感じながらも笑えた💧。
最後なんとなく読めたけど、間が短すぎるから「えっ❗️」って感覚はおきました。
感動までは私はなかったから普通レベルでは良かったかな(偉そうですみません)。
キャストについて
奥さん役優香さん久しぶりにお見かけしました、今も可愛らしさ健在で苦労してるお母さん役もちゃんとピッタリ見えてました。
声だけ出演サプライズはこここそ笑えたし、連続で出るんだも顔もニヤけるよね(笑)。
蒼井優さんも「ミーツザワールド」から続けて感ありました、「ミーツザ」は妖艶な作家さんだったけど、こちらはDVに耐える母を見事に演じてました👏。
小林稔侍さんクレジットあったけどわからなかったな💧。
笹野高史さんは山田洋次監督常連なのかなやっぱり。
ストーリーは見え見え
途中で、最後は見えてしまったが
エンディングミュージック効果もあり、暖かい気持ちに包まれて、映画を出て行くことができた。
また、柴又から始まる演出がにくい
80代の母にはかなり刺さったみたい
予告編で予想がつく通りのあらすじで、意外性も何もない。
ただ、倍賞千恵子さん可愛いしキムタクはかっこいい。
そして東京の風景は美しくて、一緒に行った母(80代)は感動したようです。
いい親孝行になりました。
木村さんの“普通のお父さん““普通のタクシードライバー“も新鮮です。
人情味が色濃く、庶民的。
山田洋次監督らしい安心できる映画でした。
まず小さめのスクリーンの客席に目を配ると、
60代70代のおばあさまでほぼ埋まっていました。
中々の熱気です。
木村さんののファンってそんな年齢層が高いんですか?!
って、ちょっと驚きました。
「パリタクシー」を踏襲しつつも、衝撃性をややマイルド風味です。
葛飾区柴又までお客を迎えに行く個人タクシー運転手の
宇佐美浩二(木村拓哉]が、
葉山の老人ホームまでお客さんを送る間に、
お客である85歳のすみれさんの身の上話しに耳を傾ける
・・・そんな長い1日の物語です。
1955年頃。
20歳のすみれ(若い日は蒼井優です)は在日朝鮮人の恋人と知り合い
愛し合うようになりました。
ところが彼は朝鮮戦争当時の北朝鮮の「帰還事業」で
帰国してしまったのです。
彼がすみれに残したものとは、
「3500グラムで50センチのもの」
つまりBabyですね。
息子のシゲルを母親と育てていましたが、
喫茶店に来る客の小川(迫田孝也)と、やがて再婚。
これがすみれさんの苦難のはじまりでした。
小川は連れ子のシゲルを邪魔にしたり、すみれに暴力を振るう男でした。
ある日、シゲルへの暴力を母親から聞き、すみれはある決断をします。
小川に対する、ある傷害事件です。
この事件は「パリタクシー」と似てて、かなりショッキングです。
更に不幸は続き、すみれの服役中に息子のシゲルがバイク事故で
死んでしまうのです。
すみれの若い日の再現フィルム、
そして宇佐美の家庭(妻と高校受験生の娘)の描写が入ります。
宇佐美と妻(優香)が現在頭を悩ませているのは、
借家の更新料、車検、そして娘の私立音楽高校の入学金と学費、
(どこの家庭でもホントお金が足りませんね)
すみれが立ち寄りたいという住んでいた団地のあたりや
隅田川に架かる橋、東京駅、浅草、渋谷の交差点など
私でも知ってる名所。
そして横浜へ向かうレインボーブリッジはもう日が暮れていました。
横浜港や景色が本当に綺麗です。
すみれの頼みで腕を組んだり、(そこはキムタク相手ですから)
すみれさんも嬉しそうなのは、当たり前ですね。
ちょっと“シンデレラボーイ“的なラストも元ネタ通り。
すみれさんの最後のおねだりを叶えてあげなかった事を悔やむ
宇佐美の優しさが、とても日本的でじんわりと涙が出ていました。
山田洋次監督らしい、とても暖かい素敵な映画でした。
静かで温かい余韻
タクシーの運転手とお客様(小綺麗な高齢女性)の物語という事で、なんとなく頭の中でこんなストーリーかな、と想像して見に行きましたが、木村さんと倍賞さん、お2人の好演に時間を忘れてひきこまれました。
一緒にドライブしている気分でした。
2人の間の空気感や間がとてもよかったです。
衝撃的な過去話はとても意外でしたが、なんとなく展開が予想出来てしまったのでこの点数にしました。
送り届けた時のシーンが切なく胸に残っています。
でも、最後のドライブがこうじさんで本当によかったですね。
山田洋次監督の人情味溢れた映画の世界観
名作パリタクシーの日本版リメイク
訳ありのお婆さん(乗客)を演じる倍賞千恵子さんと家計が苦境にたたされている個人タクシー運転手さんを演じる木村拓哉さんの熱演…本当に最高でした
素晴らしい映画でした
映画「男はつらいよ」をリアルタイムで観てきた昭和生まれの自分としては、山田洋次監督の人情味が溢れた映画が、名作パリタクシーの日本版のリメイク「TOKYOタクシー」として観れた事は本当に良かったと思います
※お涙ちょーだい系…映画🎬です
木漏れ日の差す部屋でのサプライズ。
終活のため老人ホーム行きを決めたマダム高野スミレと、スミレを老人ホームまで送るタクシードライバー宇佐美浩二の話。
目的地の神奈川県葉山の老人ホームまで送迎することになる宇佐美だが、思い出の地の東京をゆっくり見たいと言われ、思い出の場所に立ち寄りながら、スミレの過去の恋愛、結婚、息子のエピソードを絡め2人のドライブが始まる。
オリジナルの「パリタクシー」から数年、山田監督リメイク作品、とりあえず凄いなと思うのはオリジナルのパリタクシーはミニシアター作品で劇場鑑賞されてる方は私達の様な一部の人間、山田洋次が監督になり木村拓哉さんと倍賞千恵子さんが出演となればシネコン作品!
