「往年の昭和松竹映画的な年末TVドラマっぽい安定感」TOKYOタクシー もりぞーさんの映画レビュー(感想・評価)
往年の昭和松竹映画的な年末TVドラマっぽい安定感
安定の山田洋次監督と倍賞千恵子の演技力、冴えない普通のおじさん風でもやっぱりどこかに俺様的なキムタクの芝居、全てが昭和的な見ていて安心する映画でした。
このデジタル8Kご時世(意図的にだろうけど)フイルム臭い色味で「昭和時代」の懐かしさを描く空気感は昨今の日本映画にはない気がして良かった(まぁ、山田洋次監督も高齢なので、本人が安心する感覚が「古い」昭和感のかもしれないし、機材が古い(アナログ)なのかもしれない(笑)。
最後の最後、キムタクと優香が葉山を訪れるところだけ現代的な風合いをしていたようにも感じたけど(偶然?)それでも、どこまでも家族団欒時代のテレビ的な色合いと暖かみのある素敵なストーリーテリングでした(良い意味です)
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