「人と関わる事を避ける現代との対比」TOKYOタクシー 映画BARシネマーナさんの映画レビュー(感想・評価)
人と関わる事を避ける現代との対比
個人評価:3.8
キムタクとTOKYOをドライブする倍賞千恵子。それだけで何とも見応えがある。
タクシーの待ち合わせ場所が柴又の帝釈天というのもにんまりポイントである。
人と関わる事を避ける現代と対比させ、タクシー運転手と乗客がお互いの人生に干渉していく。元ネタのパリタクシーは見ていないが、現代の価値観とは逆張りのいい設定だと感じる。
最近の邦画とは違い、やはり山田作品の台詞の言い回しや、演技がとても分かりやすく、一周回って新しいと感じてしまう。
御年92歳の山田監督。まだまだ現役の映画監督だ。
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