本作を観て肌で感じるのは山田洋次監督と倍賞千恵子さんの人気ぶりですかね、ちなみに私は木村拓哉さん見たさで観に行ったんですけどね。
ストーリーは日本版用に手を加えられオチも分かっていたけれど泣けた。洋次が監督になれば令和現代から昭和劇の世界観になっちゃうんですね!話し方も!スミレと宇佐美の徐々に縮まってく距離感がいい!
『大阪タクシー』が観たい
明石家さんまが、そのまま予約を受けて
天神さんで、お客さんを乗せる
そやなぁ
関西弁ができる、倍賞千恵子に匹敵する
品のある女優さん・・・
もう亡くなってしまったけど
星由里子さん
そんな感じの物語も観たいと思いました
決して木村拓哉の演技が気に食わない
わけではなくて
倍賞千恵子も、ぴったりでしたが
ただただ、私が、ものすごく
濃いい関西人なので
さんまさんがタクシードライバーを演じる
物語を観たいと思っただけです
それにしても、迫田孝也は
クズを演じたら天下一品ですね
これからもクズ専門役者で君臨してほしい
そして、「何を演じても、キムタク」ではなく
木村拓哉さんは、ちゃんとタクシーの
運転手でした
すみれさんの過去が壮絶であることは
物語上、必然ですが
イチからネイルを学んで、会社を
立ち上げるような人が
初恋は、ともかく、あんなクズには
引っかかりません
息子を抱えて、頑張り倒す!けれど。。。
みたいな話にしてほしかった
私はオカンなので、亡くなった息子が
ひたすら不憫で、やりきれません
木村拓哉さんも倍賞千恵子さんも
とても良かったのに
遺産全部あげるとか、「わらしべ長者」的な
むかし話のようで、リアルに感動できませんでした
私にとっては、観た後の、爽快感や、
感動が薄くて
でも主役のお二人がとっても良かったので
星3つにしました
この世への置き土産としては過大に思うものの、それをさせてくれたことへの感謝も込められているのかもしれません
2025.11.21 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(103分、G)
リメイク元はフランス映画『Une belle cource』
ある老女を施設まで送り届けるタクシー運転手を描いたヒューマンドラマ
監督は山田洋次
脚本は山田洋次&朝原雄三
物語は、個人タクシーを営んでいる宇佐美浩二(木村拓哉)の日常が描かれて始まる
彼には妻・薫(優香)との間に中学生になる娘・奈菜(中嶋瑠菜)がいて、娘の音大付属高校に行かせるための資金繰りに困っていた
個人経営のため、タクシーの車検にもお金がかかり、家賃の支払いにも苦慮していた
妻はスーパーに働きに出ているものの、それだけではやりくりできず、私立に入るための入学金の工面に頭を悩ませていたのである
そんな彼の元に、同僚(声:明石家さんま)から、あるお客を送り届けてほしいという依頼が入った
その客は、自宅から施設に移ることになった老女・高野すみれ(倍賞千恵子)で、彼女は施設に向かうまでの間は下道で色んなところを回りたいという
宇佐美はその要望に応え、彼女の思い出が詰まっている場所を訪れながら、彼女の過去話に耳を傾けることになったのである
映画は、フランス映画のリメイク作品で、ネタ元を知った上での鑑賞
オチまで全部知っていたので、どこまで再現するのかな、と思っていた
日本の戦後を背景にして、東京の景色を眺めながら価値観の変遷を見ていくような作品になっていて、リメイク元とほとんど同じだけど印象が違ってくる
おそらく、どの国でリメイクしても、背景が違うので違った物語に見えるかもしれない
ネタバレはしない方が良いものの、予告編で「そのシーン見せちゃダメでしょ」というところまで見せているので、踏んでしまった人はご愁傷様という感じになっている
サプライズ出演(声)もあるし、要所要所で変わった配役があるものの、それは大した話題ではないのかもしれない
結局のところ、すみれの激動の人生にどれだけ共感できるのか、というところが命題になっていて、そこに寄り添えない人は合わないかもしれない
物語は、宇佐美にとってのサプライズで終わるのだが、この流れをこの家族で行うと、色々と後が大変だなあと思った
わずかな足しレベルだと経済観念に影響を与えないと思うが、あそこまでの額だと勤労意欲とか、経済的な倫理観が崩壊してしまいそうに思う
自らの努力でお金を稼いできた人は、その都度お金の魔力の洗礼を受けることになるが、このような感じでの大金の獲得は身を滅ぼすきっかけになることが多い
それゆえに、この家族は大丈夫かなあと思ってしまった
いずれにせよ、キャスト&監督映画であることは間違いなく、キムタクの運転で東京周回旅行をしたい人にはOKの作品であると思う
タクシーという奇妙な空間が織りなす、その場限りの人間関係というものは面白いもので、誰にも語れなかった物語を紡げる良い機会のようにも思える
コロナ禍以降だと、運転席との間に仕切りが設けられていたりと、映画のようには行かないと思うが、そう言うところは抜きにして、自分だったら彼に何を語るのだろうか、ということに思いを馳せても良いのかもしれません
人生を動かす出会いと別れの物語。
★4.2
試写会にて観賞。
原作(パリタクシー)鑑賞済。
舞台がパリから東京に変わるとどうなるのかと思っていたけれど、とても良い作品でした。
主演のお二人は共に原作のイメージとは違う印象だったけれど、東京を舞台にした今作にはとても合っていて素敵でした。
舞台が変わっているので原作とは異なる箇所が多いのですが、個人的に良かったのが、倍賞千恵子さん演じるすみれの職業がネイリストになっていたこと。序盤からすみれさんの手元の美しさにはっとさせられていたので、ディナーでの会話で明かされた時にそうきたか〜!と嬉しくなりました。
原作に寄せると、フェミニズムや女性権利獲得の歴史、ミソジニーについてという点がもっと強めに描かれるのかと思っていたのですが、すみれさんの職業がネイリストになった事で、それらが良い意味で緩和された印象を受けました。
原作がそれらに重点を置いているのは理解していますが、舞台が日本となると、刑期を終えてから活動家として生きたすみれというのはやはりちょっと違うかなと。今作で描かれたように、アメリカに単身で渡り、自分の努力でもって知識と技術を得てネイリストとして自立した彼女の人生の方が、より身近に感じられ、個人的には良い変更点だなと感じました。
また、ネイルだけでなく、すみれのファッションと佇まい自体がとても素敵でした。あんなに鮮やかで素敵なパープルのコートを着こなせるマダム、憧れちゃいます。
サングラスからメガネにチェンジした姿も、コートを脱ぐと少し落ち着いた印象に変わる着こなしも、首元のネックレスとイヤリング(ピアス?)も、とっても素敵でした。
私も歳を重ねたら、あんな素敵なマダムになれるように頑張りたいなぁなんて。
木村拓哉さん演じる宇佐美が、すみれとの出会いを通して自分を省みる事ができた点は原作と同じなのたけれど、彼の家族とのあり方は原作よりも多く描かれていて、自分が変わる事ができれば人生も良い方向に変えることが可能なのだと分かりやすくメッセージとして伝わって、こちらも良い変更点だなと感じました。
全てを終えた帰り道のタクシーで、運転中にすみれを思いながら静かに涙を流す宇佐美のシーンが切なくて悲しくて、泣けました。
出会う人によって、人の人生って大きく変わるものだなぁとしみじみ感じましたね。それは宇佐美が結果的に大金を手にしたという物理的な面だけではなくて、すみれとの出会いが宇佐美の心理に変化をもたらし、ここからまた新たな人生が再スタートしたというような、悲しさの中にもどこか清々しさが感じられたからではないかと思います。
どんな映画にも言える事だと思うけれど、見る人のステージによって心を動かされるポイントがかなり違う作品ではないかと思います。
人生の最期に自分の一生を振り返った時、どんなに辛い過去があったとしても、最後に素敵な人との楽しく美しい出会いを得る事ができたすみれが、とても羨ましく感じました。
タイトルなし(ネタバレ)
キムタクもいい俳優になりましたね。
パリタクシーの東京版です。
ストーリーはだいたい同じで東京の名所を巡りつつ
目的地まで送迎するお話です。
ニコニコ見られる映画だけどやっぱりさいごはホロっとしちゃいました。
パリタクシーは公開時劇場へ行きましたが今でも記憶に残っているので良かった映画です。
パリタクシーの方が好きな点
東京国際映画祭で鑑賞。
最後の会計、払わなきゃ!カネがないのに笑顔でもてなし、最後にドーン!あれが良かったのに。あのときの表情含めてパリタクシーはとにかく運転手役が絶妙だったので、比較は難しいかな。本作、主演ふたりは良かった。でも、蒼井優の存在感が凄くて頭から離れない。
全97件中、81~97件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。














